高橋 明日美ハーブピーリングって、結局どんな施術なんですか?
ひとことで言うと、ハーブ由来の細かな粒子で古い角質にはたらきかけ、肌のコンディションを整えるフェイシャルトリートメントです。



この記事では、仕組み・剥離ありと剥離なしの違い・痛み・ダウンタイム・回数の目安、そして向いていない方の条件までをまとめています。
ハーブピーリングは、ここ数年でサロンメニューとして一気に広がった施術です。一方で、サロンごとに使う商材も説明も違うため、調べるほど分からなくなるという声もよく聞きます。
olissでも、施術メニューのひとつとしてハーブピーリングを扱っています。だからこそ、良い面だけでなくダウンタイムや受けられない条件も含めて、実際のところをそのままお伝えします。




髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。


監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。


監修
鈴木 しおり
oliss敏感肌担当
28歳。元アトピー患者・成分マニア。小学生からアトピー、思春期にニキビも加わり「何を塗っても荒れる」状態に。皮膚科を何軒もはしごした末、「引くケア」に転換し成分を極限まで絞ったシンプルケアにたどり着きました。olissでは敏感肌のお客様に、成分表の読み方やパッチテストの段階的な導入法をお伝えしています。


監修 鈴木 しおり
oliss敏感肌担当
28歳。元アトピー患者・成分マニア。小学生からアトピー、思春期にニキビも加わり「何を塗っても荒れる」状態に。皮膚科を何軒もはしごした末、「引くケア」に転換し成分を極限まで絞ったシンプルケアにたどり着きました。olissでは敏感肌のお客様に、成分表の読み方やパッチテストの段階的な導入法をお伝えしています。
ハーブピーリングとは?仕組みと他のピーリングとの違い
- ケミカルピーリングとの違い
- 「剥離あり」と「剥離なし」で何が変わるか
ハーブピーリングとは、植物や海藻由来の細かな粒子を肌にすべらせ、古い角質や毛穴の汚れをやさしくケアするトリートメントです。
酸を使うケミカルピーリングとは、そもそも角質へのアプローチが違います。名前が似ているだけの別物と考えたほうが分かりやすいでしょう。
商材に使われるのは、藻類・海藻・植物粉末などです。この中に、スポンジア(海綿由来)と呼ばれる棘状の成分が含まれるタイプがあります。
この粒子を肌にすべらせることで角質層に細かな刺激を与え、肌が本来持っている生まれ変わりのリズムにはたらきかけるという設計です。同時にハーブ由来の美容成分を角質層になじませます。
棘状成分の量が多いほど刺激は強くなり、施術後の反応も大きく出やすくなります。「天然由来だから刺激がない」わけではないという点は、最初に押さえておいてください。
実際、ハーブ由来の成分でも赤み・乾燥・つっぱり感が出ることはあります。肌質や体調によって反応の出方は変わります。



敏感肌の方から「ナチュラルな施術なら安心ですよね」と聞かれることが多いのですが、植物由来かどうかと、肌への刺激の強さは別の話です。成分名よりも、棘状成分の配合量と自分の肌の状態を確認してください。
ケミカルピーリングとの違い
ケミカルピーリングは、グリコール酸や乳酸などの酸で角質どうしの結びつきをゆるめる方法です。濃度とpHで刺激の強さを調整できるため、施術内容を数値で管理しやすいという特徴があります。
一方のハーブピーリングは、粒子による物理的なはたらきかけが中心です。使う商材と棘状成分の量によって体感が大きく変わるため、サロンごとの差が出やすい施術と言えるでしょう。
| 項目 | ハーブピーリング | ケミカルピーリング |
|---|---|---|
| 主な成分 | 藻類・海藻・植物粉末・棘状成分 | グリコール酸・乳酸などのAHA |
| アプローチ | 粒子による物理的なはたらきかけ | 酸による角質のゆるめ |
| 施術後の反応 | 剥離ありは赤み・皮むけが出やすい | 比較的短期間で落ち着くことが多い |
| 価格帯 | 比較的高めになりやすい | 比較的受けやすい価格帯が多い |
| 体感の個人差 | 商材と配合量で差が出やすい | 濃度・pHで管理しやすい |
「肌にやさしそう」というイメージから、ハーブピーリングのほうが反応が軽いと思われがちです。実際には剥離ありのハーブピーリングのほうが、施術後の変化がはっきり出るケースは珍しくありません。
どちらが優れているという話ではなく、目的と生活スケジュールで選び分けるものです。
「剥離あり」と「剥離なし」で何が変わるか
ハーブピーリングを調べていてよく出てくるのが、この2タイプの違いです。棘状成分の量が違うため、施術後の肌の状態がまったく変わります。
予約前に、自分が受けるのがどちらのタイプなのかを確認しておきましょう。
| 項目 | 剥離あり | 剥離なし |
|---|---|---|
| 施術後の肌 | 赤み・乾燥・つっぱり感・薄い皮むけ | 目に見える皮むけはほとんどない |
| ダウンタイム | およそ3〜7日 | ほとんどなし |
| 当日のメイク | 控えるのが基本。翌日以降から | 当日から可能な商材が多い |
| 体感のタイミング | 1回目から感じる方が多い | 回数を重ねて少しずつ |
| 向いている方 | 予定を空けてしっかりケアしたい方 | 初めての方・予定が詰まっている方 |
初めて受ける方には、剥離なしから試す選び方をおすすめしています。自分の肌がどう反応するか分からない状態で、いきなり剥離ありを選ぶ必要はありません。
剥離なしでも、続けることで肌のなめらかさやメイクのりの変化を感じる方は多くいらっしゃいます。ここは回数の話であって、優劣の話ではありません。
ハーブピーリングは秋に始めるのがおすすめ
始める時期に迷っているなら、夏の終わりから秋にかけてが、1年でいちばん条件の揃うタイミングです。
理由は3つあります。
- 夏に浴びた紫外線のダメージが、ごわつきや色素沈着として肌表面に出てくる時期だから
- 紫外線量が落ち着き、施術後のデリケートな肌に負担がかかりにくいから
- 冬の乾燥が本格化する前に、角質の状態を整えておけるから
| 季節 | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 春 | △ | 紫外線が増え始める。花粉などの刺激で肌が揺らぎやすい |
| 夏 | △ | 紫外線がピーク。施術後の肌に負担がかかりやすい |
| 秋 | ◎ | 夏のダメージが表面化する時期。紫外線も落ち着き、始めどき |
| 冬 | ○ | 始めて問題ないが、保湿などの乾燥対策が前提 |
施術は2〜4週間に1回の間隔で、まず3〜6回続けるのが前提です。
秋の入り口から始めれば、年末のイベントシーズンまでに一通りの回数を無理なく消化できます。
予定の直前に慌てて始めるのが、いちばん失敗しやすいパターンです。
夏のダメージが気になり出した今の時期に始めるのが、時期的にもちょうど良い選び方です。
ハーブピーリングで期待できること・できないこと
- 角質・毛穴・くすみに対して言えること
- ニキビとの関係で言えること・言えないこと
- 誤解されやすい「好転反応」の扱い方
ハーブピーリングは美容サービスであって、医療行為ではありません。肌の状態を整えるケアであって、疾患を治すものではないという線引きが前提になります。
そのうえで、何がどこまで期待できるのかを整理しておきましょう。
角質・毛穴・くすみに対して言えること
もっとも変化を感じやすいのが、肌表面のざらつきとごわつきです。古い角質がたまった状態がケアされることで、触り心地がなめらかに整います。
毛穴についても、詰まった皮脂や汚れをやさしく落とすことで毛穴まわりの印象がすっきり見えるという変化が起こります。毛穴そのものが小さくなるわけではありません。
くすみに関しては、乾燥や角質の蓄積によるくすみ感が対象です。肌表面が整うことで、ワントーン明るく見える印象につながります。
ニキビとの関係で言えること・言えないこと
ハーブピーリングは、毛穴に詰まった皮脂や古い角質をケアします。詰まりはニキビができる最初の段階なので、肌を清潔に保ち、ニキビができにくい環境を整えるという意味では関係があります。
一方で、いま炎症を起こしている赤ニキビや、膿を持った黄色ニキビに対しては話が変わります。
炎症のある部位に粒子で刺激を加えるのは適切ではありません。炎症が広範囲に出ている状態は、まず皮膚科での相談が先です。
日本皮膚科学会の尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023でも、ピーリングは炎症性皮疹・面皰・萎縮性瘢痕それぞれについて個別に検討されており、標準治療が使えない場合の選択肢という位置づけになっています(※1)。



サロンの立場としては、「ニキビが治る施術です」とは決して言えません。できるのは、詰まりにくい肌環境を整えるところまでです。この線引きをはっきりさせているサロンを選んでください。
誤解されやすい「好転反応」の扱い方
施術後にニキビが増えたり赤みが出たりしたとき、「好転反応です」と説明されることがあります。肌に溜まったものが押し出される過程だという説明です。
ただし、この言葉には注意が必要です。好転反応と、施術が肌に合わなかったことによるトラブルを、受けた本人が見分けるのは困難だからです。
国民生活センターには、エステでのピーリングによる皮膚障害の相談が以前から寄せられています。1998年以降に相談が急増し、治療に1週間以上かかったケースが半数を超えたという報告もあります(※2)。
判断の目安はシンプルです。水ぶくれ・ただれ・かさぶた・強い痛みが出たら、好転反応かどうかを考える前に医療機関へ行ってください。



「好転反応だから続けましょう」と言われて不安なまま通い続けた、という相談を受けたことがあります。迷ったときは、施術を受けたサロンに連絡したうえで、皮膚科に行く判断をしてかまいません。
ハーブピーリングの施術の流れ|当日は何をするのか
- カウンセリングで確認されること
- 当日の施術ステップ
- 施術後のホームケアと過ごし方
ハーブピーリングは、粒子を肌にすべらせて終わり、という単発の施術ではありません。前後のケアまで含めてひとつの流れになっています。
ここではolissでの組み立てを例に、当日の流れを具体的に見ていきます。
カウンセリングで確認されること
最初に確認するのは、今の肌の状態と生活スケジュールです。炎症が出ていないか、日焼けの直後ではないか、直近に脱毛や剃毛をしていないかを見ていきます。
ここで剥離ありを選べるかどうかも決まります。大事な予定が1週間以内にある方に、剥離ありを提案することはありません。
olissの場合は、ここに検査の結果が加わります。遺伝子検査・肌バリア機能検査・腸内細菌検査の3つで、肌の状態を数値として把握したうえで内容を決めていきます。
肌バリア機能検査は、気になる箇所にパッチを3分間貼るだけで結果が出ます。バリア機能が落ちている数値が出た日は、粒子を使う施術をその日は見送るという判断もします。
当日の施術ステップ
olissでは、施術をプレ・メイン・アフターの3段階に分けています。ハーブピーリングが入るのは、この真ん中のパートです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| プレトリートメント | スチーマーで毛穴を開き、フットトリートメントでむくみを確認 |
| クレンジング・洗顔 | 角質ケアタイプか毛穴ケアタイプの洗顔料を選択 |
| スクライバークレンジング | イオン導出で、手では落ち切らない皮脂や角質を洗浄 |
| パーソナライズケア | 検査結果に応じてハーブピーリング等を選択 |
| パック | 高保湿・低刺激のパックで肌を落ち着かせる |
| 保湿トリートメント | オリジナルのニキビ専用化粧品で仕上げ |
| アフタートリートメント | ヘッドトリートメントで首・肩・頭の血流を促す |
ここで押さえておきたいのは、ハーブピーリング単体で組まれているわけではないという点です。パーソナライズケアの枠には、ほかにもLHAピーリングやララピーリング、毛穴吸引、ビタミンC誘導体などが並びます。
その日の肌の状態次第で、ハーブピーリング以外を選ぶこともあります。ハーブピーリングありきで組み立てない、というのがolissの考え方です。



「今日はハーブピーリングを受けにきました」と言われても、肌を見て別のケアをご提案する日はあります。施術メニューを選ぶより先に、肌の状態を見るという順番です。
施術後のホームケアと過ごし方
施術後の数日は、肌が乾燥に傾きやすい状態です。ここでの過ごし方が、仕上がりを大きく左右します。
やることは多くありません。保湿を普段より丁寧に、紫外線対策を徹底、こすらない。この3つが柱です。
- 皮むけが出ても、指で剥がさず自然に落ちるのを待つ
- サウナ・長風呂・激しい運動・飲酒は、赤みが落ち着くまで控える
- レチノールやAHA配合のアイテムは一時的に休む
- 洗顔は泡を転がすように。タオルは押さえて水分を取る
特に見落とされがちなのが日焼け止めです。施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなるため、室内で過ごす日でも塗ってください。
ここを省くと、せっかく整えた肌に色素沈着のリスクを持ち込むことになります。
ニキビ専門サロンでハーブピーリングを受けるとどうなるか


- olissが扱うピーリングの種類
- ピーリング以外に組み合わせるもの
- まず肌を見てもらう体験コース
同じ「ハーブピーリング」でも、扱う商材と組み合わせ方はサロンによって違います。
olissは第1世代から第4世代まで、4種類のハーブピーリングを扱っています。
どれを使うかは、その日の肌を見てから決めます。
剥離あり・なしも、予定と肌の状態に合わせて選べます。
olissが扱うピーリングと、組み合わせるケア
| 肌に残っている条件 | olissでのアプローチ |
|---|---|
| 古い角質 毛穴の詰まり | 4種のハーブピーリング・LHAララピールなど、第1〜第4世代まで網羅したピーリング |
| 毛穴の奥に残る汚れ | 毛穴吸引・超音波洗浄で、肌を清潔にすこやかに保つ |
| ピーリング後の乾燥 | ビタミンC誘導体のイオン導入やクレイパックで、水分と油分のバランスを整える |
| 体質 腸内環境 肌バリア | 遺伝子検査・腸内細菌検査・肌バリア機能検査で数値化し、食事とホームケアまで設計 |
ピーリング単体で終わらせず、そのあとの保湿と生活側までセットで組みます。
角質だけ整えても、詰まる条件が残っていれば戻ってしまうためです。



「ハーブピーリングを受けたいのですが、今のニキビでも大丈夫ですか」というご相談はとても多いです。
赤く腫れている箇所はその日は避けて、内容を組み替えます。
いきなりコースを組む必要はありません。
まず今の肌を見てもらえる体験コースがあります。
| 体験コース | 内容 | 料金(平日) |
|---|---|---|
| ニキビ肌カウンセリングコース | 施術なし・約60分 | 0円 |
| 顔ニキビスタンダードコース | 2工程 | 2,980円 |
| 顔ニキビグランドコース | 3工程 | 5,180円 |
体験コースは施術込みで約2時間30分、カウンセリングのみなら約60分です。
夜21時まで、土日も営業しているので仕事帰りでも通えます。



商材の名前より、肌を見てから決めてくれるかどうかで選んでください。
それが結果的にいちばん遠回りしない選び方です。
\顔ニキビの体験コースは平日2,980円から!/
ハーブピーリングの痛み・ダウンタイム・回数の目安
- 痛みはどのくらいか
- ダウンタイムの日別経過
- 回数と間隔の目安
予約前にいちばん知りたいのが、この3つではないでしょうか。サロンの紹介ページでは触れられにくい部分なので、正直に書きます。
ここを分かったうえで予約するかどうかで、施術後の満足度は大きく変わります。
痛みはどのくらいか
剥離ありのタイプでは、施術中にチクチクとした感覚があります。棘状成分を肌にすり込むため、無痛ではありません。
感じ方には幅があり、「少しむずがゆい程度」という方から「じんじんと熱を持つ感じ」という方までさまざまです。乾燥している肌や、バリア機能が落ちている肌ほど刺激を強く感じます。
剥離なしのタイプでは、この感覚はかなり軽くなります。ほとんど気にならなかったという方が多い印象です。
施術中につらいと感じたら、我慢せずその場で伝えてください。途中で中断する判断は、施術者側の責任です。
ダウンタイムの日別経過
剥離ありの場合、目安はおよそ3〜7日です。日ごとに状態が変わっていくので、あらかじめ流れを知っておくと落ち着いて過ごせます。
| 時期 | 肌の状態 | 過ごし方 |
|---|---|---|
| 当日〜1日目 | 日焼け後のようなほてり・赤み・チクチク感 | 洗顔とメイクは控える |
| 2〜3日目 | 赤みが落ち着き、つっぱり感と乾燥が出る | 保湿を重ねる。かゆくても掻かない |
| 4〜5日目 | 皮むけのピーク。口周り・額・鼻から始まりやすい | マスクでカバー。無理に剥がさない |
| 6〜7日目以降 | 皮むけが落ち着き、なめらかさを感じ始める | 紫外線対策を継続 |
皮むけのピークは4〜5日目です。ここから逆算すると、金曜の夜に受ければピークが週末にかかるという組み方ができます。
結婚式や撮影など、人前に出る予定がある場合は最低10日前までに済ませておくと安心でしょう。剥離なしのタイプなら、この心配はほぼ不要です。



初めての方には、まず剥離なしから始めていただくことが多いです。自分の肌がどう反応するかを1回見てから、次のステップを決めたほうが失敗がありません。
回数と間隔の目安
1回でも肌のなめらかさを感じる方はいます。ただし、その状態を保つには続けることが前提になります。
間隔の目安は、剥離ありで3〜4週間に1回、剥離なしで2〜4週間に1回です。肌の生まれ変わりの周期がおよそ28日なので、それより短い間隔で詰め込む意味はありません。
回数については、まず3〜6回を1クールと考える組み方が一般的です。ざらつきやごわつきのケアなら3回程度、毛穴の汚れや乾燥によるくすみが気になる場合は3〜6回が目安になります。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。「◯回で変わります」と断定するサロンには注意してください。肌の反応には個人差があり、回数を約束できるものではありません。
1クールを終えたあとは、月1回程度のメンテナンスに切り替える方が多くいらっしゃいます。
ハーブピーリングが向いている人・向いていない人
- 向いている肌の状態
- 避けたほうがよい人・受けられない人
- サロン選びで確認したいこと
ここがこの記事でいちばん読んでほしい章です。ハーブピーリングは、誰でも受けられる施術ではありません。
条件に当てはまらない肌に施術をすれば、整うどころか負担だけが残ります。
向いている肌の状態
相性がよいのは、肌表面に古い角質がたまってごわついているタイプです。触るとザラつく、化粧水の入りが悪い、メイクが粉っぽく浮く、といった状態が該当します。
毛穴の黒ずみやざらつきが気になっている方も対象になります。詰まりが原因のごわつきには、角質ケアが素直にはたらきます。
また、炎症が落ち着いていて、これ以上詰まらせたくないという段階の方にも向いています。ニキビが繰り返す方が、間隔を空けるためのケアとして取り入れるケースです。
逆に言えば、乾燥が主な悩みで角質がたまっていない肌に、粒子で刺激を加える必要はありません。この場合は保湿寄りのケアを選ぶほうが理にかなっています。
避けたほうがよい人・受けられない人
公益財団法人 日本エステティック研究財団は、厚生労働省の要請を受けてエステサロンでのピーリングの安全性をまとめた報告書を公表しています。そこには禁忌事項が明記されています(※3)。
- 皮膚の感染症がある方(単純ヘルペス、とびひ、扁平イボなど)
- 日光過敏がある方
- 敏感肌の方
- 皮膚に損傷や炎症がある方(皮膚炎、日焼け直後、脱毛直後、剃毛直後など)
- 結膜炎の方、妊娠中の方など
意外に見落とされるのが、脱毛直後と剃毛直後です。顔の産毛処理をした翌日に予約を入れている方は、日程をずらしてください。
敏感肌の方は、そもそも一律に受けられないわけではありません。ただし剥離ありのタイプは選択肢から外すのが基本で、受ける場合も剥離なしから慎重に始めることになります。
同じ報告書には、エステサロンでのピーリングの目的は「肌表面の状態を整える」「化粧のりを良くする」等に限られ、疾病の治療を目的とした行為は法律で禁止されているとも書かれています。



カウンセリングで「今日はやめておきましょう」と言われたら、それは損ではなく、きちんと肌を見てもらえた証拠です。予約枠が埋まっているからと押し切るサロンのほうを疑ってください。
サロン選びで確認したいこと
ハーブピーリングは商材によって内容が大きく違うため、サロン選びが結果を左右します。予約前に確認したいのは次の4点です。
- 剥離あり・剥離なしのどちらを扱っているか。両方あるか
- 施術前に肌の状態を見て、当日中止する判断があるか
- ダウンタイムと有害な反応について、契約前に書面で説明があるか
- 異常が出たときの連絡先と対応が決まっているか
3つ目は、国民生活センターが業界に対して求めてきた内容そのものです。施術内容・回数・費用・有害作用について事前に書面で確認するという手順が推奨されています(※3)。
効果の話ばかりで、受けられない条件の説明がないサロンは避けたほうが無難でしょう。
ハーブピーリングと他の選択肢を比べる
- ピーリング以外も含めた選択肢の一覧
- 迷ったときの考え方
ハーブピーリングを検討する方の多くは、他の施術と並べて悩んでいます。それぞれ得意な領域が違うので、まとめて整理しておきましょう。
医療機関でしか受けられないものも含めて、中立に並べます。
ピーリング以外も含めた選択肢の一覧
| 施術 | 受けられる場所 | 主な対象 | ダウンタイムの目安 |
|---|---|---|---|
| ハーブピーリング | サロン | 角質のごわつき・毛穴汚れ・くすみ感 | 剥離ありで3〜7日/剥離なしはほぼなし |
| ケミカルピーリング | サロン・医療機関 | 角質・毛穴・皮脂 | 比較的短い |
| ダーマペン | 医療機関 | 凹凸のあるニキビ跡 | 数日の赤み |
| レーザー治療 | 医療機関 | 赤み・色素沈着・凹凸 | 機種により数日〜1週間 |
| 面皰圧出 | 医療機関 | 詰まった面皰を物理的に取り出す処置 | ほぼなし |
並べると分かりますが、ハーブピーリングが担当しているのは肌表面の角質と毛穴の領域です。凹んだニキビ跡やしつこい色素沈着は、そもそも守備範囲が違います。
跡の凹凸をどうにかしたい方が、ハーブピーリングを何回も重ねるのは遠回りになります。この場合は医療機関で相談するのが近道です。
迷ったときの考え方
判断の分かれ目は、いま困っているのが「肌表面」なのか「肌の奥」なのかです。ここを分けると選びやすくなります。
触ったときのザラつき、化粧ノリ、毛穴の詰まりなら表面の話です。ここはハーブピーリングを含む角質ケアの領域になります。
一方、凹んだ跡、広範囲の炎症、膿を持ったニキビは肌の奥の話です。この段階でサロンを探すより、皮膚科の受診が先になります。
もうひとつの分かれ目は、原因が分かっているかどうかです。詰まりの原因が皮脂なのか、乾燥なのか、生活習慣なのかで、選ぶべき手は変わります。



施術を選ぶ前に、自分の肌がどういう状態なのかを知るほうが先です。そこが曖昧なまま人気のメニューを選ぶと、合わなかったときに何が原因だったのか分からなくなります。
ハーブピーリングのよくある質問
まとめ
ハーブピーリングは、ハーブ由来の細かな粒子で古い角質にはたらきかけ、肌のコンディションを整えるトリートメントです。角質のごわつき・毛穴の汚れ・乾燥によるくすみ感が、得意な領域になります。
いちばん大事な分かれ目は、剥離ありか剥離なしかです。ダウンタイムは3〜7日とほぼゼロという差になるので、予約前に確認してください。
そして、受けられない条件があることも忘れないでください。皮膚の感染症、日光過敏、敏感肌、日焼け・脱毛・剃毛の直後、妊娠中は対象外です。
施術名から選ぶのではなく、自分の肌がいまどういう状態なのかを知ることが先です。そこが分かれば、ハーブピーリングを選ぶべき日かどうかも判断できます。
参考文献
1. 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf
2. 国民生活センター「美容医療サービス(各種相談の件数や傾向)」https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/biyo.html
3. 公益財団法人 日本エステティック研究財団「エステティックサロンにおけるケミカルピーリングの消費者危害防止策について」https://www.jerf.or.jp/kenkohigai/index4.html
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※ 効果には個人差があります。
















コメント
コメント一覧 (9件)
[…] 範囲に出ているときは、先に皮膚科で相談したほうが早い場合があります。ハーブピーリングそのものの仕組みや、剥離の有無で何が変わるかはハーブピーリングとはで整理しています。 […]
[…] ハーブピーリングそのものの仕組みや、剥離の有無で何が変わるかはハーブピーリングとはで整理しています。 […]
[…] かは、ハーブピーリングとはで確認できます。 […]
[…] す。施術の中身とダウンタイムはハーブピーリングの効果とダウンタイムにまとめています。 […]
[…] ンはメニューを細かく分けているところが多く、名前だけでは中身が判断しにくいのが実情です。どのサロンでもよく並ぶ施術については、ハーブピーリングとはで中身を確認できます。 […]
[…] ものを外から動かすのではなく、詰まりにくい状態そのものを整えるとなると、セルフケアの外に出る話になります。その工程で何をするのかは、ハーブピーリングとはで確認できます。 […]
[…] 何をどこまでする施術なのかは、ハーブピーリングとはで確認できます。 […]
[…] 通勤経路の途中で通う方が多く、平日の夜に予約を入れるケースが目立ちます。翌日に影響が出るかどうかは施術のタイプ次第なので、その違いはハーブピーリングとはで確認できます。 […]
[…] 隈のサロンはメニュー数が多く、初回で何を選ぶかを迷いやすい環境です。どこでも定番として並ぶ施術については、ハーブピーリングとはで中身を確認しておくと選びやすくなります。 […]