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【公式】ニキビ専門サロンoliss(オリス) | 銀座・新宿・池袋・横浜・関内・名古屋・京都・大阪・福岡天神

       
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黒ニキビとは

黒黒ニキビは、プツプツした小さなほくろのような吹き出物ができている状態のニキビを言い、「開放面皰」とも言われています。

白ニキビを放置しておくと発生するニキビであり、まだ炎症による痛みや痒みを感じる事はありません。

しかし、脂肪酸やアクネ菌は増殖を始めており、炎症を起こす一歩手前まできている段階です。

もし、白ニキビを放置し、皮膚の表面にほくろのような黒いプツプツした黒ニキビが発生し始めたら、肌の危険信号だと思って、早めに適切なケアを行ってください。

黒ニキビの原因

黒ニキビは、白ニキビの段階で適切なケアを行わずに放置したり、誤ったケアを続けてしまう事が原因で発生します。

白ニキビの段階で適切な治療を行わずに放置しておくと、皮脂分泌が進行し、詰まった毛穴の内部でアクネ菌や脂肪酸が増加し始めます。

その結果、増加した老廃物が毛穴の内部を広げると同時に表皮を盛り上げ、閉じていた毛穴が開放状態となってしまいます。

本来、詰まっている毛穴の内部に空気が触れる事はありませんが、毛穴が開放状態となる事で毛穴の内部に空気が流れ込み、皮脂が表面から徐々に酸化し、黒ずさんでしまいます。

この、酸化して黒ずさんでしまった皮脂が黒ニキビの正体です。

皮脂が黒ずさんでしまう原因は酸化以外にも、汚れの付着、紫外線を浴びる事によって皮脂にメラニン色素が集まり、黒く変色するといった原因が挙げられます。

 黒ニキビのケア方法

黒ニキビは、白ニキビを放置しておくことで発生してしまうニキビなので、抜本的な原因は白ニキビと同様、ホルモンバランスの乱れを整えるケア方法を行う必要があります。

しかし、黒ニキビは白ニキビに比べて毛穴内部に溜まった老廃物が多く、完治させるのが難しいニキビです。

その為、適切なセルフケアを継続的に行う、エステティックサロンなどで自分に合った適切なケアなどを行うといった治療方法が、効果的です。

黒ニキビに効果的なケア方法は以下のものとなります。

1ケミカルピーリング

ケミカルには「科学的に」という意味があり、ピーリングには「剥がす・皮をむく」といった意味をもち、美容界では主に「古い角質を摘出し、新しい角質に戻す」という意味があります。

主に酸性の科学薬品を皮膚の表面に塗り、皮膚の表面に存在する古い角質や、毛穴に詰まった老廃物などを溶かして除去するといた治療方法が「ケミカルピーリング」となります。

毛穴内部の老廃物を溶かす事で黒ニキビを早く完治させる事ができ、皮膚表面の古い角質を除去することでニキビの再発を防ぐ事も可能です。

ケミカルピーリングはエステティックサロンや、皮膚科などで行う事ができます。

エステティックサロンのケミカルピーリング


エステティックサロンは医療機関ではない為、皮膚疾患の治療目的で薬剤を使用する事が禁止されています。

その為、エステティックサロンではあくまで「美容目的」で治療が施されるため、医療機関と比べて薬品の濃度が低いのが特徴です。

しかし、エステティックサロンで使用される濃度の低い薬剤でも白ニキビ、黒ニキビといった初期段階のニキビであれば非常に効果的ですので、安全かつ低費用で、早く肌トラブルを改善する事ができるのがメリットです。

医療機関のケミカルピーリング


医療機関では、皮膚疾患の治療目的で薬剤を使用する事ができる為、濃度が高く、即効性のある多種のピーリング剤を扱う事が可能です。

その為、重症化したニキビでも早期で改善する事が可能ですが、濃度が高い高価な薬剤を使用している為、費用が高く、医師としっかり相談しなければ、治療後の痒みや赤みなどの副作用が起こる可能性があります。

しかし、濃度が高い薬剤は赤ニキビやクレーター肌といった、ケアの難しい肌トラブルにも幅広く対応しており、どんなニキビでも、しっかり通院していれば早期で改善する事ができるメリットがあります。

2面皰圧縮

面皰圧縮とは、ニキビに針やレーザーで小さな穴を開けた後に「アクネプッシャー(面皰圧縮器)」と言う道具を押し当て、毛穴内部の皮脂や古い角質を摘出する治療方法を言います。

簡単に説明すると「ニキビを潰す」治療方法ですので、あまり良いイメージが湧かないかもしれませんが、炎症がまだ起こっていない白ニキビや黒ニキビの段階で面皰圧縮を行えば、早期で完治させることが可能です。

アクネプッシャーは個人でも購入できるので、自分で面皰圧縮を行う事が可能ですが、経験の無い方がニキビに穴を開けると、皮膚に余計な傷をつけてしまい、炎症を引き起こしてしまう可能性があります。

皮膚科などで面皰圧縮を行えば、肌に傷を付ける事なくニキビ内部の老廃物だけを摘出できるので、早期で完治させる事ができますが、ニキビ予防の効果はありません。

その為、面皰圧縮をしてニキビを完治させる事ができたとしても、その後のケアを怠ってしまうと再発してしまうので、注意が必要してください。

黄ニキビとは?

黄ニキビ黄ニキビは、小さいもので3ミリ程、大きいものだと5~7ミリ程度のものが存在し、赤ニキビの中心部に黄色い膿が浮き出てしまった状態のニキビを言います。

「化膿ニキビ」や「膿疱(のうほう)」とも呼ばれており、その名の通り、毛穴内部に膿がたまっている状態です。

黄ニキビは、肌の奥深くに位置する「真皮層」を深く傷つけてしまっている場合がほとんどの為、赤ニキビよりも痛みや痒みを強く感じるのが特徴です。

「黄ニキビ」と言われてはいますが、その色は黄色よりも白色の方が強く、これが要因で黄ニキビを「白ニキビ」と認識してしまっている人が多いので、注意してください。

黄ニキビの原因は?

黄色ニキビの原因は、白血球の1つである「好中球」が過剰に繁殖したアクネ菌を大量に取り込にこむことによって発生した膿にあります。

膿をわかりやすく説明すると、アクネ菌の攻撃から肌を守る為に戦った好中球の残骸です。

本来、膿となった好中球の残骸は体内に吸収されて消えますが、傷が深ければ深いほど、その吸収率は低くなり、膿がたまってしまいます。

膿がたまってしまう状態の黄色ニキビは、それだけ傷が深いという事です。

毛穴内部に溜まった膿は、時間が経てば勝手に吸収・排出されますが、深くまで傷ついた黄ニキビは、完治しても跡として肌表面に残ってしまう可能性が高い非常に危険なニキビです。

黄ニキビの治療方法

白ニキビ、黒ニキビ、遅くても赤ニキビの段階で治療を行う事が非常に望ましいですが、すでに黄ニキビが発症してしまった場合、少しでも間違ったケアを行えば、逆に悪化してしまう可能性が高いです。

また、膿が毛穴内部に溜まり、肌表面に張り出した黄ニキビは脆く潰れやすいので、外部からの刺激が多かれ少なかれ存在する洗顔などのケアは注意して行ってください。

黄ニキビの治療方法は、以下のものが挙げられます。

1漢方治療

東洋医学で用いられる漢方薬は、黄ニキビのように長期的な治療を必要とする慢性疾患に効果的であり、近年では医療機関でも使用される事が多い薬です。

濃度が強く副作用の恐れがある抗生物質などに対し、漢方薬は副作用のリスクが少なく、肌に刺激を与えずに治療を行う事を可能としています。

また、炎症を治す、傷を治す、菌を殺すといった単一の症状に対して効果的な西洋薬とは違い、東洋薬の漢方は一つで多種多様の症状に効果を発揮します。

ニキビ治療の為に効果的な漢方役は主に「黄連解毒湯」「荊芥連翹湯」「十味敗毒湯」などが挙げられます。

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)


黄連解毒湯は肌にたまった熱を取り除き、炎症を悪化させず、治りやすい状態へとしてくれる効果があります。

また、炎症自体を抑える効果も持つため、かなり重症化した黄ニキビの炎症にも効果敵です。

その他にもイライラ、高血圧、湿疹、かゆみ、下痢などにも効果的です。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)


荊芥連翹湯は17種類もの生薬を混ぜ合わせた漢方薬であり、皮膚科や美容外科などの医療機関でも多く使用されています。

解毒作用や抗炎症作用、ニキビ悪化の原因であるアクネ菌を殺菌する作用をもつ生薬が含まれており、初期化ニキビから重症化ニキビまで幅広く効果を発揮してくれます。

また、炎症の痛みや痒みを抑える鎮痛作用や、ニキビが完治した後も再発する事を防ぐ抗菌作用や抗ウィルス作用なども含まれています。

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)


十味敗毒湯はニキビやアトピーと言った吹き出物が出来やすい人、化膿しやすい体質の人向けの漢方薬です。

毛穴内部に溜まった膿を排出する解毒効果を持ち、ニキビの抜本的原因であるホルモンバランスの崩れを整える働きも持っています。

その為、黄ニキビであれば非常に効果的な漢方薬と言えます。

2ホルモン治療

ニキビの抜本的な原因であるホルモンバランスの乱れを整えるのに最も効果的なのはホルモン治療です。

特に、副作用の強い抗生物質などを使用しなければ治療が長引いてしまう黄ニキビに対しては、安全かつ刺激が低い各種ホルモン治療を実施する医療機関が多くあります。

男性ホルモンが優位になる事で発生するニキビは、主に女性ホルモンを体内に補給する事で、皮脂の過剰分泌を抑え、重症化した黄ニキビの炎症や肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整える事ができます。

黄ニキビまで重症化した場合には、非常に効果的とは言えますが、ホルモン治療を行ったからといって必ずしもニキビ跡が残らない、早期で完治するという訳ではありません。

治療後もしっかりとセルフケアを行う事が非常に大切です。

赤ニキビとは

赤ニキビ赤ニキビとは、3~6ミリほどの赤く膨れ上がった状態のニキビを言い、医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」とも言われています。

白ニキビ、黒ニキビを放置したり誤ったケアを行うことで発生するニキビであり、炎症による痛みや痒みを伴います。

脂肪酸やアクネ菌も毛穴内部で増殖し続け、一刻も早く治療を行わなければクレーターなどのニキビ跡が残ってしまう危険なニキビです。

ま初期段階のニキビよりも目立ちやすく、痛みや痒みも伴いますので、一刻も早く治療を行ってください。

赤ニキビの原因

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビを放置することによって増殖してしまうアクネ菌にあります。

アクネ菌が増殖することによって、脂肪分解酵素のリパーゼが毛穴に溜まった中性脂肪を遊離脂肪酸に分解します。

白ニキビや赤ニキビを放置する事で炎症が起きてしまうのは、この遊離脂肪酸が増えて毛穴の内部を刺激しているからと言えます。

また、普段使用している市販のシャンプーやクレンジング剤にも赤ニキビを発生・発症させてしまう原因となる場合があります。

市販されているシャンプーやクレンジング剤には「界面活性剤」が含まれているものが多く、過剰に使い過ぎてしまうと、肌表面の水分を保持する油分の膜が壊れてしまい、乾燥またはニキビそのものを刺激して赤ニキビを発症・悪化させやすい肌を作りだしてしまいます。

しかし、界面活性剤は肌表面の不要な皮脂などを溶かしてくれる働きもあるので、適度に使用すれば決して悪いものではありません。

肌に合わないシャンプーやクレンジング剤などが原因で発生する赤ニキビは、痛みよりも痒みを伴うのが特徴ですので、炎症に強い痒みを感じた場合は、現在使用している洗髪料、洗顔料に要因がある可能性があります。。

赤ニキビの治療方法

重症化が進み、炎症を起こしている赤ニキビは一刻も早くケアを行わなければ、ニキビ跡が残ってしまう可能性が高いです。

白ニキビや黒ニキビの段階で治療するのが望ましいケアと言えますが、もし赤ニキビが発生してしまった場合は、しっかりと知識を取り込んだ上で継続的に適切なケアを行ってください。

赤ニキビは以下の治療方法が効果的です。
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1サルチル酸を含む薬品を使用

サルチル酸とは、皮膚科のケミカルピーリングで使用される薬剤にも配合されている、ニキビ治療に欠かせない成分です。

角質層に柔軟性を与えることで角栓ができるのを予防したり、殺菌・防腐効果もあるためニキビ予防には非常に効果的です。

また、増加してしまったアクネ菌を殺菌する作用やニキビの炎症を抑える効果があるので、すでに発生してしまっているニキビにも効果的な成分です。

しかし、サルチル酸は角質を溶かす作用が強力で、肌を守ってくれるバリア機能に必要な角質まで壊してしまうデメリットがあります。

市販のニキビ治療薬にもサルチル酸を含むものが多いので、個人でケアを行う事ができますが、利用しすぎると逆に赤ニキビを悪化させてしまいますので注意が必要です。

2抗生物質の服用

抗生物質とは、病気の元となる微生物を殺す働きをもつ薬品の中でも、微生物が生産した化学物質をさし、ニキビに置き換えるとアクネ菌やその他の最近などを殺す効果を持ちます。

ニキビに効果的といわれている外用薬には、タンパク質合成を防ぎアクネ菌の増殖を防ぐ効果をもつリンコマイシン系抗生物質のクリンダマイシンや、ニューキロン系抗生物質のナジフロキサシンがあります。

また、内服薬には、アクネ菌の殺菌作用をもち、副作用も少ないマクロライド系抗生物質のルリッド、クラリスや、脂肪が分解を妨害し、炎症の原因となる遊離脂肪酸の生成を現象させるテトラサイクリン系抗生物質のミノマイシンがあげられます。

これらの抗生物質は、基本的に皮膚科の処方薬として取り扱われていますが、どの抗生物質も多かれ少なかれ「副作用」がありますので、医師としっかり相談する必要があります。

また、刺激の強い抗生物質も多くありますので、医師から指示された量以上の使用は絶対に避けるようにしてください。

3ビタミンCを取り入れる

ビタミンCに美容効果があるのは今では常識となってきましたが、じつは美肌以外にも抗炎症作用も持っており、炎症を抑制するクリームなどにも含まれている成分です。

抗炎症作用以外にも、ターンオーバーの機能を低下させたり、肌を刺激して炎症を引き起こす活性酸素を除去したり、過剰な皮脂分泌を抑え、ニキビの発症を抑える効果があります。

しかし、ビタミンCは空気に触れると壊れてしまう特徴があるので、単にビタミンCを含んだ化粧水や美容液を使用しても、肌の表面を整えるだけで、肌の内部に潜む炎症などには効果がありません。

もし、ニキビのケアとして化粧水や美容液を選ぶのであれば「ビタミンC誘導体」が含まれているものを選ぶのが良いでしょう。

ビタミンC誘導対とは、皮膚の浸透力が強く、皮膚に浸透した後はビタミンCに変化する特徴がある成分です。

紫ニキビとは

紫ニキビ紫ニキビとは、炎症によってできた膿と血が混ざりあって、赤紫色に滲んでしまった状態のニキビを言い、「嚢腫(のうしゅ)」や「結節性ニキビ」とも言われています。

人によっては激しい痛みを感じる場合もあり、かなりごつごつとした硬いしこりが肌周辺、またはニキビの中心部に発生しているのが特徴です。

この状態まで悪化したニキビは、真皮層や皮下組織にまでダメージが及んでおり、毛穴周囲にも炎症が拡大している為、個人で行うケアで完治させるのはほぼ不可能であり、紫ニキビが改善された後も、ニキビ跡が残ってしまう可能性が非常に高いと言えます。

もし、紫ニキビが発症してしまった場合は、重症化が進行しないよう早急に対処するようにしてください。

紫ニキビの原因

紫ニキビは、誤ったケアによる肌への刺激や、放置によって進行する化膿が繰り返し行われる事によって発症します。

皮膚の奥深くに存在する「真皮層」や「皮下組織」、毛穴周辺の正常な肌にまで炎症が拡大した場合、それを改善するためにコラーゲンの元となる細胞が過剰に分泌し、やがて肌の改善に必要なかった大量の細胞は、体内吸収が間に合わず、肌表面を盛り上げ「しこり」となって残ります。

また、毛穴の奥深くまで及んだ傷からは出血が始まり、膿と混ざり合います。

こうしてできたニキビが紫ニキビとなります。

適切な治療を行った後でも、血液が沈着して肌内部に色素が残ってしまったり、火傷跡のような光沢したケロイドが長期間残ってしまう可能性があります。

紫ニキビの治療方法

紫ニキビに伴う炎症は、真皮層や皮下組織にまでダメージを与えています。

その為、ニキビ改善に最も重要とされるターンオーバーを改善しても、肌の新陳代謝が行われない、または肌を生まれ変わらせるために要する期間が非常に長い真皮層や皮下組織にまで炎症が拡大している紫ニキビには、非常に効果が薄く、クレーターとして跡が残ってしまう可能性が非常に高いと言えます。

ニキビの中でも最も重症化が進んでいる段階の紫ニキビは、医療機関でも早期で完治させるのが難しいため、長い期間、根気強く治療を行う必要があります。

その為、専門医の指示だけで治療を行うのではなく、それに合わせてエステティックサロンなどで肌表面の水分を保持し、バリア機能を向上させるケア、これ以上炎症を悪化させない為、抗炎症作用をもつ食品を適度に組み込んだ食生活などを実施し、すこしでも早く肌トラブルを改善できる自分に合ったケアを長期的に行ってください。

白ニキビとは

ニキビ白ニキビは、1~3ミリ程度のプツプツした吹き出物が出来ている状態のニキビを言い、「初期ニキビ」や「閉鎖面皰(へいさめんぽう)」とも呼ばれています。

まだ炎症が起こっておらず、ニキビを悪化させるアクネ菌も、本格的な増殖が始まっていない状態ですので、痛みや痒みを感じる事はありません。

しかし、「勝手に治るだろう」と白ニキビを放置すると、黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビと重症化しますので、可能な限り、この段階で治療を行うのが良いでしょう。

また、白ニキビとは言われていますが、ほとんど色を持たない場合が多いニキビです。

その為、見た目が白い「黄色ニキビ」と間違ってしまう人が多いようですので、注意が必要です。

白ニキビの原因

白ニキビの原因は、古い角質が毛穴に詰まり、皮脂が排出されずに皮膚が膨らんでしまうのが原因です。

毛穴を詰まらせる原因は、角質以外にも塵や埃、洗顔料の洗い残しなどが考えられますが、最も多いのは、皮脂の分泌量が過剰になる事とでできやすくなる角栓です。

皮脂の分泌量が過剰になる原因は、不規則な生活習慣、ストレス、栄養バランスの偏りなどが理由で、ホルモンバランスが乱れてしまうなど、その要因は多岐にわたります。

また、これは女性に限られた話ですが、月経の10~12前は、妊娠後に備えて、栄養分や水分などを備蓄する他、皮脂の分泌量を増やす働きをする「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が活発になり、白ニキビが発生しやすくなります。

以上のように、白ニキビの原因はスキンケアを怠ったなどではなく、ホルモンバランスの乱れといった内的要因がほとんどです。

白ニキビのケア方法

皮脂の過剰分泌や、毛穴を収縮させて、角栓による毛穴の詰まりを起こしてしまう原因は男性ホルモンにあります。

そんな男性ホルモンの増加を抑える為には、常に女性ホルモンを優位な状態に維持する事が白ニキビに効果的な予防、ケア方法と言えます。

ホルモンバランスの乱れによって優位な状態となってしまった男性ホルモンは、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」に類似した働きをする成分「イソフラボン」を用いる事で改善する事が可能です。

イソフラボン以外にも、マグロやカツオといった魚類に多く含まれている「ビタミンB6」は、エストロゲンの代謝に働きかけ、ホルモンバランスの乱れを整える事ができますので、白ニキビには効果的です。

生活習慣や睡眠方法を見直す事も効果的なケアですが、抜本的な原因である男性ホルモンに視点をあて、ホルモンバランスを整えるケア方法を行う事が、白ニキビには非常に効果的と言えるでしょう。

ニキビのステージ

ニキビといっても、細かく分類すると、6つに分けることができます。
対処法もニキビのステージによって変わりますので、自分のニキビの状態を知ることはとても大切です。

1微小面皰


肉眼では発見できないものの、毛穴がつまり、狭くなっている状態で、ニキビの最初期の段階になります。
角質層が柔軟性を失って、異常角化という状態になり、毛穴が小さく硬くなります。
すると、毛穴の出口が角栓(皮脂や角質)で塞がれ、毛穴詰まりが発生。皮膚が厚みを増し、毛穴が目立つ状態になっています。
肉眼で確認できるニキビになる前に、この段階ですべてのニキビの発生を抑える日々のニキビケアが非常に重要です。

2白ニキビ 閉鎖面皰


目に見えるニキビの初期段階で、皮脂の過剰分泌により毛穴が塞がり、皮脂が排出されず溜まってしまっている状態を、その色から白ニキビと呼びます。別名をコメド、閉鎖面皰とも言います。

3黒ニキビ 開放面皰


溜まった皮脂が表面に押し出されて酸化し、黒く変色したニキビを「黒ニキビ」を呼びます。

4赤ニキビ 丘疹(きゅうしん) 紅色丘疹


アクネ菌の増殖により、皮膚が炎症を起こして赤くなったニキビを「赤ニキビ」と呼びます。

5黄色ニキビ 膿疱 うみ


赤ニキビの炎症がさらに悪化して、膿が出たものを「黄色ニキビ」と呼びます。赤みがひどくなり、腫れて熱を持つことさえあります。

6紫ニキビ 嚢胞


最も重いニキビで、強い炎症を伴うものを、「紫ニキビ」と呼びます。

アクネ菌とは

ニキビの原因として挙げられるアクネ菌。しかし、アクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス)自体は、肌の常在菌で、誰の肌にも存在するもの。

ニキビのできやすい部位

皮脂がニキビの原因になるため、お顔や背中、お尻など皮脂を多く分泌される部位にできやすくなります。