
高橋 明日美ニキビが治ったのに赤みだけ残る…これって消えるの?
結論、ニキビ跡の赤みは4種類あるニキビ跡の中で最も消えやすいタイプです。
ただし正しいケアを知らないまま放置すると、1年以上残ることもあります。



赤みが半年以上引かなくて、化粧水を何度も変えた——そんな経験、敏感肌の方には本当に多いんです。
この記事では、赤みの正体(PIE)と色素沈着との違い・有効な成分と市販薬・皮膚科治療・サロンケアまで、選択肢を比較しながら解説します。


髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。


監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。


監修
鈴木 しおり
oliss敏感肌担当
28歳。元アトピー患者・成分マニア。小学生からアトピー、思春期にニキビも加わり「何を塗っても荒れる」状態に。皮膚科を何軒もはしごした末、「引くケア」に転換し成分を極限まで絞ったシンプルケアにたどり着きました。olissでは敏感肌のお客様に、成分表の読み方やパッチテストの段階的な導入法をお伝えしています。


監修 鈴木 しおり
oliss敏感肌担当
28歳。元アトピー患者・成分マニア。小学生からアトピー、思春期にニキビも加わり「何を塗っても荒れる」状態に。皮膚科を何軒もはしごした末、「引くケア」に転換し成分を極限まで絞ったシンプルケアにたどり着きました。olissでは敏感肌のお客様に、成分表の読み方やパッチテストの段階的な導入法をお伝えしています。



ニキビケアは「自分の肌タイプ」を知っているかどうかで、結果がまるで変わります。
まずは1分でできる肌診断で、あなたに合ったケアの方向性を確認してみてください。


ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑)とは?正体と色素沈着との違い
- 炎症後紅斑(PIE)の正体は毛細血管の拡張
- 色素沈着(PIH)との見分け方
- 自然に消えるまでの期間の目安
炎症後紅斑(PIE)の正体は毛細血管の拡張
ニキビ跡の赤みの正体は、炎症後に拡張した毛細血管がすぐには元に戻らず残っている状態です。
ニキビの炎症が起きているとき、肌の内部では毛細血管が拡張し、周辺組織に血液を送り込んで修復を進めています。
炎症が治まったあとも、拡張した毛細血管がすぐには元に戻らず、周囲の皮膚より血流量が多い状態で残ることがあります。
この状態が、外から見ると赤〜ピンク色の跡として見えるのが炎症後紅斑の正体です。
特徴は、押すと一時的に白くなること。
指で軽く圧迫すると血管内の血液が一時的に流れ出るため、赤みが消えて元の肌色に近づきます。
色素沈着はメラニンが皮膚に沈着しているため、押しても色が変わりません。
色素沈着(PIH)との見分け方


ニキビ跡は、色の違いで大きく2タイプに分かれます。
赤〜ピンクの跡は「炎症後紅斑(PIE)」、茶色〜黒ずみの跡は「炎症後色素沈着(PIH)」です。
同じ「ニキビ跡」でも成因がまったく異なるため、ケアの方向性も別物です。
| 項目 | 炎症後紅斑(PIE・赤み) | 炎症後色素沈着(PIH・茶色) |
|---|---|---|
| 色 | 赤〜ピンク | 茶色〜黒ずみ |
| 原因 | 毛細血管の拡張 | メラニン色素の沈着 |
| 押したとき | 一時的に白くなる | 色は変わらない |
| 自然消退の期間目安 | 3〜6か月 | 6か月〜数年 |
| 有効成分 | ナイアシンアミド・抗炎症成分 | ビタミンC誘導体・トラネキサム酸 |
同じ部位に赤みと色素沈着が混在しているケースも珍しくありません。
その場合は、両方に働きかけるナイアシンアミド配合の美容液を軸にケアを組み立てるのが現実的です。
自然に消えるまでの期間の目安
赤みのあるニキビ跡は、適切なスキンケアと紫外線対策を続けた場合、3〜6か月で目立たなくなることが多いタイプです。
クレーターや深い色素沈着と比べれば改善しやすい跡ではあるものの、何もケアせず放置すると1年以上残るケースもあります。
改善のスピードは、①同じ部位にニキビを繰り返しているか、②紫外線対策をしているか、③皮膚のバリア機能が整っているか——の3つの要素でほぼ決まります。
ここを押さえられれば、赤みは自然に薄くなっていくタイプのニキビ跡です。
ニキビ跡の赤みができる原因と悪化させるNG行動
- 炎症の深さと繰り返しの回数が赤みの濃さを決める
- 紫外線による酸化が赤みを長期化させる
- ニキビを潰す・強く触る習慣は赤みを固定化する
炎症の深さと繰り返しの回数が赤みの濃さを決める
ニキビの炎症が表皮に留まれば赤みも比較的浅く残りますが、真皮層にまで達した炎症(赤ニキビ・黄色ニキビの段階)では、毛細血管が深く拡張し、赤みが濃く・長く残る傾向があります。
同じ部位に何度もニキビができると、血管の拡張状態が蓄積し、赤みが固定化しやすくなります。
つまり、赤みを残さないための最大の対策は、そもそもニキビを深く・何度も作らないこと。
白ニキビ・黒ニキビの段階で適切なケアを始めることが、結果として赤いニキビ跡の予防にもつながります。
紫外線による酸化と赤みの長期化
赤みの残っている肌は、通常の肌よりもバリア機能が低下しており、紫外線の影響を受けやすい状態です。
紫外線を浴びることで血管拡張がさらに刺激され、赤みが長期化することがわかっています(※1)。
日焼け止めを使わずにスキンケアだけ続けても、赤みはなかなか引きません。
気象庁のデータでは、曇りの日でも晴天時の60〜80%の紫外線量が地表に届くとされています(※2)。
赤み期は天気に関わらずSPF30以上・PA++以上の日焼け止めを毎日使うことが、改善期間を短縮する近道です。
ニキビを潰す・強く触る習慣
ニキビを自分で潰したり、無意識に指で触れたりする行為は、赤みが濃く・長く残る最大の原因のひとつです。
物理的な刺激が毛細血管にダメージを与え、炎症の治りも遅くなります。
さらに、潰した部位は色素沈着も合併しやすく、赤みと茶色い跡の両方が重なって見えることになります。
どうしても気になる場合でも、自分で潰すのではなく、皮膚科や専門サロンでの「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」という衛生管理された処置を選ぶほうが、跡を残しにくい対処法です。



「ニキビができたらすぐ潰しちゃう」という方、意外と多いんです。
一瞬見た目がすっきりしても、赤みが長引く代償のほうがずっと大きいので、本当にやめたほうが良いと思います。
ニキビ跡の赤みを消すセルフケアと市販薬
- 赤みに有効なスキンケア成分とその濃度目安
- 市販薬(第2類医薬品)の選択肢と使い分け
- 紫外線対策の具体的な徹底方法
赤みに有効なスキンケア成分とその濃度目安
赤みのあるニキビ跡のケアでは、①炎症の再燃を防ぐ抗炎症成分、②バリア機能を整える保湿成分、③毛細血管への働きかけを期待できる美容成分——の3方向からアプローチするのが基本です。
| 成分名 | 期待できる働き | 配合濃度目安 |
|---|---|---|
| ナイアシンアミド | 抗炎症・バリア機能整肌・色素沈着ケア | 2〜5% |
| ビタミンC誘導体(APPS等) | 抗酸化・メラニン抑制・コラーゲン産生サポート | 1〜3% |
| トラネキサム酸 | 炎症ケア・色素沈着ケア | 2〜3% |
| アラントイン | 肌荒れを防ぐ・整肌 | 0.1〜0.2% |
| グリチルリチン酸ジカリウム | 肌荒れを防ぐ | 0.1〜0.3% |
| セラミド | 保湿・バリア機能サポート | 処方による |
中でもナイアシンアミドは赤みと色素沈着の両方に働きかけてくれる成分として、化粧品原料として広く使われています。
配合濃度は2〜5%が目安で、これより薄い製品では実感しにくい傾向があります。
成分表の上位〜中位にナイアシンアミドが記載されているかを確認すると良いでしょう。
またビタミンC誘導体(APPS=パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)は、水溶性と油溶性の両方の性質を持ち、肌への浸透性が高い成分です(※3)。
抗酸化作用とメラニン抑制に加え、コラーゲン産生をサポートする働きも報告されており、赤みケアの選択肢に入れておきたい成分のひとつです。
短期間では効果を実感しにくいため、最低2〜3か月は同じ製品を使い続けて判断することが重要です。
合わない製品を継続すると肌がピリピリする・赤みが増すといったサインが出るので、違和感があれば中止して皮膚科相談を優先してください。
市販薬(第2類医薬品)の選択肢と使い分け
ドラッグストアで手に入るニキビ向け市販薬は「第2類医薬品」に該当するものが多く、薬剤師への相談なしで購入できます。
赤みを伴うニキビおよびその跡に対してよく選ばれている主な選択肢は以下の通りです。
| 製品タイプ | 主な有効成分 | 特徴 |
|---|---|---|
| 抗炎症クリーム(メンソレータムアクネス25等) | イブプロフェンピコノール・IPPN | 赤みを伴うニキビ向け。刺激は少なめ |
| 殺菌系クリーム(ペアアクネクリーム等) | イブプロフェンピコノール・IPPN | 小さな赤ニキビに。ピンポイント使用 |
| 硫黄配合ローション | イオウ | 皮脂過多タイプに。乾燥肌には不向き |
| ビタミン系ローション | ビタミンC・B2・B6 | 肌のコンディションサポート |
市販薬はあくまで「ニキビの炎症期」をケアするもので、すでに残っている赤みそのものを短期間で消す薬は市販レベルでは存在しません。
赤いニキビ跡ケアの主役はスキンケアと紫外線対策で、市販薬は「新しいニキビを作らない」補助的な役割と捉えるのが現実的です。
使い方で悩む場合は、製品の添付文書を必ず読み、症状が悪化したり1週間以上改善が見られない場合は使用を中止してください。
薬剤師または医師に相談するのが確実です。
紫外線対策の具体的な徹底方法
赤いニキビ跡をケアする期間、日焼け止めは必須アイテムです。
SPF30〜50・PA++以上を目安に、朝のスキンケア最後に塗布します。
多くの方が見落としがちなのが「塗り直し」と「塗布量」です。
日焼け止めは汗や皮脂で落ちるため、外出する日は2〜3時間ごとの塗り直しが理想です。
塗布量は顔全体でパール粒2個分(約0.8g)が規定量で、実際にはこの半分以下しか塗っていない方が多いとされています。
ニキビ肌に配慮するなら「ノンコメドジェニックテスト済み」「紫外線吸収剤フリー」表示の製品を選ぶと負担が軽くなります。



同じニキビ跡でも、脂性肌と乾燥肌、敏感肌ではケア方法がまったく違います。
間違った肌タイプに合わせたケアを続けていると、赤みが長引く原因にもなるんです。
自分の肌タイプ、正しく把握できていますか?
ニキビ跡の赤みをプロの施術で消す方法
- 皮膚科のレーザー・光治療(VBeam・IPL等)
- 専門サロンのフェイシャルケア・ピーリング
- セルフケアとプロ施術の比較と選び方
皮膚科のレーザー・光治療(VBeam・IPL等)
赤みへの医療アプローチとして代表的なのが、Vビームレーザー(パルスダイレーザー)とIPL(フォトフェイシャル)です。
いずれも拡張した毛細血管の赤色(ヘモグロビン)に選択的に反応する波長を持ち、血管に働きかけることで赤みを目立ちにくくします。
1回の費用目安はVビームで1〜3万円、IPLで1〜2万円程度が多く、複数回(3〜5回)の施術が推奨されるケースが一般的です。
保険適用外(自由診療)となるケースが大半で、医療機関によって料金に差があります。
施術後は一時的に赤みやダウンタイムが出ることもあるため、事前にクリニックで説明を受けたうえで判断するのが望ましいでしょう。
専門サロンのフェイシャルケア・ピーリング
医療機関以外では、ニキビ専門サロンでのフェイシャルケアが選択肢になります。
サロンでは医療機器は使えませんが、ケミカルピーリング(主にサリチル酸・乳酸・LHA等)やハーブピーリング、スクライバークレンジングなどを組み合わせて、肌のターンオーバーサポートと毛穴ケアにアプローチします。
サロン施術の強みは、医療行為ではないため日常ケアの一環として継続しやすいこと、そして肌タイプに合わせたパーソナライズ対応ができることです。
1回の費用目安は1万円〜3万円程度で、月1〜2回のペースで3〜6か月続ける通い方が一般的です。
セルフケアとプロ施術の比較と選び方
| 選択肢 | 費用目安(1回) | 向いている方 |
|---|---|---|
| セルフケア(化粧品) | 月3,000〜8,000円 | 赤みが軽度・期間が短い方 |
| 市販薬(第2類医薬品) | 1本1,000〜2,000円 | 新しいニキビが出やすい方 |
| 皮膚科のレーザー・IPL | 1回1〜3万円 | 強い赤みを短期で改善したい方 |
| 専門サロンのフェイシャルケア | 1回1〜3万円 | 根本原因から取り組みたい方 |
選び方の基本は、赤みが軽く期間も短いならセルフケア、半年以上続いているか同じ部位にニキビを繰り返しているなら皮膚科か専門サロンの検討です。
どちらか一つに絞る必要はなく、皮膚科でレーザーを受けながらサロンで肌質改善に取り組む、といった組み合わせも現実的です。



セルフケアで半年頑張っても変化がないときは、肌タイプや生活習慣のほうに赤みが長引く原因があるケースが多いです。
プロの目で一度チェックしてもらったほうが、結果的に近道になることも多いんですよ。
olissの赤みケアと実際の施術事例



ここからは、私たちolissでのニキビ跡ケアについて少し紹介させてください。
赤みが長期化している方に多いのが「肌タイプに合わないケアを続けてしまっている」パターンなので、olissでは科学的に原因を特定することから始めます。


olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)を展開しています。皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。
olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。
- 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
- 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
- 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く
検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。
olissでケアを受けた方の事例
Before


After


フェイシャルスペシャルプログラム|16回
※ 効果には個人差があります。
Before


After


FSP+光フェイシャル28回
※ 効果には個人差があります。



赤みの残りやすさには、遺伝的な肌質・バリア機能・腸内環境まで関わっています。
olissでは3つの検査結果に基づいてパーソナライズされた施術とホームケアを組み立てるので、セルフケアでは手の届かなかった根本原因にアプローチできます。
※ 効果には個人差があります。
ニキビ跡の赤みに関するよくある質問
まとめ
ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑)は、毛細血管の拡張が原因の、ニキビ跡の中で最も改善しやすいタイプです。
ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体を含むスキンケア+SPF30以上の日焼け止め+「触らない」習慣の3点セットで、多くのケースは3〜6か月で目立たなくなっていきます。
一方で、半年〜1年以上赤みが続いている場合や、同じ部位にニキビを繰り返している場合は、セルフケアの延長では対処しきれないことも多いです。
皮膚科のレーザー治療や専門サロンのフェイシャルケアを含めて、自分に合った選択肢を整理することが、赤みを残さない最短ルートになります。
関連記事
ニキビ跡の色素沈着(茶色い跡)については、こちらの記事で詳しく解説しています。
※1 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023」(日皮会誌 133(3), 2023)
※2 気象庁「紫外線環境保健マニュアル」
※3 Stamford NP. “Stability, transdermal penetration, and cutaneous effects of ascorbic acid and its derivatives.” J Cosmet Dermatol. 2012;11(4):310-317(PMID:23174056)
※4 Boo YC. “Human Skin Lightening Efficacy of Resveratrol and Its Analogs: From in Vitro Studies to Cosmetic Applications.” Antioxidants. 2019;8(9):332(PMID:31438580)
※5 厚生労働省 e-ヘルスネット「紫外線による健康影響」
あなたのニキビには、あなただけの答えがある。


まずは無料カウンセリングから
olissでは、お肌の状態を3つの検査で分析し、
あなたに合ったニキビケアをご提案します。
全国6店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪)|皮膚科医監修
※ 本記事はニキビケアに関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為や医薬品の効能を保証するものではありません。
肌トラブルが気になる方は、専門の医療機関(皮膚科)への相談をおすすめします。
※ 効果には個人差があります。
















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