顎ニキビは内臓からの悪いサイン?本当の原因と解決方法をニキビ専門サロンが解説

高橋 明日美

顎にできるニキビは、内臓が弱っているサインなのでしょうか。
結論、顎ニキビの最大の原因は内臓の病気ではなく、ホルモンバランスの乱れです。

中村ほのか

「内臓が悪いのかも」と不安になりますよね。
この記事では、顎ニキビと内臓の関係をはっきりさせたうえで、ホルモン・腸内環境・ストレスとのつながり、今日からできるケア、受診の目安まで順番にお伝えします。

そのケア、本当にあなたの肌に合っていますか?9問でわかる肌タイプ診断

髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。

監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。

監修
中村 ほのか
oliss乾燥肌担当

31歳。元エステティシャン。20代半ばから乾燥肌なのにニキビが急増し、さっぱり系ケアで悪化する悪循環に。「乾燥でバリア機能が壊れると炎症が起きやすくなる」と学び、保湿とバリア修復で改善しました。olissでは乾燥肌のお客様に、季節や体調に合わせた保湿量の調整と「洗いすぎない」スキンケア設計を提案しています。

監修 中村 ほのか
oliss乾燥肌担当

31歳。元エステティシャン。20代半ばから乾燥肌なのにニキビが急増し、さっぱり系ケアで悪化する悪循環に。「乾燥でバリア機能が壊れると炎症が起きやすくなる」と学び、保湿とバリア修復で改善しました。olissでは乾燥肌のお客様に、季節や体調に合わせた保湿量の調整と「洗いすぎない」スキンケア設計を提案しています。

目次

顎ニキビは内臓が原因?医学的に分かっていること

顎ニキビ=内臓の病気のサインとは限りません。

顎やフェイスラインは皮脂の分泌が少ない部位です。
それなのに繰り返しやすいのは、ホルモンの影響を強く受けるからです。

「内臓の不調が顎に出る」という考えは、東洋医学の顔面反射区がもとになっています。
この考えでは、顎は腎臓・生殖器・消化器と対応するとされています。

一方で現代医学では、内臓の病気が直接顎ニキビを起こすという強い根拠は確認されていません(※1)。
顎ニキビの正体は、皮脂・毛穴の詰まり・アクネ菌・炎症という肌の中で起きる反応です。

ただし、腸内環境やストレス、睡眠といった体の内側の状態は、ホルモンや皮脂を通じてニキビに間接的に関わります。
この腸・脳・肌のつながりは「腸脳皮膚軸」と呼ばれ、研究が進んでいる分野です。

顔の部位別ニキビ原因マップ
中村ほのか

「内臓の病気かも」と心配しすぎなくて大丈夫です。
まずはホルモンと生活習慣という大きな原因から見ていきましょう。

顎ニキビにホルモンバランスが影響する理由

この章の内容
  • 生理前に顎ニキビが増える理由
  • 顎・Uゾーンが詰まりやすい理由
  • 男性ホルモンと大人の顎ニキビ

顎ニキビの背景で最も大きく動いているのがホルモンです。
特に女性は月経周期に合わせて、顎の調子が変わりやすい傾向があります。

ここでは、なぜホルモンが顎ニキビに直結するのかを3つの角度から整理します。

生理前に顎ニキビが増えるのはなぜ?

排卵後から生理前の黄体期には、プロゲステロンというホルモンが増えます。
このホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあります。

さらに男性ホルモン(アンドロゲン)が皮脂腺を刺激し、毛穴を詰まりやすくします。
生理前の決まった時期に顎が荒れるなら、ホルモンの波が原因のサインです。

ホルモンバランスと生理周期の関係グラフ

生理周期とニキビの波については、ホルモンの仕組みからまとめた記事もあります。

顎・Uゾーンは皮脂が少ないのに詰まりやすい

顎まわりは皮脂の分泌が少なく、もともと乾燥しやすい部位です。
乾燥すると、肌は水分を守ろうとして角質を厚くします。

厚くなった角質が毛穴の出口をふさぎ、たまった皮脂がニキビに育ちます。
「皮脂が少ない=ニキビができない」ではないのが、顎ニキビの落とし穴です。

栄養から皮脂を整える考え方は、サプリで皮脂の分泌を抑えられるのかで解説しています。

男性ホルモンと大人の顎ニキビ

ホルモンの乱れは女性だけの問題ではありません。
男性もアンドロゲンが過剰になると、顎やフェイスラインにニキビが出やすくなります。

睡眠不足や過労、ストレスはホルモンを乱す代表的な要因です。
大人の顎ニキビは、肌だけでなく生活リズムの見直しがカギになります。

高橋 明日美

顎ニキビが生理前に決まって出る方は、新しい化粧品を足すよりホルモンと睡眠のリズムを整える方が近道なことも多いですよ。

「内臓の不調」と顎ニキビの本当の関係

この章の内容
  • 腸内環境の乱れが肌に出る仕組み
  • ストレス・自律神経と顎ニキビ
  • 胃腸・肝臓への負担との関わり

内臓の「病気」が直接の原因になることはまれです。
ただし、腸やストレスといった体の内側の状態は、ホルモンや皮脂を介して顎ニキビに関わります。

ここでは、よく語られる「内臓とニキビ」の関係を、医学的な視点で切り分けていきます。

腸内環境の乱れが肌に出る仕組み

腸の状態が乱れると、肌にも影響が及ぶことが分かってきています。
便秘などで腸内のバランスが崩れると、体内で炎症が起きやすくなります。

腸は免疫やホルモンとも関わるため、腸内環境の乱れはニキビの間接的な引き金になります。
顎や口まわりなど顔の下半分に出やすいのも特徴です。

腸内環境と肌の関係を示す概念図

口まわりのニキビと胃腸の関係は、原因を部位から整理した記事もあります。

ストレス・自律神経と顎ニキビ

ストレスを感じると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは皮脂を増やし、毛穴を詰まりやすくします(※3)。

自律神経の乱れは腸の動きも鈍らせ、腸内環境の悪化につながります。
ストレス・睡眠不足・腸の乱れは、つながり合って顎ニキビを長引かせます。

ストレスで肌が荒れる流れは、コルチゾールの働きから理解できます。

胃腸・肝臓への負担との関わり

「胃腸が弱ると顎に出る」と感じる方もいます。
暴飲暴食やアルコールが続くと、胃腸や肝臓に負担がかかります。

肝臓はホルモンの代謝にも関わるため、負担が続くとホルモンバランスが揺らぐことがあります。
ただしこれは病気ではなく、生活習慣で取り戻せる範囲の不調がほとんどです。

中村ほのか

「内臓が悪い」と漠然と悩むより、腸・ストレス・睡眠という整えられる部分から手をつけるのが現実的です。

顎ニキビを体の内側から整えるセルフケア

この章の内容
  • 腸内環境を整える食事
  • 睡眠とストレスのケア
  • 顎まわりの正しいスキンケア

顎ニキビは、外側のケアと内側のケアを組み合わせると変わりやすくなります。
どれも今日から始められる、無理のない習慣です。

一度に全部ではなく、できそうな1つから取り入れてみてください。

外側のケアの組み立ては、ニキビの種類・部位別のケア方法にまとめています。

腸内環境を整える食事

ニキビに良い食べ物・悪い食べ物の比較

顎ニキビを内側から整えるなら、まず腸内環境です。
野菜・海藻・豆類などの食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになります(※2)。

ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品も腸の働きを助けます。
一方で糖質や乳製品のとりすぎは皮脂を増やし、ニキビを悪化させることがあります(※4)。

睡眠とストレスのケア

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌の修復が進みます。
睡眠不足が続くと修復が追いつかず、顎ニキビが治りにくくなります。

入浴や軽い運動で副交感神経を優位にすると、コルチゾールの分泌が落ち着きます(※3)。
毎日同じ時間に寝起きするだけでも、ホルモンのリズムは整いやすくなります。

顎まわりの正しいスキンケア

正しい洗顔の手順ステップ

顎は乾燥しやすいので、洗いすぎはかえって逆効果です。
洗顔は1日2回までにして、こすらず泡でやさしく洗います。

洗顔後はノンコメドジェニックの保湿で水分を補います。
顎を手で触る癖・頬杖・枕カバーの汚れも、繰り返す顎ニキビの一因になります。

中村ほのか

自分の肌タイプに合わないケアを続けると、かえって顎ニキビが長引くこともあります。

こんな顎ニキビは皮膚科・病院で相談を

セルフケアを2〜3か月続けても改善しないときは、皮膚科への相談をおすすめします。
赤く腫れたしこりや膿をもったニキビは、跡を残さないためにも早めの受診が安心です。

女性で月経不順や体毛の増加をともなう場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など婦人科系が背景にあることもあります。
その場合は皮膚科と婦人科の両方に相談すると、原因にたどり着きやすくなります。

「内臓の病気では」と不安なときは、ニキビ以外の症状があるかが目安になります。
強い腹痛・発熱・不正出血などをともなう場合は、内科や婦人科で相談してください。

繰り返す顎ニキビの治し方そのものを知りたい方向けに、対処法をまとめた記事もあります。

体の内側を整えても顎ニキビが繰り返すときは

ニキビ専門サロンolissの店内イメージ
高橋 明日美

食事や生活習慣を見直しても顎ニキビが繰り返すなら、原因の見極めがずれているのかもしれません。
ここからは、私たちolissのニキビケアを少し紹介させてください。

olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)を展開しています。皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。

olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。

  • 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
  • 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
  • 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く

検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。

olissでケアを受けた方の事例

Before

After

フェイシャルスペシャルプログラム|16回

※ 効果には個人差があります。

Before

After

FSP+光フェイシャル28回

※ 効果には個人差があります。

高橋 明日美

セルフケアで変わらないのは、ケアが間違っているのではなく原因を正確に把握できていないだけのことが多いです。
気になる方は、まず施術内容をのぞいてみてください。

顎ニキビと内臓に関するよくある質問

顎ニキビは内臓のどこが悪いサインですか?

顎ニキビは、特定の内臓の病気を示すサインではありません。東洋医学では顎を腎臓や生殖器、消化器と結びつけますが、現代医学では内臓疾患が直接の原因という強い根拠は確認されていません。最も大きな原因はホルモンバランスの乱れです。

顎ニキビは胃腸が原因ですか?

胃腸そのものの病気が原因になることはまれです。ただし暴飲暴食や便秘で腸内環境が乱れると、ホルモンや皮脂を介して間接的にニキビへ影響します。食物繊維や発酵食品で腸を整えると、肌の調子も安定しやすくなります。

顎ニキビと子宮など婦人科系の病気は関係ありますか?

多くは生理周期によるホルモン変動が原因で、病気ではありません。ただし月経不順や体毛の増加をともなう場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが背景にあることもあります。気になる症状があれば婦人科に相談してください。

顎ニキビが同じ場所に繰り返すのはなぜですか?

顎は皮脂が少なく乾燥しやすいため、角質が厚くなって毛穴が詰まりやすい部位です。さらにホルモンの影響を受けやすく、生理前や睡眠不足のたびに同じ場所へ出やすくなります。触り癖や枕の汚れも繰り返しの一因です。

顎ニキビの改善に効く食べ物はありますか?

食物繊維の多い野菜・海藻・豆類や、納豆・ヨーグルトなどの発酵食品が腸内環境を整えます。青魚に含まれるオメガ3も炎症を抑える働きがあります。反対に糖質や乳製品のとりすぎは皮脂を増やすため、量に気をつけましょう。

顎ニキビは何科を受診すればいいですか?

基本は皮膚科です。外用薬や内服薬、生活指導まで対応してもらえます。月経不順をともなう場合は婦人科、強い腹痛や発熱など別の症状があるときは内科も検討してください。

顎ニキビと内臓の関係|まとめ

顎ニキビの主な原因は内臓の病気ではなく、ホルモンバランスの乱れです。

内臓そのものより、腸内環境・ストレス・睡眠といった体の内側のコンディションが、ホルモンを介して顎ニキビに関わります。
食事・睡眠・ストレスケアと、乾燥対策のスキンケアを組み合わせることが改善の近道です。

セルフケアで変化がない、強い炎症やしこりがある場合は、無理せず皮膚科へ相談してください。
自分の肌の状態を正しく知ることが、繰り返す顎ニキビから抜け出す第一歩になります。

参考文献
1. 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023」https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/zasou2023.pdf
2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-05-001.html
3. 厚生労働省「こころもメンテしよう:ストレスとうまくつきあう」https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_01.html
4. Juhl CR et al. “Dairy Intake and Acne Vulgaris: A Systematic Review and Meta-Analysis of 78,529 Children, Adolescents, and Young Adults” Nutrients. 2018. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6115795/

あなたのニキビには、あなただけの答えがある。

まずは無料カウンセリングから

olissでは、お肌の状態を3つの測定で分析し、
あなたに合ったニキビケアをご提案します。

全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)

※ 本記事はニキビケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。

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