美肌と睡眠の関係とは?質を高める習慣をニキビ専門サロンが解説

高橋 明日美

高い化粧品より、睡眠のほうが美肌に効くって本当…?
はい、その実感には理由があります。肌の修復とターンオーバーは、眠っている間に分泌されるホルモンが支えています。つまり睡眠は、誰でも今夜から始められる土台のケアなのです。

田中ゆい

この記事では、睡眠で美肌がつくられる仕組み、睡眠不足が肌に与える影響、必要な睡眠時間とゴールデンタイムの誤解、質を高める習慣までをまとめて解説します。今夜から見直せる内容に絞ってお伝えしますね。

髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。

監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO

株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。

監修
田中 ゆい
oliss混合肌担当

26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。

監修 田中 ゆい
oliss混合肌担当

26歳。元コスメカウンター勤務。高校時代に脂性肌用ケアに全振りして頬が荒れた経験から、「肌は一つのタイプに収まらない」と学びゾーン別ケアにたどり着きました。olissでは混合肌のお客様を3年以上担当し、Tゾーンと頬で化粧水を使い分ける「ゾーン別設計」を一緒に組み立てています。コロナ期のマスクニキビに悩むお客様が急増した時期も、部位別の原因切り分けで多くの方の肌を見てきました。

田中ゆい

ニキビケアは「自分の肌タイプ」を知っているかどうかで、結果がまるで変わります
まずは1分でできる肌診断で、あなたに合ったケアの方向性を確認してみてください。

目次

睡眠で美肌がつくられる3つの理由

この章の内容
  • 成長ホルモンが肌を修復しターンオーバーを支える
  • メラトニンの抗酸化作用が肌の老化を防ぐ
  • 自律神経が整い皮脂バランスが安定する

睡眠が美肌につながるのは、眠っている間にだけ働く「肌の修復スイッチ」があるためです。

そのカギを握るのが、2つのホルモンと自律神経です。ここから順番に見ていきましょう。

①成長ホルモンが肌を修復しターンオーバーを支える

成長ホルモンには、体の細胞を修復・再生する働きがあります。日中に受けた肌のダメージも、睡眠中にこのホルモンが整えてくれます。

成長ホルモンは、入眠後の深いノンレム睡眠のときに最も多く分泌されます。大切なのは寝る時刻よりも、入眠直後にぐっすり眠れているかどうかです。

②メラトニンの抗酸化作用が肌の老化を防ぐ

夜になると、脳の松果体から「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されます(※1)。眠気を促すだけでなく、成長ホルモンの分泌をあと押しする役割もあります。

メラトニンには優れた抗酸化作用があり、肌の酸化によるくすみやハリ低下に関わる活性酸素を抑えるとされています。睡眠は、内側からの抗酸化ケアでもあるのです。

③自律神経が整い皮脂バランスが安定する

質の良い睡眠は、緊張をつかさどる交感神経とリラックスの副交感神経のバランスを整えます。日中の興奮から体を休息モードへ切り替える時間です。

このバランスが整うと、皮脂の分泌も安定しやすくなります。毛穴の詰まりやテカリが気になる方こそ、睡眠の見直しが土台になります。

田中ゆい

olissでも、「眠れた翌朝は肌の調子がいい」というお客様の声をよくいただきます。高い美容液より先に、睡眠を整えるほうが近道なこともあるんですよ。

睡眠不足が肌に与える影響

この章の内容
  • ターンオーバーが乱れ乾燥・くすみが出る
  • 皮脂が過剰になりニキビができやすくなる
  • くま・むくみ・肌の赤みが目立つ

睡眠が美肌をつくる一方で、睡眠不足は肌に負担をかけます。実際に、たった数日の寝不足でも肌の変化を感じる方は少なくありません。

ここでは、睡眠不足が肌に与える代表的な3つの影響を見ていきます。

ターンオーバーが乱れて乾燥・くすみが出る

睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が減り、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れます。古い角質が表面に残りやすくなります。

その結果、肌のうるおいが逃げて乾燥し、透明感が落ちてくすんで見えやすくなります。「最近肌が冴えない」と感じたら、まず睡眠を振り返るサインです。

皮脂が過剰になりニキビができやすくなる

寝不足のときは交感神経が優位になり、男性ホルモンの働きが高まりやすくなります。これにより皮脂の分泌が増える傾向があります。

増えた皮脂は毛穴に詰まり、アクネ菌が増えてニキビの引き金になります(※2)。ストレスや寝不足でニキビが増えるのは、このメカニズムが背景にあります。

田中ゆい

睡眠不足は、ストレスによる肌荒れと根っこが同じなんです。コルチゾールというストレスホルモンとの関係は、こちらの記事で詳しく解説しています。

くま・むくみ・肌の赤みが目立つ

睡眠不足は血流の低下も招きます。目の下のくまや顔のむくみ、肌の赤みとして表に出やすくなります。

ある海外の寝具メーカーの調査では、睡眠を8時間から6時間に減らした人で、しわや肌の赤みが増えたと報告されています。睡眠時間が短くなるだけで、肌の見え方は変わります。

美肌に必要な睡眠時間と「ゴールデンタイム」の誤解

この章の内容
  • 理想は6〜8時間だが個人差がある
  • 「22時〜2時」神話の本当の意味
  • 休日の寝だめでは取り戻せない

「美肌のために何時間寝ればいい?」という疑問はとても多いです。結論から言うと、目安はありますが、時刻にこだわりすぎる必要はありません。

大切なのは寝る時刻そのものより、入眠後にしっかり深く眠れているかどうかです。

理想は6〜8時間だが個人差がある

多くの成人にとって、必要な睡眠時間の目安は6〜8時間とされています。ただし最適な長さには個人差があり、日中に強い眠気がないことが一つの目安です。

肌のためには、まず「足りていない時間を1時間でも増やす」ことから始めてみてください。極端に長く眠ればよいわけではありません。

「22時〜2時」神話の本当の意味

「肌のゴールデンタイムは22時〜2時」とよく言われます。これは古くからの目安で、必ずしもこの時刻に寝なければ美肌になれない、という意味ではありません。

成長ホルモンが多く出るのは、時刻ではなく「入眠してから最初の深い睡眠」のタイミングです。0時に寝ても、最初の数時間を深く眠れれば肌の修復は進みます。

休日の寝だめでは取り戻せない

平日の睡眠不足を休日にまとめて補う「寝だめ」は、体内時計を乱す原因になります。起きる時間がバラつくと、睡眠の質そのものが下がります。

美肌の近道は、毎日できるだけ同じリズムで眠ることです。平日と休日の起床時刻の差は、2時間以内を意識すると整いやすくなります。

田中ゆい

同じ睡眠時間でも、肌タイプが違えば出やすいトラブルも変わります。間違った肌タイプのケアを続けると、かえって遠回りになることもあるんです。まずは自分の肌タイプを確かめてみませんか?

美肌をつくる睡眠の質を高める習慣

この章の内容
  • 朝に光を浴びて体内時計を整える
  • 寝る前のスマホ・ブルーライトを控える
  • 入浴は就寝の1〜2時間前に済ませる
  • 午後のカフェインと食事の時間に気をつける

睡眠の質は、ちょっとした習慣の積み重ねで変わります。特別な道具がなくても、今日から始められることばかりです。

ここでは、肌のために意識したい4つの習慣を紹介します。

朝に光を浴びて体内時計を整える

朝に太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされます。光を浴びてからおよそ14〜16時間後に、夜のメラトニンが分泌されやすくなります。

起きたらカーテンを開けて光を取り込むだけでも十分です。朝の光が、その日の夜の眠りの質を決めています。

寝る前のスマホ・ブルーライトを控える

スマホやパソコンのブルーライトは日光に近い波長を持ち、夜に浴びるとメラトニンの分泌を抑えてしまいます。

就寝の1時間前は、画面から離れる時間にするのがおすすめです。寝室に持ち込まないだけでも、寝つきが変わってきます。

入浴は就寝の1〜2時間前に済ませる

就寝の1〜2時間前に38〜40度のぬるめのお湯に浸かると、いったん上がった深部体温が下がるタイミングで眠気が訪れます(※3)。

適度な運動も、深い睡眠を増やすのに役立ちます。激しい運動は寝る直前を避け、夕方までに取り入れると効果的です。

運動と肌の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。

午後のカフェインと食事の時間に気をつける

カフェインには覚醒作用があり、夕方以降に摂ると寝つきを妨げることがあります。午後はコーヒーや緑茶を控えめにすると安心です。

就寝直前の食事も、消化のために睡眠を浅くします。夕食は寝る2〜3時間前までに済ませ、肌に必要な栄養もバランスよく摂りましょう。

高橋 明日美

睡眠と食事は、美肌をつくる両輪です。どちらか一方だけでは、肌の調子は安定しにくいもの。食事面のポイントは、こちらの記事が参考になります。

肌タイプ別|睡眠と合わせて意識したいケア

この章の内容
  • 混合肌:寝ている間の皮脂と乾燥を両立ケア
  • 脂性肌:夜の落としすぎに注意する
  • 乾燥・敏感肌:摩擦を減らして寝る

睡眠を整えても、夜のスキンケアが肌タイプに合っていないともったいないです。眠っている間は肌を直せないからこそ、寝る前のひと手間が効きます。

ここでは、特に意識したい3タイプのポイントを紹介します。

混合肌:寝ている間の皮脂と乾燥を両立ケア

田中ゆい

混合肌は、おでこや鼻はテカるのに頬は乾く肌タイプです。同じケアを顔全体に使わないことが、夜のスキンケアでも大切なんです。

Tゾーンは保湿を軽めに、頬やフェイスラインはしっとり守るのが基本です。睡眠中の乾燥に備えて、頬の保湿は省かないようにしましょう。

迷ったときは「頬の状態」を基準にします。頬がつっぱるなら、保湿を一段引き上げるサインです。

脂性肌:夜の落としすぎに注意する

山田まほ

脂性肌の方は、夜にしっかり洗いたくなりますよね。ですが、皮脂を取りすぎると肌は余計に皮脂を出そうとします。「必要な分だけ落とす」を意識してみてください。

夜の洗顔はたっぷりの泡でやさしく行い、こすらないことが大切です。落とした後は、軽めでも保湿を必ずセットにします。

睡眠で皮脂バランスが整うと、テカリも落ち着いてくるケースが多くあります。スキンケアと睡眠は、合わせて考えると近道です。

乾燥・敏感肌:摩擦を減らして寝る

鈴木しおり

乾燥肌・敏感肌の方は、寝具との摩擦も肌の負担になります。枕カバーをやわらかい素材にするだけでも、朝の肌当たりが変わってきますよ。

寝る前は保湿でバリア機能を守り、肌をうるおいで満たしておきましょう。枕カバーをこまめに替えることも、肌を清潔に保つコツです。

ホルモンバランスの乱れも肌の揺らぎにつながります。睡眠とホルモンの関係は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

睡眠を見直してもニキビ・肌荒れが続くときは

ニキビ専門サロンolissの店内イメージ

睡眠を整え、スキンケアを見直しても肌荒れやニキビが繰り返される場合、自己流のケアが肌の状態と合っていない可能性があります。

皮脂と水分のバランスや毛穴の状態は、見た目だけでは正確にわかりません。一度プロの視点で肌の状態を確かめることも、選択肢に入れてみてください。

田中ゆい

ここからは少しだけ、私たちolissのニキビケアについて紹介させてください。

olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)を展開しています。皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。

olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。

  • 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
  • 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
  • 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く

検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。

olissでケアを受けた方の事例

Before

After

フェイシャルスペシャルプログラム|16回

※ 効果には個人差があります。

Before

After

FSP+光フェイシャル28回

※ 効果には個人差があります。

高橋 明日美

睡眠やスキンケアを整えても変化が出ないときは、肌の状態を数値で知ることが近道になります。自分の肌に合った方向性がわかると、ケアの迷いがなくなります。気になる方は、施術内容だけでもチェックしてみてください。

よくある質問

睡眠で肌は本当にきれいになりますか?

睡眠中は成長ホルモンやメラトニンが分泌され、肌の修復やターンオーバーを支えます。十分な睡眠は、肌のコンディションを整えるうえで欠かせない土台です。ただし睡眠だけで全てが解決するわけではなく、スキンケアや食事との組み合わせが大切です。

美肌のためには何時間寝ればいいですか?

成人の目安は6〜8時間ですが、最適な長さには個人差があります。日中に強い眠気がないことが一つの目安です。まずは足りていない睡眠を1時間でも増やすことから始めてみてください。

肌のゴールデンタイム「22時〜2時」は本当ですか?

「22時〜2時」は古くからの目安で、必ずこの時刻に寝る必要があるという意味ではありません。成長ホルモンが多く出るのは時刻ではなく「入眠後の最初の深い睡眠」です。0時に寝ても、最初の数時間を深く眠れれば肌の修復は進みます。

寝る前にやめたほうがいいことはありますか?

就寝前のスマホ操作、カフェイン摂取、直前の食事は睡眠の質を下げやすいです。寝る1時間前は画面を控え、夕方以降のカフェインを減らすと寝つきが整いやすくなります。

睡眠不足が続くとニキビは増えますか?

寝不足のときは交感神経が優位になり、皮脂分泌が増える傾向があります。皮脂が毛穴に詰まるとニキビの原因になりやすいため、睡眠不足はニキビの一因になり得ます。睡眠とあわせて、洗顔と保湿を整えることが大切です。

休日の寝だめで睡眠不足は取り戻せますか?

休日の寝だめは体内時計を乱し、睡眠の質を下げる原因になります。肌のためには、毎日できるだけ同じ時間に眠るほうが効果的です。平日と休日の起床時刻の差は2時間以内を目安にしましょう。

まとめ

睡眠が美肌につながるのは、眠っている間に成長ホルモンとメラトニンが働き、肌の修復とターンオーバーを支えているためです。

大切なのは、寝る時刻よりも、入眠後に深く眠れる質と、毎日同じリズムです。朝の光・寝る前のスマホ・入浴・食事の4つの習慣から見直してみましょう。

睡眠とスキンケアを整えても肌荒れが繰り返される場合は、皮膚科やニキビケアの専門家に相談することも検討してみてください。今夜の眠りから、肌づくりを始めていきましょう。

参考文献
1. 厚生労働省 e-ヘルスネット「メラトニン」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-062.html
2. 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf
3. 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004.html

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全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)|皮膚科医監修

※ 本記事はニキビケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。

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