【専門家監修】ニキビ肌におすすめの乳液7選|選び方と肌タイプ別の使い方を専門サロンが解説

ニキビ肌に乳液は必要かを田中ゆい(olissスキンケアアドバイザー)が解説する3コマ漫画、選び方と肌タイプ別の使い方を案内するイラスト
高橋 明日美

ニキビ肌の乳液は、何を基準に選べばいいの?
結論、「にきび・肌あれを防ぐ効能が承認された医薬部外品」であることと、肌質に合った油分量。この2つで絞り込めます。

田中ゆい

「乳液をやめたら逆にニキビが増えた」という方、olissでもすごく多いです。
この記事では、条件を満たす乳液7本をタイプ別に紹介し、後半で選び方・肌タイプ別の使い方まで解説します。

その1本、あなたの肌に合っていますか?9問でわかる肌タイプ診断

髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。

監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。

監修
田中 ゆい
oliss混合肌担当

26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。

監修 田中 ゆい
oliss混合肌担当

26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。

この記事で紹介する7本は、次の3つを満たす市販の乳液から選びました。

  • 「にきびを防ぐ」または「肌あれを防ぐ」効能が承認された医薬部外品であること
  • 有効成分がメーカー公式サイトに成分名まで表示されていること
  • ドラッグストアまたはメーカー公式サイトで、2026年8月時点で継続して購入できること

選定はoliss編集部が行い、医学的な内容は上記の監修者が確認しています。
効き目の優劣を比較検証したものではなく、上の3条件を満たす乳液をタイプ別に並べたものです。

記事の後半でご紹介するosmyss マーメイドジェルは、ニキビ専門サロンolissのオリジナル商品です。
カウンセリングで聞いたお客さまの悩みをもとに、サロンでつくりました。

上の7本はすべて市販品です。メーカーとの取引関係はなく、記事内のリンクから当メディアに手数料などの収益が入ることもありません。

なお、osmyss マーメイドジェルは上の7本とは剤形が違うジェルクリームです。乳液の代わりに使うものではありません。

目次

ニキビ肌におすすめの乳液7選【早見表】

上の3条件で選んだ7本を、肌の状態別に並べています。番号は順位ではなく、タイプごとの並び順です。

皮脂が多くてベタつきが気になる方と、乾燥もあってゆらぎやすい方では、選ぶ油分量が変わります。

スクロールできます
商品名作成元区分価格成分こんな人に向く
クリアフル モイスチャーの商品画像
1.オルビス クリアフル モイスチャー
オルビス医薬
部外品
50g
1,870円
グリチルリチン酸2Kさっぱり・しっとりを選び分けたい方
アクネケア ジェル乳液の商品画像
2.ファンケル アクネケア ジェル乳液
ファンケル医薬
部外品
18g
1,650円
甘草成分誘導体乳液のベタつきが苦手な方
キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェルの商品画像
3.キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェル
花王医薬
部外品
120mL
店頭価格
アラントインテカリと肌あれが同時に出る方
薬用クリアケア乳液の商品画像
4.無印良品 薬用クリアケア乳液
良品計画医薬
部外品
200mL
1,690円
グリチルリチン酸2K背中・胸元にも使いたい方
ACアクティブ モイスチュアミルクの商品画像
5.ノブ ACアクティブ モイスチュアミルク
常盤薬品工業医薬
部外品
50mL
3,300円
グリチルレチン酸ステアリル・ビタミンC誘導体化粧品でしみた経験がある方
アミノモイスト 薬用アクネケア ミルクの商品画像
6.ミノン 薬用アクネケア ミルク
第一三共ヘルスケア医薬
部外品
100g
店頭価格
ε-アミノカプロン酸・グリチルレチン酸ステアリル敏感肌で乾燥も同時に出る方
薬用クリアエマルジョンの商品画像
7.イハダ 薬用クリアエマルジョン
資生堂医薬
部外品
135mL
2,090円
m-トラネキサム酸・グリチルリチン酸2K跡の色ムラまで見据えたい方
osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリームの商品画像
+osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリーム
ニキビ専門サロンoliss医薬
部外品
(ジェルクリーム)
60mL
8,690円
グリチルリチン酸2K・プラセンタエキス−1乳液のあとに重ねて、同じ場所の繰り返しを防ぎたい方

乳液のあとに重ねたい1本(乳液ではありません)

osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリームの商品画像

osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリーム

医薬部外品(ジェルクリーム)/osmyss(ニキビ専門サロンolissのオリジナル商品)
乳液まで続けているのに同じ場所を繰り返す方の、重ねる1本として。

※価格・容量は2026年8月時点でメーカー公式サイトに掲載されている税込価格です。キュレル・ミノンはメーカー希望小売価格が公表されていないため「店頭価格」としています。仕様は変更される場合があります。

ニキビ肌の乳液は「油分量」と「有効成分」で選ぶ

この章の内容
  • ニキビ肌でも乳液を省いてはいけない理由
  • 医薬部外品と化粧品、どちらを選ぶか
  • ノンコメドジェニックテスト済みの読み方
  • 入っていてほしい成分・避けたい成分

ニキビ肌であっても、乳液による保湿は必要です。

乳液を避ける方の多くは「油分がニキビを悪化させる」と考えています。
しかし肌の表面には水分の蒸発を防ぐ皮脂膜が必要で、乳液はその役割を補うアイテムです。

化粧水だけで済ませると水分が蒸発しやすくなり、肌は乾燥に傾きます。
乾燥を感知した肌は防御反応として皮脂を過剰に分泌し、「乾燥 → 皮脂過剰 → 毛穴詰まり → ニキビ」という悪循環が起こります(※2)。

日本皮膚科学会のガイドラインでも、治療中に保湿ケアを続けることの重要性が示されています(※1)。
問題は「塗るかどうか」ではなく、どの乳液をどれだけ塗るかです。

医薬部外品か化粧品か(この記事は医薬部外品に絞った)

乳液は大きく医薬部外品(薬用)と化粧品に分かれます。
医薬部外品は有効成分の効果が承認されていて、「にきびを防ぐ」「肌あれを防ぐ」と表示できます。

化粧品にも保湿力の高い乳液は多くありますが、ニキビに対する効能は表示できません。
ニキビが出ている時期に選ぶなら、まず医薬部外品から探すのが確実です。

この違いをもう少し詳しく知りたい方は、医薬部外品と化粧品のニキビケアでの選び分けで整理しています。

ノンコメドジェニックテスト済みは「保証」ではない

コメド(面皰)は毛穴に皮脂や角質が詰まった状態で、ニキビの初期段階にあたります。
ノンコメドジェニックテスト済みは、このコメドができにくいことが試験で確認されたという意味です。

ただし「ニキビが絶対にできない」という保証ではありません。
複数の候補で迷ったときの判断材料、という位置づけで見てください。

この記事の7本のうち、公式サイトにこの表記があるのはオルビス・ファンケル・ノブの3本です。
イハダは「ニキビのもとになりにくい処方」という別の表記になっています。

入っていてほしい成分と、避けたい成分

ニキビ肌の乳液で目印になる成分は、次の4つです。

  • グリチルリチン酸2K・グリチルレチン酸ステアリル:医薬部外品の抗炎症の有効成分としてよく使われる
  • アラントイン:同じく抗炎症の有効成分。キュレルの保湿ジェルに配合
  • ヒアルロン酸:油分を増やさずに水分を保持できる保湿成分
  • セラミド:角質層のバリア機能を構成する成分で、保湿の土台を整える

逆に注意したいのが、密閉性の高い油分とアルコールです。
高濃度のミネラルオイルは毛穴を塞ぎやすく、エタノール高配合の乳液は揮発時に肌の水分も奪います。

高橋 明日美

成分表示は配合量の多い順に記載されるルールがあります。
「水」の次にエタノールが来ている乳液は配合量が多い可能性があるので、ニキビ肌の方は注意してみてください。

スクロールできます
肌の状態選ぶ油分量この記事で紹介するもの
皮脂が多い・テカるジェル〜さっぱりオルビス・ファンケル・キュレル・無印良品
乾燥もある・ゆらぎやすいしっとり(低刺激設計)ノブ・ミノン・イハダ
炎症が強い・膿を持っている乳液の前に受診を検討市販品での対応は難しい

皮脂・テカリが気になる人におすすめの乳液4選

皮脂が多い肌には、油分を抑えたジェル状・さっぱりタイプが向きます。
各商品の区分・有効成分とこんな人に向くかを、1つずつ紹介します。

皮脂・テカリが気になる人におすすめの乳液
  • クリアフル モイスチャー(オルビス)
  • アクネケア ジェル乳液(ファンケル)
  • 皮脂トラブルケア 保湿ジェル(キュレル)
  • 薬用クリアケア乳液(無印良品)

1.クリアフル モイスチャー(オルビス)

クリアフル モイスチャーの商品画像

オルビスの医薬部外品です。有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムで、肌あれ・にきびを防ぎます。
公式サイトにノンコメドジェニックテスト済・アレルギーテスト済と明記されています。

50gで、さっぱりの「L」としっとりの「M」の2タイプから選べます。
つめかえ用があるため、同じ1本を長く続けたい方に向きます。

田中ゆい

季節でベタつき方が変わる方は、夏はL・冬はMと入れ替える使い方もできます。
同じシリーズ内なら成分設計が近いので、切り替えても肌が驚きにくいですよ。

公式サイトの商品ページ

2.アクネケア ジェル乳液(ファンケル)

アクネケア ジェル乳液の商品画像

ファンケルの医薬部外品で、有効成分は公式表記で「甘草成分誘導体」です。
ノンコメドジェニックテスト済みで、皮膚科専門医監修による使用テストも実施されています。

ジェル状で油分が少なく、殺菌剤を使わない設計です。
18gで1,650円(約30日分)と小容量なので、まず1か月ためしてから続けるか決めたい方に向きます。

高橋 明日美

「乳液のベタつきがどうしても苦手」という方に、いちばん最初に試していただくことが多いタイプです。
手のひらで温めてからハンドプレスすると、少量でもしっかりなじみます。

公式サイトの商品ページ

3.皮脂トラブルケア 保湿ジェル(キュレル)

キュレル 皮脂トラブルケア 保湿ジェルの商品画像

花王の医薬部外品です。有効成分アラントイン(消炎剤)を配合し、にきび・肌あれを防ぐと表示されています。
無香料・無着色で、120mLとたっぷり入っています。

ジェル状で顔全体にのばしやすく、皮脂によるベタつきを気にせず使えます。
テカリと肌あれの両方が同時に出る方に向く1本です。

田中ゆい

同じキュレルでも、「皮脂トラブルケア」シリーズと「潤浸保湿」シリーズは設計が違います。
ニキビが気になる時期は前者を選んでくださいね。

公式サイトの商品ページ

4.薬用クリアケア乳液(無印良品)

薬用クリアケア乳液の商品画像

無印良品の医薬部外品で、有効成分はグリチルリチン酸2Kです。
公式サイトにニキビや肌荒れを防ぐと明記され、アレルギーテスト済みの表記があります。

200mLで1,690円と、この記事の7本ではもっとも1mLあたりが安い設計です。
顔だけでなく背中や胸元にも使いたい方や、量を気にせず続けたい方に向きます。

高橋 明日美

乳液をケチると量が足りず、かえって乾燥することがあります。
まず「毎日きちんと塗る習慣」をつけたい方には、この容量と価格が味方になります。

公式サイトの商品ページ

乾燥・ゆらぎが気になる人におすすめの乳液3選

皮脂が出ているのに内側は乾いている、いわゆるインナードライの肌もあります。
この場合は油分を削るより、低刺激設計でしっとりめの乳液を選ぶほうがうまくいきます。

乾燥・ゆらぎが気になる人におすすめの乳液
  • ACアクティブ モイスチュアミルク(ノブ)
  • アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク(ミノン)
  • 薬用クリアエマルジョン(イハダ)

5.ACアクティブ モイスチュアミルク(ノブ)

ACアクティブ モイスチュアミルクの商品画像

常盤薬品工業の医薬部外品です。有効成分はL-アスコルビン酸2-グルコシド(美白)とグリチルレチン酸ステアリル(にきび・肌あれ予防)の2つ。
ノンコメドジェニックテスト済みで、パッチテスト・スティンギングテストも実施されています。

50mLで3,300円と、この記事では高めの価格帯です。
ニキビ予防と、跡が残りにくい状態づくりを1本で兼ねたい方に向きます。

田中ゆい

スティンギングテストは「ピリピリしないか」を見る試験です。
ニキビ用の化粧品でしみた経験がある方は、この表記があるものから試すと失敗が減りますよ。

公式サイトの商品ページ

6.アミノモイスト 薬用アクネケア ミルク(ミノン)

アミノモイスト 薬用アクネケア ミルクの商品画像

第一三共ヘルスケアの医薬部外品です。有効成分はε-アミノカプロン酸とグリチルレチン酸ステアリルで、肌あれ・ニキビを防ぐと表示されています。

100gで約55日分。敏感肌向けに設計されたアミノモイストシリーズの、ニキビ対応ラインにあたります。
乾燥とニキビが同時に出て、どちらを優先するか迷っている方に向きます。

高橋 明日美

同じアミノモイストでも、「モイストチャージ ミルク」は化粧品でニキビの効能表示がありません。
ニキビ目的なら「薬用アクネケア ミルク」のほうを選んでください。

公式サイトの商品ページ

7.薬用クリアエマルジョン(イハダ)

薬用クリアエマルジョンの商品画像

資生堂の医薬部外品です。有効成分はm-トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ効能と、肌あれ・にきびを防ぐ効能が承認されています。

135mLで2,090円。公式サイトにはニキビのもとになりにくい処方・アレルギーテスト済みと記載されています。
ニキビが落ち着いたあとの色ムラまで見据えたい方に向く1本です。

高橋 明日美

美白の有効成分が入っていても、すでにできてしまった色素沈着を消す薬ではありません。
これから濃くならないようにする、という位置づけで使ってください。

公式サイトの商品ページ

乳液のあとに続けたいolissのニキビケア用品

乳液で水分と油分のバランスが整ってきたら、次は同じ場所を繰り返さないためのケアに目を向ける段階です。

ここで紹介する1本は、上の7本とは剤形が違うジェルクリームです。乳液の代わりに使うものではなく、乳液のあとに重ねて使います。

osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリーム

osmyss マーメイドジェル 薬用ニキビ用クリームの商品画像

ニキビ専門サロンolissが手がけるosmyssの医薬部外品です。有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムとプラセンタエキス−1で、にきびを防ぐ効能が承認されています。

メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ効能も承認範囲に含まれます。60mLで8,690円。
乳液までは続けられているのに、同じ場所にまたできてしまう方に向きます。

田中ゆい

これは乳液ではありません。乳液を1本に置き換えるのではなく、化粧水・乳液のあとに気になる部分へ重ねて使うものです。
市販ルートには乗せていない、olissの専売品です。

\価格は8,690円、定期便なら5%OFF!/

公式サイトはこちら

Osmyss公式サイトの商品ページ
※価格や仕様は変更される場合があります。

合うものは肌のタイプで変わります。迷ったら、9問・約1分の肌タイプ診断で方向だけ先に確かめられます。

※新しいタブで開くので、この記事に戻ってこられます。

肌タイプ別・ニキビ肌の乳液の使い方と量

この章の内容
  • 脂性肌(オイリー肌)の乳液の使い方
  • 乾燥肌の乳液の使い方
  • 混合肌の乳液の使い方
  • 敏感肌の乳液の使い方

脂性肌(オイリー肌)の場合

脂性肌の方は「乳液は不要」と判断しがちです。
しかし皮脂が多くても角質層の水分が不足しているインナードライの状態は珍しくありません。

完全に省くのではなく、油分の少ないジェルタイプやさっぱりタイプを選びます。
塗り方はTゾーン(額・鼻)は薄く、頬や口元はやや多めに。1円玉大を目安に、手のひらで温めてからハンドプレスでなじませてください。

乾燥肌の場合

乾燥肌は水分と油分の両方が不足している状態です。
化粧水のあとにしっとりタイプの乳液でしっかりフタをすることが大切になります。

量は10円玉大を目安に、顔全体へまんべんなくのばします。
目元や口元は重ね塗りしても構いませんが、毛穴が詰まりやすい鼻周り・額はうすめにとどめてください。

混合肌の場合

混合肌はTゾーンが脂っぽく、頬や口元が乾燥しやすいタイプです。
乳液の量を部位ごとに調節することが、混合肌のスキンケアの核になります。

Tゾーンにはジェル〜さっぱりを薄く、頬や口元にはしっとりをしっかり。
2本の使い分けが面倒なら、さっぱり1本で統一し、乾燥部位だけ重ね塗りでも対応できます。

敏感肌の場合

敏感肌の方は、低刺激・無香料・アルコールフリーを最優先にします。
この記事ではノブ・ミノン・イハダの3本が、テスト表記の面で選びやすい候補です。

新しい乳液は、いきなり顔全体に塗らないでください。
まずフェイスラインの目立たない部分に少量を塗り、24時間以上たっても赤みやかゆみが出なければ顔全体に使い始めます。

スクロールできます
肌タイプおすすめテクスチャ塗り方のポイント
脂性肌ジェルタイプ・さっぱりタイプTゾーンは薄く、頬は普通量でハンドプレス
乾燥肌しっとりタイプ10円玉大を顔全体に、乾燥部位は重ね塗り
混合肌さっぱり〜しっとりを部位で使い分けTゾーンは薄く、頬・口元は多めに塗布
敏感肌低刺激・無香料タイプパッチテスト後に少量ずつ、こすらず押さえ塗り
田中ゆい

私は混合肌なので、Tゾーンにはジェル乳液を薄く、頬にはしっとりタイプを多めに塗っています。
最初は面倒に感じましたが、慣れると30秒もかかりません。部位で量を変えるだけで、テカリと乾燥の両方が落ち着きました。

乳液とクリームはニキビ肌にどちらが向く?

乳液とクリームは、どちらも化粧水の後に使う保湿アイテムですが、水分と油分の比率が違います。
乳液は水分が多く油分が少なめ、クリームは油分が多めという設計です。

ニキビ肌には、基本的に乳液のほうが向いています。
油分が少ないぶん毛穴を詰まらせにくく、軽い使用感で肌なじみもよいためです。

ただし、乾燥がひどくて乳液だけでは肌がつっぱるときや、冬場に長時間エアコンの効いた室内で過ごすときは、クリームの併用も選択肢になります。

スクロールできます
比較項目乳液クリーム
油分量少なめ(水分主体)多め(油分主体)
テクスチャ軽く、さらっとした使用感こっくりとした重めの使用感
向いている肌タイプ脂性肌・混合肌・普通肌乾燥肌・極度の乾燥状態
ニキビ肌との相性毛穴を詰まらせにくい油分過多になりやすい
田中ゆい

保湿しすぎもニキビの原因になることがあります。
重ねる量は「つっぱらない最小限」が目安だと思ってください。

ニキビ肌の乳液でやりがちな3つの間違い

①化粧水だけで乳液を省く

「ニキビに油分は大敵」と考えて化粧水だけで終わらせている方は多いですが、これは逆効果になりやすい行為です。
化粧水が補うのは水分だけで、それを肌に留める力は弱いためです。

乳液の油分で蒸発を防がなければ、化粧水が無駄になるだけでなく、蒸発時に肌の水分も一緒に奪われます(※3)。
乾いた肌は皮脂を過剰に分泌し、毛穴詰まりを起こしやすくなります。

②ニキビの上に乳液を厚塗りする

乳液が必要とはいえ、すでに炎症を起こしている赤ニキビや黄ニキビの上に厚く塗るのは避けてください。
炎症部位に過剰な油分を与えると、毛穴がさらに詰まり、炎症が長引く原因になります。

ニキビのない部分にはしっかり、ニキビの上は最小限というメリハリ塗りを意識しましょう。

③「さっぱり」にこだわりすぎる

脂性肌の方を中心に、油分を極限まで排除した乳液を選ぶケースがあります。
しかし油分が少なすぎると肌表面の保護膜が形成されず、バリア機能が不十分になることがあります。

さっぱり感を優先してエタノール高配合の製品を選ぶと、乾燥から皮脂過剰の悪循環に入ることもあります。
「さっぱり」は大切ですが、保湿力とのバランスを見ることが欠かせません。

高橋 明日美

乳液選びのポイントは「油分を避けること」ではなく「適量の油分で肌を守ること」です。
極端に油分をカットすると、かえってニキビが増えるケースを現場でも数多く見てきました。

ニキビ肌の乳液に関するよくある質問

ニキビ肌におすすめの乳液はどう選べばいいですか?

まず「にきびを防ぐ」または「肌あれを防ぐ」効能が承認された医薬部外品から探すのが確実です。
そのうえで、皮脂が多いならジェル〜さっぱり、乾燥もあるならしっとりと、肌の状態で油分量を選び分けます。

複数の候補で迷ったときは、ノンコメドジェニックテスト済みの表記があるものを優先してください。
この記事では、オルビス・ファンケル・ノブの3本にその表記があります。

ニキビ肌に乳液は必要ですか?

必要です。乳液は水分を補ったあとの肌をやわらかく保ち、乾燥を防ぐ役割があります。
乾燥はバリア機能の低下や皮脂の過剰分泌を招き、かえってニキビの原因になります。

乳液はニキビに悪い・逆効果ですか?

乳液そのものが悪いわけではありません。
問題は油分の多すぎるものを厚く塗ることで、毛穴が詰まる場合があることです。

ジェルタイプやノンコメドジェニックテスト済みの乳液を適量使えば、むしろニキビ予防の助けになります。

脂性肌でも使える乳液はどれですか?

油分の少ないジェル状のものが向きます。
この記事ではファンケルのアクネケア ジェル乳液、キュレルの皮脂トラブルケア 保湿ジェルが該当します。

いずれも薄くのばして、Tゾーンは少なめに使ってください。

白ニキビがあるとき乳液は使ってもいいですか?

白ニキビは毛穴詰まりが原因のため、油分の多い乳液の厚塗りは避けたほうが無難です。
ただし保湿自体は必要なので、軽いジェルタイプを薄く使いましょう。

ニキビがひどいとき、乳液を塗らない方がいいですか?

炎症が強い部分への厚塗りは避けたほうがよいですが、乾燥を放置するとかえって悪化します。
炎症部位を避けつつ、まわりの肌は軽い乳液で保湿しましょう。

膿を持っている、痛みが強いといった場合は、市販品での対応が難しい段階です。
判断に迷うときは皮膚科で相談してください。

乳液の正しい使い方・順番は?

洗顔から化粧水で水分を補ったあと、乳液でうるおいにフタをするのが基本の順番です。
乾燥しやすい頬やフェイスラインからなじませ、皮脂の多いTゾーンは薄くします。

炎症のある部分は強くこすらず、押さえるようにやさしくなじませてください。

ニキビ肌におすすめの乳液|まとめ

ニキビ肌の乳液は「にきび・肌あれを防ぐ効能が承認された医薬部外品」から、肌質に合う油分量で選ぶのが近道です。

皮脂が多くてベタつきが気になるなら、オルビス・ファンケル・キュレル・無印良品のジェル〜さっぱりタイプ。
乾燥もあってゆらぎやすいなら、ノブ・ミノン・イハダの低刺激設計が候補になります。

塗り方も同じくらい大切です。
Tゾーンは薄く、頬や口元はやや多めに。炎症のあるニキビの上だけは最小限にとどめてください。

膿を持ったニキビや痛みが強いときは、セルフケアより皮膚科の受診を優先してください。

田中ゆい

「乳液はニキビに悪い」と思い込んでいた方ほど、正しい乳液ケアを始めると肌の変化を実感しやすいです。
焦らず、自分の肌に合った一本を見つけていきましょう。応援しています。

参考文献
※1 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン」https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/zasou2023.pdf
※2 マルホ「皮膚の特徴 ~皮膚バリア機能とは~」https://www.maruho.co.jp/medical/articles/hirudoid/skin/index.html
※3 ラロッシュポゼ「乾燥が原因で大人ニキビができるのはなぜ?」https://www.laroche-posay.jp/dermclass/article-026.html

※ 本記事はニキビケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。
※ 本記事で紹介している商品の情報は2026年8月時点のものです。成分・容量・価格・販売状況は変更される場合があります。購入時は必ず商品表示をご確認ください。

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