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重曹はニキビケアに効果的?

 Category:ニキビを治す方法, ニキビケア, 背中ニキビ Tags:, ,

重曹でニキビケアができる?

492897ホットケーキなどの材料から油汚れを落とす為に使われる清掃用品まで、様々な使用用途がある重曹ですが、実はニキビを改善するのにも効果がある事をご存知でしょうか。

ネット上では「毛穴の黒ずみがなくなった」「角栓が落ちた」「ニキビが改善できた」など、良い評判が多数挙げられています。

しかし、その反面「本当に大丈夫なの?」と疑問を抱くひともいるかと思います。

ただ肌に良いから使用するのではなく、重曹にはどのような効果があるのか、またどのような方法で使用すれば良いのかをしっかりと理解した上で、ニキビケアを行うようにしましょう。

重曹がニキビに効く理由

重曹は水に溶かすと弱アルカリ性を示し、それを使用する事で頑固な汚れや古い角質の除去に効果を発揮してくれます。

人の肌表面は普段、弱酸性で保たれている為、弱アルカリ性で洗顔などを行う事で角質層の細胞の繋がりが分解される中和反応が起こり、肌に付着した古い角質層が剥がれやすくなります。

古い角質が落ちると同時に雑菌やほこりなどの肌汚れが落ちる為、それらの影響によって発症・悪化するニキビを重曹で改善する事が可能に。

また、肌はアルカリに偏っても30~40分程度で元の弱酸性にもどる「アルカリ中和能」と呼ばれる作用がありますので、弱アルカリ性である重曹で洗顔などを行っても、肌が長期間アルカリ性に偏って肌トラブルが起こるといった事はありません。

重曹ニキビケアの方法

重曹がニキビに効果的と言われても、どのようにケアを行えばよいのか疑問を抱く人は多いかと思います。

重曹は肌専用の材料ではない為、使用する分量や使用方法そのものを誤ってしまうと逆にニキビを悪化させてしまう可能性も決して低くはありません。

では、一体どのような方法で重曹を用いたニキビケアを行えばよいのでしょうか?

1.洗顔料に混ぜて使う

重曹を用いたケアの中でも簡単かつ手軽にできるものが「洗顔」です。

普段使用している洗顔料に、小さじ一杯(約5g)程度の重曹を混ぜ、よく泡立つようにようにして下さい。

重曹は泡立ちにくい特徴がありますので、よく泡立てないと洗顔料の内部で一か所に偏ってしまい十分な効果を発揮しません。

しっかりと泡立てる事が重要となりますので、泡立てネットなどを使用すると良いでしょう。

重曹の弱アルカリ性は肌に低刺激とは言えど、毎日行ってしまうと皮膚に必要な分の角質や皮脂などを落としてしまい、バリア機能が低下してしまう恐れがありますので、2日に1回程度に抑えるようにして下さい。

また、重曹の粒子はスクラブと同様の効果がありますが、肌への摩擦が強く、ニキビを悪化させてしまう事がありますので、実施する際は顔を優しく撫でるように行うと肌への刺激も少なく、効果的です。

2.パックとして使う

重曹パックは、時間をおいて肌に付着させる事で頑固な黒ずみや角栓を解消し、ニキビを予防する効果が期待できるケア方法です。

水小さじ一杯と重曹大さじ一杯を少しずつ加えながら混ぜ、なめらかなペースト状にしたものを顔から垂れない程度で、全体または気になる部分に塗り、10分程度パックして下さい。

重曹パックを実施する前は、30~35度のぬるま湯で、一度顔をすすぐとパックが肌に付着しやすくなります。

重曹パックを実施した後は、顔に残らないようにしっかりと洗い流すようにしましょう。

重曹パックは洗顔の時とくらべ、肌への刺激が少し強いので、実施頻度は週に1~2回として下さい。

3.入浴剤として使う

重曹を入浴剤として使用する事で、普段ケアを行いにくい背中ニキビやお尻ニキビに重曹のピーリング効果が行きわたり、予防・改善する事ができます。

お湯の量にもよりますが、重曹の量は大体10~50g(大さじ2~3杯)が適量となります。

初めて行う際は、肌の強さに合うか合わないかを確かめる為に、少なめの10g程度から始め、徐々に増やしていくという方法を行うようにしましょう。

入浴時間は10~15分、頻度は週に2回程度が最適です。

重曹で行うニキビケアの注意点

重曹は、食品や温泉の成分としても使用されており、肌への安全性は高い物質です。

しかし、食品用ではなく掃除などの業務用として使用される重曹は、製造工程が異なり、肌へ害を与える化学成分が多く含まれていますので、ニキビケアとして使用する場合は絶対に避けるようにしましょう。

食品用に関しても重曹の粒子が大きく、洗顔として扱う場合は摩擦による影響が大きい為、その点には十分に注意して下さい。

洗顔料の中には、重曹が含まれており摩擦による刺激が少ないものもありますので、肌への影響がどうしても気になるという方はお勧めです。

また、アルカリ性は角質を落とす中和作用がある事から、多用しすぎると乾燥肌を招いてしまう場合がありますので、極度の乾燥肌、または外部刺激に弱い敏感肌の方は使用をさけるようにしましょう。