スイーツが大好き!というわけでなくても、ストレスが溜まった時、お土産にもらった時…ついつい手が伸びてしまうのが「甘いもの」。
「甘いものはニキビを作る」と聞いたことがあるかもしれませんが、確かに糖分の過剰摂取はニキビができる原因の一つです。
甘いものをやめるにはどうすれば良いのでしょうか?
ニキビを防ぐには甘いものを絶つしかない?
結論から言うと、ニキビをなくすために甘いものを絶つ必要はありません。
しかしながらお菓子の種類によってはニキビを誘発するものがあり、確かに食べるのに注意が必要なものもあります。
例えばクッキーやスポンジケーキ、マドレーヌなどの焼き菓子。
焼き菓子にはニキビの原因となる油分と糖分がたっぷり使われ、その主原料は精製された小麦粉です。
精製された小麦粉は中でも糖質が高く、ニキビを作りやすいとも言われ、ニキビ予防には過剰に摂るのを避けたいところ。
このように焼き菓子はニキビを作る原因になり得るため、避けた方が良いスイーツです。
ニキビができにくいお菓子を選ぶポイント
スイーツやお菓子が好きな人にとっては、甘いものを控える生活はストレスが溜まりますよね。
好きなものを我慢してストレスを溜めすぎると、かえってニキビができやすくなってしまうという側面も。
そのためお菓子を選ぶなら糖分が少ないスイーツや食品添加物・人工甘味料が入っていないもの、グルテンフリーと呼ばれる精製された小麦粉を使っていないお菓子を選ぶようにしましょう。
またスナック菓子もニキビができやすいお菓子の代表的なものです。
スナック菓子やファーストフードには「トランス脂肪酸」という身体に悪い油が使われ、ニキビの原因にもなります。
「安くて手軽な食べ物」にはニキビの原因がたくさん含まれていることも多いもの。
どうしてもポテトチップスが食べたい…という時は、自宅でエクストラバージンオリーブオイルやエゴマ油など、良質な油でスライスしたじゃがいもを素揚げして食べるのもおすすめです。
スナック菓子を購入するよりも手間やお金がかかるかもしれませんが、ニキビをはじめとする肌荒れを防ぎ、ダイエットにも効果的でその上美味しく、満足感を得られるでしょう。
甘味料を変えるのもおすすめの方法
前述の通り、人工甘味料や精製された砂糖(上白糖、三温糖など)は、摂りすぎるとニキビの原因に。
加えて血糖値の急上昇と急降下を引き起こし、「もっと食べたい」と脳に認識させる作用もあります。
そのため人工甘味料や砂糖の代わりに選びたいのが、アガペシロップ、てんさい糖、メープルシロップ、はちみつなどの甘味料です。
これらは砂糖に比べて血糖値の上昇が穏やかで、過剰摂取を防ぐ効果もあります。
料理やお菓子作りに使う砂糖をこれらに変えることで、ニキビを減らす効果が期待できます。
まとめ
「無意識に」「習慣的に」手が伸びてしまいやすい甘いもの。
完全に絶ち切る必要はありませんが、種類を選んで食べすぎには注意することが大切だということをお分かりいただけたでしょうか。
手軽に買えるお菓子やスイーツの代わりに、身体に良いものを使って手作りするのは特におすすめです。
お肌や身体の美容・健康面だけでなく、心も豊かになる作用がありますよ。