
高橋 明日美ニキビが治らない原因は、大きく分けて5つあります。
スキンケアの方向性がズレている・生活習慣が整っていない・ホルモンバランスが乱れている・間違った自己処理をしている・そもそも原因が複合化している、のいずれかです。
「何をやっても治らない」と感じている方の多くは、原因の特定が不十分なまま対策を繰り返しているケースがほとんどです。



この記事では、ニキビが治らない5つの原因・皮膚科で改善しない場合の考え方・今日から見直せる5つのポイントを解説しています。
ニキビ専門サロンolissの現場知見と皮膚科医の監修をもとに、治らないニキビの「なぜ」を具体的に掘り下げました。


髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有。美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れている。


監修 髙橋 明日美
株式会社ANY CEO
株式会社ANY、株式会社Malina、株式会社ROSSO、細胞美容PSCLの代表取締役を務める実業家。さらに、REVI正規販売資格を所有し、美容業界における豊富な知識と経験を活かし、エステFC事業を展開しています。また、美容専門学校での講師も務め、次世代の美容業界を担う人材の育成にも力を入れています。


監修
山田 まほ
Oliss脂性肌担当
23歳。美容専門学校卒。中学から常時ニキビ5〜10個。小学生の頃からプールや体育が憂鬱で、肌のことで嫌な思いもたくさんしてきました。「皮脂を取りすぎるから余計に出る」という悪循環をolissで学び、保湿をちゃんとすることで肌が変わりました。今は脂性肌のお客様に「洗いすぎない勇気」を一緒に見つけるお手伝いをしています。


監修 山田 まほ
Oliss脂性肌担当
23歳。美容専門学校卒。中学から常時ニキビ5〜10個。小学生の頃からプールや体育が憂鬱で、肌のことで嫌な思いもたくさんしてきました。「皮脂を取りすぎるから余計に出る」という悪循環をolissで学び、保湿をちゃんとすることで肌が変わりました。今は脂性肌のお客様に「洗いすぎない勇気」を一緒に見つけるお手伝いをしています。



ニキビケアは「自分の肌タイプ」を知っているかどうかで、結果がまるで変わります。
まずは1分でできる肌診断で、あなたに合ったケアの方向性を確認してみてください。


ニキビが治らない5つの主な原因
- スキンケアの方向性が肌タイプと合っていない
- 睡眠・食事・ストレスなど生活習慣の乱れ
- ホルモンバランスの変動による皮脂増加
- 潰す・触るなど間違った自己処理
- 複数の原因が同時に絡んでいる
ニキビが治らない背景には、必ず「長期化させている原因」が存在します。
ここでは代表的な5つの原因を、メカニズムとともに見ていきましょう。
原因①|スキンケアの方向性が合っていない
ニキビが治らない方に最も多いのが、自分の肌タイプに合わないスキンケアを続けているケースです。
脂性肌なのに油分の多いクリームを重ねていたり、乾燥肌なのに洗浄力の強い洗顔料で皮脂を落としすぎていたりする例は珍しくありません。
肌タイプは「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」「敏感肌」の4つに大別されます。
それぞれで皮脂量と水分量のバランスが異なるため、適切な洗顔料・保湿剤・有効成分もまったく違います。
肌タイプを正しく把握せずにケアを選ぶと、改善どころか悪化の原因になるのです(※1)。
原因②|生活習慣が整っていない
睡眠不足、偏った食事、運動不足は、ニキビを治りにくくする代表的な要因です。
特に睡眠は成長ホルモンの分泌と肌のターンオーバーに直結しており、6時間未満の睡眠が続くと肌の修復力が大幅に低下します(※2)。
高GI食品(白米・菓子パン・砂糖の多い飲料)の過剰摂取は、インスリン分泌を介して皮脂腺を刺激し、皮脂量を増やします。
また、ビタミンB2・B6・亜鉛が不足すると、脂質代謝が低下して毛穴が詰まりやすくなります(※3)。
近年注目されているのが腸内環境とニキビの関係(腸皮膚相関)です。
腸内の善玉菌が減少し腸管バリアが弱くなると、体内の炎症レベルが上がり、肌にもニキビとして影響が出やすくなることが報告されています(※4)。
原因③|ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスは皮脂分泌量に直接影響を与えるため、ニキビの長期化要因として非常に大きな比重を占めます。
女性の場合、生理前にプロゲステロンが増加すると皮脂量が20〜30%増え、毎月同じ時期にニキビが発生しやすくなります。
ストレスホルモン(コルチゾール)の慢性的な上昇も見逃せません。
仕事のプレッシャーや対人関係のストレスが長期化すると、コルチゾールが皮脂腺を刺激し続け、ニキビが慢性化するメカニズムです(※1)。
原因④|間違った自己処理をしている
ニキビを指で潰す、毛穴パックを頻繁に使う、消毒液を直接塗る――こうした自己処理は炎症を悪化させる代表的な行為です。
ニキビを潰すと毛穴の壁が破れ、炎症が周囲に広がって赤みや色素沈着が残りやすくなります。
| やってはいけないケア | なぜダメなのか |
|---|---|
| ニキビを指や爪で潰す | 毛穴壁が破れ、炎症が周囲に拡大。色素沈着・クレーターの原因になる |
| 1日3回以上の洗顔 | 必要な皮脂まで落とし、バリア機能が低下。かえって皮脂が過剰分泌される |
| 消毒液・アルコールを直接塗る | アクネ菌だけでなくバリアに必要な常在菌まで死滅し、肌環境が悪化する |
| 毛穴パックの頻繁な使用 | 角質を無理に剥がすことで角質層が傷つき、毛穴が広がる |
| 自己判断でステロイド外用薬を塗る | ステロイド痤瘡(ステロイドニキビ)を引き起こすリスクがある(※5) |
「触らない」「潰さない」はニキビケアの鉄則です。
上の表に当てはまる行為を1つでもしている方は、まずそれをやめるだけでも肌の状態は変わり始めます。
原因⑤|複数の原因が同時に絡んでいる
治らないニキビの多くは、上記の原因が1つではなく複数同時に存在しています。
たとえば「ホルモンバランスが乱れている+洗顔方法が間違っている+睡眠が足りていない」という3重の原因が重なっているケースです。
1つの原因にだけ対策しても、残りの原因が改善されなければニキビは再発します。
「色々試しているのに治らない」と感じる方は、対策のポイントが偏っている可能性が高いです。



ニキビの長期化は「原因の複合化」が最大の要因です。
皮脂・ホルモン・生活習慣・スキンケアの4軸で自分の状態を棚卸しすることが、回復の出発点になります。



ニキビの根本原因をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になりますよ。


皮膚科に通っても治らない場合に考えられること
- 保険診療の範囲で対応できないタイプのニキビがある
- 薬で炎症を抑えても根本原因が残っている
- 肌タイプや体質に合った対策が必要になるケースも
皮膚科で処方される外用薬(アダパレン・過酸化ベンゾイル・抗菌薬など)は、ニキビ治療の第一選択肢として非常に有効です。
しかし、3か月以上通院しても改善が見られない場合、「薬だけでは対処しきれない原因」が隠れている可能性があります。
保険診療で処方される主な薬と限界
保険診療の皮膚科では、主に炎症の抑制と菌の除去が治療の中心です。
診察時間は平均5〜10分程度で、食事指導やスキンケアの見直し、ホルモンバランスの検査まで踏み込む余裕がないのが実情です。
| 薬剤名 | 種類 | 主な作用 | ガイドライン推奨度 |
|---|---|---|---|
| アダパレン(ディフェリン) | 外用レチノイド | 毛穴の詰まりを防ぐ・ターンオーバー促進 | 強く推奨(※1) |
| 過酸化ベンゾイル(ベピオ) | 酸化剤 | アクネ菌を殺菌・角質を剥離 | 強く推奨(※1) |
| クリンダマイシン(ダラシン) | 外用抗菌薬 | アクネ菌の増殖を抑制 | 推奨(単剤長期は非推奨) |
| エピデュオ | アダパレン+BPO配合 | 上記2剤の効果を併せ持つ | 強く推奨(※5) |
薬で炎症を一時的に抑えても、皮脂の過剰分泌やバリア機能の低下が続いていれば、薬をやめた途端にニキビが再発するという循環に陥ります。
これが「皮膚科に通っているのに治らない」と感じる最大の理由です(※1)。
根本原因へのアプローチが不足している
薬で炎症を抑えることは「対症療法」です。
根本からの改善には、なぜ炎症が繰り返すのかという原因の特定が欠かせません。
たとえば、肌のバリア機能が遺伝的に弱い方は、通常のスキンケアでは保湿が足りずに角質が厚くなりやすい傾向があります。
また、腸内環境の乱れが肌の炎症を助長しているケースでは、外用薬だけでは根本的な解決につながりません(※4)。



「皮膚科で治らなかった=もう治らない」ではありません。
皮膚科の治療と並行して、生活習慣やスキンケアの方向性を見直すことで改善する方は非常に多いです。



間違った肌タイプに基づくケアを続けていると、ニキビがいつまでも治らない原因になってしまいます。
自分の肌タイプに合ったケアを知ることが、解決の第一歩です。
ニキビが治らないときに見直すべき5つのポイント
- 洗顔方法の見直し
- 保湿の量と質を調整する
- 食事内容を改善する
- 睡眠の質と量を確保する
- ストレスの蓄積を防ぐ
ここからは、ニキビが治らないときにまず見直してほしい5つのポイントを具体的に解説します。
すべてを一度に変える必要はありません。まずは1つだけ選んで2週間続けてみるのがおすすめです。
ポイント①|洗顔方法を見直す
洗顔は1日2回、朝と夜に行うのが基本です。
3回以上の洗顔は必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂の過剰分泌を招きます。
泡立てが不十分なまま肌をこすると、摩擦によって角質層が傷つき、バリア機能が低下します。
洗顔料はしっかり泡立てて、手のひらが肌に触れないくらいの泡で30秒以内に洗い上げましょう。
すすぎ残しもニキビの原因になるため、ぬるま湯(32〜34℃)で20回以上すすぐことがポイントです。
ポイント②|保湿の量と質を見直す
「ニキビ肌だから保湿は控えめに」は、多くの方がやりがちな間違いです。
保湿が不足すると肌は乾燥を防ごうとして皮脂を過剰に分泌するため、かえってニキビが増える原因になります。
一方で、油分の多いクリームを重ねすぎるのも逆効果です。
セラミド・ヒアルロン酸などの保水成分を中心に、油分は肌タイプに合わせて最低限にするのが理想的なバランスです。



保湿の「しすぎ」もニキビの原因になることがあります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。


ポイント③|食事内容を改善する
ニキビの改善に特に重要な栄養素は、ビタミンB2・B6・ビタミンA・亜鉛の4つです。
ビタミンB2は脂質の代謝を助け、B6はホルモンバランスの調整に関わります。
具体的な食材としては、納豆・卵・レバー・ブロッコリー・牡蠣などが挙げられます。
甘いお菓子やジュース、揚げ物を毎日摂取している方は、まずこれらを「週3回以下」に減らすことが最初のステップです(※3)。



食べ物とニキビの関係をもっと詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてください。


ポイント④|睡眠の質と量を確保する
肌のターンオーバーを正常に保つためには、1日7〜8時間の睡眠が必要です。
特に入眠後3時間は成長ホルモンの分泌がピークを迎えるため、この時間帯の睡眠の質が肌の修復力を左右します(※2)。
就寝前のスマホ使用はブルーライトがメラトニン分泌を抑制し、入眠を妨げます。
就寝1時間前にはスマホを置き、部屋の照明を落とすだけでも睡眠の質は向上します。
ポイント⑤|ストレスの蓄積を防ぐ
慢性的なストレスはコルチゾールの分泌を高め、皮脂量を増やすだけでなく、肌のバリア機能も低下させます。
「ストレスを0にする」のは現実的ではありませんが、蓄積させない工夫は可能です。
週2〜3回・30分程度のウォーキングやヨガは、コルチゾールの低下に有効とされています。
入浴(38〜40℃で15分程度)や深呼吸の習慣も、副交感神経を活性化させてストレスを軽減します。



生活習慣の改善は「地味だけど確実に効く」アプローチです。
どれか1つでも2週間続ければ、肌のコンディションに変化が出始める方がほとんどです。
ただし、遺伝的に肌が弱い方は生活習慣だけでは改善しきれないケースもあるので、次の章も参考にしてみてください。



ニキビと遺伝の関係が気になる方は、こちらの記事も参考になりますよ。


olissが考える「治らないニキビ」へのアプローチ
ここまで解説してきたように、ニキビが治らない原因は複合的です。
olissでは、表面の症状だけでなく「なぜ治らないのか」を3つの検査で可視化し、一人ひとりに合ったケアプランを設計しています。



ここからは、私たちolissのニキビケアについて紹介させてください。
「何をやっても治らない」と感じている方にこそ知ってほしいアプローチがあります。


olissは日本初のニキビケア専門エステサロンで、全国7店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪・福岡天神)を展開しています。各店年間1万人以上が来店し、皮膚科医である乃木田先生の監修のもとケアプログラムを提供しています。
olissの「ニキビ肌リセットプログラム」では、3つの検査であなたのニキビの根本原因を科学的に突き止めます。
- 遺伝子検査 — 自社オリジナルのDNA SCAN KITで、ニキビに対する生まれもった体質を分析
- 肌バリア機能検査 — 世界初のニキビ専用検査。パッチを3分間貼るだけで、その場で肌の状態を数値化
- 腸内細菌検査 — 今のあなたに本当に必要な栄養素を、腸内環境から読み解く
検査結果をもとに、各種ピーリング・ビタミンC誘導体・ヒト幹細胞など豊富なメニューから一人ひとりに合った施術を組み合わせ、サロンでのプロのケアと自社オリジナル化粧品「osmyss」を使ったホームケアの両面からアプローチします。
olissでケアを受けた方の事例
Before


After


フェイシャルスペシャルプログラム|16回
※ 効果には個人差があります。
Before


After


FSP+光フェイシャル28回
※ 効果には個人差があります。
3つの検査で「治らない原因」を数値化する
olissでは、「DNA検査」「バリア機能検査」「腸内細菌検査」の3つを組み合わせて、ニキビが治らない根本原因を特定します。
DNA検査では皮脂腺の活性度やバリア機能に関わる遺伝的傾向を把握します。
バリア機能検査では、角層の水分量・皮脂量・経表皮水分蒸散量(TEWL)を測定し、現在の肌がどの程度ダメージを受けているかを数値で確認します。
腸内細菌検査では、腸内フローラの構成を分析します。
腸内環境が乱れると全身の炎症レベルが上がり、肌にも影響が出ることが近年の研究で明らかになっています(※4)。
検査結果に基づくパーソナライズケア
3つの検査結果をもとに、スキンケア・生活習慣・施術内容をオーダーメイドで設計します。
「皮脂が多いタイプ」「バリアが弱いタイプ」「腸内環境が乱れているタイプ」で、優先すべきケアの方向性はまったく異なります。
「何をやっても治らなかった」という方の多くは、自分の肌タイプと体質に合ったケアに出会えていなかっただけというケースが非常に多いです。
原因を数値で把握した上で、正しい方向にケアを進めれば、肌は必ず応えてくれます。



「治らない」のではなく「原因に合った対策ができていない」だけというケースが本当に多いです。
まずは施術内容をチェックして、自分に合いそうかどうか確認してみてください。
ニキビが治らないときのよくある質問
まとめ
ニキビが治らない原因は、スキンケアの方向性のズレ・生活習慣の乱れ・ホルモンバランス・間違った自己処理・原因の複合化の5つに集約されます。
皮膚科の治療で改善しない場合は、外用薬だけではカバーしきれない根本原因が隠れている可能性があります。
大切なのは、「何が原因で治らないのか」を正しく特定した上で、自分の肌と体質に合った対策を選ぶことです。
この記事で紹介した5つの見直しポイントを一つひとつ試してみてください。
それでも改善しない場合は、肌の内側と外側の両方からアプローチできる専門サロンへの相談も選択肢のひとつです。



「何をやっても治らない…」と悩んでいるなら、まずは自分のニキビの原因を正しく知ることから始めてみませんか?
olissでは3つの検査で原因を数値化して、あなただけのケアプランを提案してくれますよ。
参考文献
※1 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」
※2 厚生労働省 e-ヘルスネット「にきび(尋常性ざ瘡)」
※3 林 伸和ほか「本邦における痤瘡治療の現状と課題」日本内科学会雑誌
※4 Bowe WP, Logan AC. “Acne vulgaris, probiotics and the gut-brain-skin axis.” Gut Pathogens 2011;3:1
※5 Zaenglein AL et al. “Guidelines of care for the management of acne vulgaris.” J Am Acad Dermatol. 2016;74(5):945-973
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全国7店舗(銀座・新宿・横浜・名古屋・京都・大阪・福岡天神)|皮膚科医監修
※本記事は皮膚科医監修のもと作成していますが、特定の治療法を推奨・保証するものではありません。症状には個人差があり、記載内容がすべての方に当てはまるとは限りません。ニキビの症状が重い場合や長期間改善しない場合は、皮膚科専門医にご相談ください。

















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