高橋 明日美「昨日あんなに寝たのに、ニキビができてる…?」
結論、原因は眠ったことではなく、“寝過ぎ”による体内時計と皮脂リズムの乱れです。



睡眠そのものは肌の回復に欠かせません。問題になるのは、目安9〜10時間を超える睡眠や起床時刻の大きな後ろ倒しです。
この記事では寝過ぎでニキビができる理由・睡眠時間の正解・寝過ぎた日のリカバリーケアを医学的な根拠をもとに整理します。




髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。


監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。


医師監修
乃木田 俊辰
皮膚科専門医
東京医科大学 皮膚科客員教授。のぎた皮ふ科クリニック院長。皮膚科専門医・美容皮膚科・レーザー指導専門医。olissの施術プログラムを監修。ハーバード大学留学経験あり。ニキビ・ニキビ跡治療に関する豊富な臨床経験を有する。日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会など多数学会で活動。ニキビの発生メカニズムや最新の治療アプローチまで、エビデンスに基づいた知見を発信し続けている。


医療監修 乃木田 俊辰
皮膚科専門医・東京医科大学客員教授
東京医科大学 皮膚科 客員教授。のぎた皮ふ科クリニック院長。皮膚科専門医・美容皮膚科・レーザー指導専門医。ハーバード大学留学。ニキビ・ニキビ跡治療において国内外で豊富な臨床経験を有し、日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会など多数の学会で活動。olissの施術プログラムはすべて乃木田先生の医学的監修のもとで設計されている。


監修
田中 ゆい
oliss混合肌担当
26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。


監修 田中 ゆい
oliss混合肌担当
26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。



ニキビケアは「自分の肌タイプ」を知っているかどうかで、結果がまるで変わります。
まずは1分でできる肌診断で、あなたに合ったケアの方向性を確認してみてください。


寝過ぎでニキビができるのは本当?


睡眠は肌の味方ですが、”寝過ぎ”は体内時計と皮脂のリズムを乱し、ニキビの引き金になります。
しっかり眠ると成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が進みます。
「寝るのは肌に良い」という常識は、それ自体は正しいのです(※4)。
ただし、目安9〜10時間を超える睡眠や、休日に起床を大きく後ろ倒しにする寝だめは別問題です。
体内時計がずれて皮脂や自律神経のリズムが乱れ、ニキビ(尋常性痤瘡)の出発点である毛穴詰まりを招きやすくなります(※1・※2)。
対策は睡眠を削ることではなく、起床リズムを一定にして、寝だめした日にリカバリーケアをすることです。
悪いのは眠ったことではなく、“リズムのずれ”です。だから、睡眠時間を無理に削る必要はありません。



医学的にも、睡眠中の成長ホルモンやメラトニンの分泌は「眠った長さ」より「リズム」に左右されます。
起床時刻が大きくずれると、皮脂分泌に関わるホルモンバランスも乱れやすくなるのです。
寝過ぎがニキビにつながる4つの理由
- 体内時計のズレで皮脂のリズムが乱れる
- 枕・寝具と肌が触れる時間が長くなる
- “無補水時間”が延びて乾燥と皮脂過剰を招く
- 活動量が減って血行が滞る


「寝たのに荒れる」のは偶然ではありません。寝過ぎとニキビをつなぐ代表的な経路は4つあります。
①体内時計のズレで皮脂のリズムが乱れる


起床時刻が普段より2時間以上遅れると、体内時計が後ろにずれます。
平日と休日で起床がずれた状態は「社会的時差ぼけ」と呼ばれ、体への負担が指摘されています(※2)。
皮脂の分泌は、ホルモンと自律神経のリズムに連動しています。
リズムがずれると皮脂が過剰に出やすくなり、毛穴詰まりというニキビの土台ができてしまうのです(※1)。
②枕・寝具と肌が触れる時間が長くなる


眠っている間、頬やあご、フェイスラインは枕に触れ続けています。寝る時間が延びた分だけ、摩擦と圧迫の時間も延びます。
枕カバーには皮脂や汗、雑菌がたまりやすく、長く触れるほど毛穴詰まりや炎症の刺激になります。
寝過ぎた翌朝に頬のニキビが増えやすいのは、このためです。



頬は皮脂が少なく乾燥しやすいのに、寝具の摩擦という外からの刺激をいちばん受けやすい部位です。寝過ぎた翌朝に頬が荒れていたら、枕カバーの状態もチェックしてみてください。
頬にできるニキビの原因と対策は、こちらの記事で詳しく解説しています。


③”無補水時間”が延びて乾燥と皮脂過剰を招く
眠っている間は、水分も栄養も補給できません。長く眠るほど”無補水時間”が延び、肌表面からは水分が逃げ続けます。
起床が昼近くになると、朝食も抜きがちです。
肌の材料になるたんぱく質やビタミンの補給が遅れ、乾燥を補おうと皮脂だけが増える「テカるのに乾く」状態に傾きます。
④活動量が減って血行が滞る
長く寝た日は日中の活動量が減り、血行が滞って肌に酸素と栄養が届きにくくなります。
日光を浴びる時間が減ると、夜の眠気を作るホルモン「メラトニン」のリズムも乱れます(※4)。
その夜の寝付きが悪くなり、今度は睡眠不足側に振れるという悪循環が始まるのです。



1日寝過ぎただけで肌が大きく崩れるわけではありません。乱れをためないうちに、この後紹介するリカバリーケアでリズムを戻せば大丈夫です。
たくさん寝るとニキビは治る?睡眠時間の正解
- 成人は6時間以上・「9〜10時間超」が寝過ぎのサイン
- 寝だめでは睡眠負債を返せない
- 昼寝は15〜20分まで
「では何時間寝ればいいのか」に答えます。ポイントは長さよりリズムです。
成人は6時間以上・「9〜10時間超」が寝過ぎのサイン
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが推奨されています(※2)。
必要な睡眠時間には個人差があります。
ただし連日9〜10時間を超えて眠っても日中にだるさが残るなら、長さではなく睡眠の質やリズムに原因がある可能性が高いでしょう。
たくさん寝ること自体がニキビを治すわけではありません。肌に必要なのは「足りる長さ×一定のリズム」です。
寝だめでは睡眠負債を返せない


平日の睡眠不足を休日にまとめて返す「寝だめ」では、不足の影響を解消しきれないことが指摘されています(※2)。
それどころか起床時刻が大きくずれ、体内時計の乱れという新しい負担が増えてしまいます。
休日の起床は、平日との差を2時間以内に収めるのが理想です。眠気が強いときは、起きる時刻を変えずに就寝を早めて調整しましょう。



寝過ぎること自体は病気ではありません。ただし十分眠っているのに強い眠気やだるさが毎日続く場合は、睡眠の病気が隠れていることもあるため、医療機関への相談を検討してください。
昼寝は15〜20分まで


日中の眠気には、15〜20分の短い昼寝が有効です。横にならず、椅子に座ったまま目を閉じる程度で十分です(※3)。
一方、30分を超える昼寝や夕方以降の昼寝は、夜の睡眠を浅くします。
「昼寝のしすぎで肌が荒れる」と感じるのも、結局は夜の睡眠リズムが崩れることが原因です。



私も休日に昼まで寝てしまい、夜眠れなくなる悪循環を経験したことがあります。「起きる時刻を固定する」だけでも、肌の調子はぐっと安定しやすくなりますよ。
寝過ぎた日のリカバリーケア3ステップ
- 起きたらすぐ水分補給と遅めの朝食
- 洗顔で皮脂をリセットして保湿する
- 光を浴びて体内時計を巻き戻す


寝過ぎてしまった日も、その後の過ごし方しだいで肌への影響は最小限にできます。順番どおり3ステップで立て直しましょう。
①起きたらすぐ水分補給と遅めの朝食
起床後はまず、コップ1杯の水か白湯を飲みます。長く延びた”無補水時間”をここで断ち切ることが最優先です。
昼近くの起床でも、卵や納豆、ヨーグルトと果物など、たんぱく質+ビタミンの軽い食事を摂りましょう。
肌の回復材料をできるだけ早く届けることが目的です。
②洗顔で皮脂をリセットして保湿する
寝ている間に分泌された皮脂と汗は、泡で包む洗顔で優しく落とします。ゴシゴシこするのは禁物です。
洗顔後は化粧水で水分を補い、乳液で蓋をします。
「テカっているから保湿は不要」と省略すると、かえって皮脂が増えやすくなるため注意してください。



ベタつきが気になって洗顔を増やしたくなりますが、洗いすぎは皮脂を余計に増やす逆効果のケアです。洗顔は朝晩の2回までにしておきましょう。
ニキビ肌に合った洗顔方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。


③光を浴びて体内時計を巻き戻す
起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びましょう。光は体内時計をリセットし、夜の自然な眠気を作ってくれます(※3・※5)。
軽い散歩やストレッチで血行を促し、夜はいつもの時刻に寝ます。
ここまでできれば、リズムのずれはほぼ1日で巻き戻せます。



同じ「寝過ぎた朝」でも、脂性肌・乾燥肌・混合肌では必要なリカバリーケアが変わります。間違った肌タイプのケアを続けると、かえって悪化することもあるんです。
寝過ぎを防いでニキビに強い肌を作る睡眠習慣
- 就寝・起床の時刻を毎日そろえる
- 寝る前のスマホ・カフェインを控える
- 寝具を清潔に保つ


寝過ぎを防ぐいちばんの近道は、毎日の睡眠の質を上げて「寝だめしたくなる状態」を作らないことです。
就寝・起床の時刻を毎日そろえる
最も効果的なのは、就寝・起床のずれを毎日30分程度に収めることです。リズムが整うと体内時計が安定します(※2)。
眠り始めの深い睡眠では成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを支えます(※4)。
毎日同じリズムで眠ることが、それ自体で肌のためのケアになるのです。
寝る前のスマホ・カフェインを控える
就寝前にスマホやPCの強い光を浴びると、メラトニンの分泌が抑えられて眠りが浅くなります(※4)。
寝る1時間前からは、画面を見ない時間を作りましょう。
カフェインは夕方以降は控えるのが無難です。コーヒーや緑茶は午後の早い時間までにすると、寝付きへの影響を減らせます(※3)。



睡眠の乱れはストレスを増やし、ストレスはまた皮脂の分泌を増やします。睡眠・ストレス・ニキビは、お互いに影響し合う三角関係なんです。
ストレスとニキビの関係は、こちらの記事で詳しく解説しています。


寝具を清潔に保つ
枕カバーは週2〜3回の交換が目安です。皮脂と雑菌をためないことが、眠っている間の肌への刺激を減らします。
通気性や吸湿性の良い素材を選ぶと、寝汗による蒸れも防げます。
うつ伏せ寝が癖の方は、仰向けを意識するだけでも頬への摩擦が減ります。
睡眠リズムを整えてもニキビを繰り返すなら、原因の特定から始めませんか
起床時刻をそろえてもニキビが続くなら、皮脂バランス・肌のバリア機能・腸内環境・遺伝的な体質など、睡眠以外の要因が隠れているかもしれません。
自己流のケアだけでは、どの要因が中心なのかを見極めるのが難しいのです。





ここからは、私たちolissのニキビケアについて少し紹介させてください。繰り返すニキビには、原因を特定してからケアするのが近道です。
olissは、日本初のニキビケア専門エステサロンとして全国7店舗を運営しています。
遺伝子・肌バリア機能・腸内細菌という3つの検査で原因を分析し、検査結果に合わせた施術とホームケアで肌環境を整えるサポートを行っています。
olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)を展開しています。皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。
olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。
- 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
- 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
- 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く
検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。
olissでケアを受けた方の事例
Before


After


フェイシャルスペシャルプログラム|16回
※ 効果には個人差があります。
Before


After


FSP+光フェイシャル28回
※ 効果には個人差があります。



睡眠リズムの見直しとあわせて、肌の状態を数値で把握するとケアの方向性がはっきりします。気になる方は施術内容をチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
睡眠は肌の味方です。問題は寝過ぎによる「体内時計と皮脂リズムの乱れ・枕との摩擦・無補水時間の延長・血行の低下」の4つです。
対策は睡眠を削ることではなく、起床リズムを一定にすることです。寝過ぎた日は、水分と朝食・洗顔と保湿・朝の光の3ステップでリカバリーしましょう。
睡眠リズムを整えてもニキビが繰り返す場合は、肌タイプや体質に原因が隠れているかもしれません。一人で抱え込まず、専門家に相談することも検討してみてください。
参考文献
1. 公益社団法人日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf
2. 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
3. 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004.html
4. 厚生労働省 e-ヘルスネット「眠りのメカニズム」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-002.html
5. 厚生労働省 e-ヘルスネット「体内時計」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/keywords/biological-clock.html
あなたのニキビには、あなただけの答えがある。


まずは無料カウンセリングから
olissでは、お肌の状態を3つの測定で分析し、
あなたに合ったニキビケアをご提案します。
全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)
※ 本記事はニキビケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。

















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