乾燥肌は遺伝する?生まれつきの見分け方とケアを専門サロンが解説

高橋 明日美

乾燥肌って、親からの遺伝なの?
結論、肌の乾燥しやすさには遺伝が関係しています。ただし、遺伝だけで肌の状態が決まるわけではありません。

中村ほのか

この記事では、乾燥肌と遺伝の関係、生まれつきか後天的かの見分け方、体質に合わせたケア方法まで順番に解説します。「家族そろって乾燥肌」という方こそ、ぜひ読んでみてください。

髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。

監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。

監修
中村 ほのか
oliss乾燥肌担当

31歳。元エステティシャン。20代半ばから乾燥肌なのにニキビが急増し、さっぱり系ケアで悪化する悪循環に。「乾燥でバリア機能が壊れると炎症が起きやすくなる」と学び、保湿とバリア修復で改善しました。olissでは乾燥肌のお客様に、季節や体調に合わせた保湿量の調整と「洗いすぎない」スキンケア設計を提案しています。

監修 中村 ほのか
oliss乾燥肌担当

31歳。元エステティシャン。20代半ばから乾燥肌なのにニキビが急増し、さっぱり系ケアで悪化する悪循環に。「乾燥でバリア機能が壊れると炎症が起きやすくなる」と学び、保湿とバリア修復で改善しました。olissでは乾燥肌のお客様に、季節や体調に合わせた保湿量の調整と「洗いすぎない」スキンケア設計を提案しています。

中村ほのか

ニキビケアは「自分の肌タイプ」を知っているかどうかで、結果がまるで変わります
まずは1分でできる肌診断で、あなたに合ったケアの方向性を確認してみてください。

目次

乾燥肌は遺伝する?肌質と遺伝子の関係

肌の乾燥しやすさは、遺伝の影響を受けます。セラミドの量や皮脂の分泌量など、肌質を形づくる要素が親から受け継がれるためです。

家族のなかに乾燥肌の方が多い場合、同じ体質を受け継いでいる可能性があります。実際に、肌のバリア機能に関わる遺伝子の違いが乾燥しやすさに影響することが報告されています(※1)。

一方で、家族の肌質が似るのは遺伝だけが理由ではありません。同じ食事や入浴習慣など、生活環境を共有していることも肌質に影響します。

遺伝だからといって、乾燥に振り回されたまま付き合い続けるしかないわけではありません。

体質を踏まえたケアを続ければ、肌を健やかな状態に保つことは十分めざせます。まずは、遺伝がどう関わるのかを仕組みから見ていきましょう。

中村ほのか

「うちは家族みんなカサカサだから仕方ない」と諦めている方は多いんです。でも、体質を知ることは諦める理由ではなく、ケアの精度を上げる材料になります。

遺伝が乾燥肌を引き起こす3つのメカニズム

この章の内容
  • セラミドが生まれつき少ない体質
  • フィラグリン遺伝子の変異でうるおい成分が不足する
  • 皮脂の分泌量が少ない体質

乾燥肌に遺伝が関わるルートは、大きく3つに分けられます。いずれも「肌のうるおいを守る力」が生まれつき弱めになるという共通点があります。

自分がどのタイプに近いかを意識しながら読むと、後半のケア方法が選びやすくなります。

①セラミドが生まれつき少ない体質

セラミドは角質層の細胞のすき間を埋める脂質で、肌内部の水分を保つ要の成分です。この産生量には個人差があり、生まれつき少なめの体質が受け継がれることがあります。

セラミドが少ない肌は水分が逃げやすく、外からの刺激も受けやすい状態になります。さらにセラミドは加齢でも減るため、年齢とともに乾燥が強まる傾向があります。

②フィラグリン遺伝子の変異でうるおい成分が不足する

フィラグリンは、角質層で天然保湿因子(NMF)のもとになるタンパク質です。この遺伝子に変異があると、うるおい成分が十分つくられず、乾燥しやすい肌になります(※1)。

また、肌が乾燥するとフィラグリン遺伝子の働きが低下し、NMFがさらに減って乾燥が進む悪循環が起こることも報告されています(※2)。

つまり、乾燥を放置すると体質的な乾燥がさらに加速するということです。早めの保湿が大切な理由がここにあります。

③皮脂の分泌量が少ない体質

皮脂は汗と混ざって皮脂膜となり、水分の蒸発を防ぐ天然のクリームの役割を果たします。皮脂腺の働きにも体質差があり、生まれつき分泌が少ない方は乾燥しやすくなります。

皮脂が少ない方が洗浄力の強い洗顔料を使うと、わずかな皮脂まで奪われてしまいます。ケアでは「補う」だけでなく「奪わない」視点も欠かせません。

高橋 明日美

同じ乾燥肌でも、足りないものはセラミド・NMF・皮脂と人によって違います。だからこそ、自分の肌の状態を知ることがケアの出発点になります。

生まれつきの乾燥肌か後天的かを見分けるセルフチェック

この章の内容
  • 幼少期から肌が乾燥していたか
  • 家族に乾燥肌やアトピー体質の人がいるか
  • 季節を問わず一年中乾燥するか

同じ乾燥肌でも、生まれつき(先天性)か、生活習慣や環境による後天性かで、ケアの考え方が変わります。次の3つの視点でチェックしてみてください。

幼少期から肌が乾燥していたか

生まれつきの乾燥肌は、子どもの頃から症状が出ていることが多いです。「小さい頃から粉をふきやすかった」という記憶があれば、体質的な乾燥肌の可能性があります。

一方、大人になってから急に乾燥し始めた場合は、生活習慣やスキンケア、環境の変化が原因の後天性が考えられます。

家族に乾燥肌やアトピー体質の人がいるか

両親やきょうだいに乾燥肌・アトピー性皮膚炎の方がいる場合、同じ体質を受け継いでいる可能性が高まります。肌質は母親か父親のどちらか一方ではなく、両方から影響を受けます。

ただし、家族は生活環境も共有しています。家族歴はあくまで判断材料の1つとして捉えてください。

季節を問わず一年中乾燥するか

後天性の乾燥肌は、冬場や冷暖房の効いた時期など、特定の環境で悪化しやすいのが特徴です。対して体質的な乾燥肌は、季節や環境に関係なく一年中乾燥しやすい傾向があります。

湿度の高い夏でもカサつく、保湿してもすぐつっぱるという方は、生まれつきの要素が大きいかもしれません。

スクロールできます
見分けポイント生まれつき(先天性)後天的
症状の始まり幼少期から大人になってから
家族歴乾燥肌・アトピー体質が多い特に傾向なし
季節一年中乾燥する冬や環境の変化で悪化
範囲顔だけでなく全身部分的なことが多い

左の列に当てはまる項目が多いほど、体質的な乾燥肌の可能性が高いと考えられます。

中村ほのか

自己判断で「さっぱり系」のケアを選んでしまうと、乾燥がさらに進むこともあります。
まずは自分の肌タイプを確かめることから始めてみてください。

遺伝による乾燥肌で起こりやすい肌トラブル

この章の内容
  • 乾燥肌ニキビ
  • 刺激に敏感になりやすい
  • かゆみ・粉ふき

体質的に乾燥しやすい肌は、バリア機能が弱まりやすいぶん、乾燥以外のトラブルにもつながりやすくなります。代表的な3つを知っておきましょう。

とくにニキビは「乾燥肌には無縁」と思われがちですが、実は深い関係があります。

乾燥肌ニキビ

「乾燥しているのにニキビができる」のは、おかしなことではありません。バリア機能が低下するとターンオーバーが乱れ、毛穴の出口が硬くなって詰まりやすくなるためです。

さらに、肌が乾燥を補おうとして部分的に皮脂を増やすこともあります。乾燥とニキビが同時に起こるのは、乾燥肌の方によくあるパターンです。

中村ほのか

olissでも「親もニキビ体質で、自分も繰り返している」というご相談は少なくありません。ニキビと遺伝の関係も、知っておくとケアの見え方が変わりますよ。

ニキビと遺伝の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

刺激に敏感になりやすい

バリア機能が弱い肌は、摩擦や紫外線、化粧品の成分など、ふだんなら問題にならない刺激にも反応しやすくなります。赤みやヒリつきが出やすい方は要注意です。

鈴木しおり

肌が敏感に傾いているときは、「何を足すか」より「何を引くか」を先に考えてみてください。新しいアイテムは腕の内側で試してから顔に使うと安心です。

刺激を感じる期間は使うアイテムを最小限に絞り、保湿と紫外線対策を優先しましょう。

かゆみ・粉ふき

乾燥が進むと、かゆみや白い粉ふきが起こりやすくなります。かいてしまうと角質層が傷つき、バリア機能がさらに低下する悪循環に入ります。

強いかゆみや湿疹、ひび割れがある場合は、セルフケアの範囲を超えています。早めに皮膚科へ相談してください。

遺伝による乾燥肌のケア方法

この章の内容
  • セラミド配合のスキンケアで補う
  • 洗顔・入浴で皮脂を奪いすぎない
  • 食事と睡眠で内側から整える

体質そのものは変えられなくても、足りない成分を補い、奪わない習慣を続けることで、肌は健やかな状態に近づけられます。ポイントは3つです。

セラミド配合のスキンケアで補う

体内でつくられにくいなら、外から補うのが基本戦略です。化粧水だけで終わらせず、セラミド配合の乳液やクリームで必ず油分の蓋をすることが大切です。

成分表示では「セラミドNP」「セラミドAP」などのヒト型セラミドが目安になります。肌になじみやすく、乾燥肌のケアに向いています。

中村ほのか

保湿は量もタイミングも大事ですが、やみくもに重ねればいいわけではありません。肌に合わない過剰な保湿は、毛穴詰まりの原因になることもあるんです。

保湿のしすぎが気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。

洗顔・入浴で皮脂を奪いすぎない

もともと少ない皮脂を守るため、洗顔はぬるま湯(38℃前後)で行い、よく泡立てた低刺激の洗顔料を使いましょう。熱いお湯やゴシゴシ洗いは、皮脂とセラミドを奪う原因になります。

入浴後は時間との勝負です。お風呂から上がったら、できるだけ早く保湿まで終わらせることを習慣にしてください。

食事と睡眠で内側から整える

肌のうるおい成分は、毎日のターンオーバーのなかでつくられます。タンパク質やビタミン類を含むバランスの良い食事が、その材料になります。

睡眠中は、肌の生まれ変わりを支えるホルモンが分泌されます。寝不足が続くとターンオーバーが乱れるため、6〜8時間の睡眠を目安にしましょう。

中村ほのか

外側のケアと同じくらい、食事は肌の土台づくりに直結します。olissのお客様にも、食生活を整えてから肌の調子が安定したという声は多いんです。

肌のために意識したい食べ物は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

セラミドを補っても乾燥肌が変わらないと感じたときは

正しい保湿を続けても手応えがない場合、自分の肌の状態を正確に把握できていない可能性があります。体質由来の乾燥は、見た目だけでは判断しきれないためです。

そんなときは、肌の状態を「数値で確かめる」という選択肢があります。

olissは、日本初のニキビケア専門エステサロンとして全国7店舗を展開しています。乾燥やニキビを繰り返す肌に、検査に基づくパーソナライズケアを行っているのが特徴です。

柱になるのは、自社オリジナルの遺伝子検査・世界初のニキビ専用肌バリア機能検査・腸内細菌検査という3つの検査です。肌質の傾向を多角的に分析します。

遺伝子検査では、生まれ持った肌質の傾向を知る手がかりが得られます。「自分の乾燥肌は体質なのか」というこの記事のテーマを、データで確かめられるということです。

肌バリア機能検査は、パッチを3分貼るだけでバリア機能を数値化できる検査です。東京大学・大阪大学などとの共同研究から生まれた、特許取得済みの技術を使っています。

検査結果に合わせて、各種ピーリングや高保湿のパックなど、肌の状態に合った施術を組み合わせていきます。

ニキビ専門サロンolissの店内イメージ
高橋 明日美

「遺伝だから仕方ない」で止まっていた方にこそ、一度ご自身の肌のデータを見てほしいと思っています。ここからは、olissのケアを少し紹介させてください。

olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)を展開しています。皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。

olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。

  • 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
  • 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
  • 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く

検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。

olissでケアを受けた方の事例

Before

After

フェイシャルスペシャルプログラム|16回

※ 効果には個人差があります。

Before

After

FSP+光フェイシャル28回

※ 効果には個人差があります。

高橋 明日美

乾燥肌は、体質を知って付き合い方が分かると、ぐっとケアしやすくなります。まずは検査で「自分の肌の現在地」を確かめてみてください。

よくある質問

乾燥肌は母親と父親のどちらから遺伝しますか?

どちらか一方と決まっているわけではありません。肌質には複数の遺伝子が関わるとされ、両親双方の影響を受けると考えられています。

子どもの肌が乾燥しやすいのは遺伝ですか?

遺伝的な体質と、空気の乾燥などの環境要因の両方が考えられます。かゆみや湿疹を伴う場合は、自己判断せず小児科や皮膚科に相談してください。

遺伝による乾燥肌は一生そのままですか?

体質そのものを変えることはできませんが、セラミドを補うスキンケアや生活習慣の工夫で、肌を健やかな状態に保つことは十分めざせます。早く始めるほど乾燥の悪循環を防ぎやすくなります。

乾燥肌が遺伝かどうかを調べる方法はありますか?

遺伝子検査や、肌の水分量・バリア機能の測定が手がかりになります。olissでも遺伝子検査と肌バリア機能検査を行っており、肌質の傾向を数値で確認できます。

乾燥肌の遺伝とアトピー性皮膚炎は関係がありますか?

アトピー性皮膚炎では、フィラグリン遺伝子の変異など遺伝的な要因が関わることが報告されています(※1)。診断や治療が必要な場合は、必ず医療機関を受診してください。

乾燥肌なのにニキビができるのはなぜですか?

バリア機能の低下でターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まりやすくなるためです。乾燥を補おうと皮脂が部分的に増えることもあり、乾燥とニキビは同時に起こり得ます。

まとめ

肌の乾燥しやすさには、セラミドの量やフィラグリン遺伝子など、生まれ持った体質が関係しています。幼少期からの症状や家族歴、季節を問わない乾燥は、先天性を見分ける手がかりです。

遺伝による乾燥肌でも、補うケアと奪わない習慣で、肌は健やかな状態に近づけられます。

セルフケアで手応えを感じられないときは、検査で自分の肌を知ることから始めてみてください。体質と上手に付き合うことが、乾燥に振り回されない肌への近道です。

参考文献
1. 日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/ADGL2024.pdf
2. 資生堂「皮膚の乾燥メカニズムを遺伝子レベルで解明」https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/archive/00000000000118/118_u8c18_jp.pdf

あなたのニキビには、あなただけの答えがある。

まずは無料カウンセリングから

olissでは、お肌の状態を3つの検査で分析し、
あなたに合ったニキビケアをご提案します。

全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)|皮膚科医監修

※ 本記事はニキビケア・スキンケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次