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夏ニキビの原因

真夏ニキビ1年のうちで最も湿度が高く、一見「乾燥肌」とは無縁と思われがちですが、実は夏に発症するニキビの原因は主に肌の乾燥です。

その為、夏場にできるニキビの原因が乾燥肌と疑わずに、誤ったケアを行ってしまい、ニキビを悪化させてしまうというケースが多いようです。

乾燥肌が起こる原因は、湿度だけではありませんので、その点もしっかりと理解したうえで夏場のニキビ対策を行いましょう。

夏に肌が乾燥する理由

湿度の低い乾燥した空気が角質層の水分を奪うというのが、よく知られている乾燥肌の原因です。

これは、間違った情報ではありませんが、角質層から水分が不足してしまう原因は、湿度の低い空気による乾燥だけではありません。

では、一体夏場はどのような事が原因で、肌が乾燥し、ニキビが発症しやすくなってしまうのでしょうか。

1.紫外線による外部刺激

常に多くの紫外線にさらされる夏場は、その刺激から肌を守る為に、バリア機能を持つ角質層が肥大化し、「角質肥厚」の状態となってしまいます。

その為、外部へ剥がれ落ちるはずだった古い角質が残ってしまう事で角質層の構成が崩れ、バリア機能が大幅に低下してしまう原因に。

バリア機能は、外部刺激から肌を守る働きや、肌内部の水分の蒸発を防ぐ働きがあるので、この機能が低下してしまうと、肌内部の水分が蒸発し、乾燥肌となってしまうのです。

また、外部刺激にも弱くなってしまうため、ニキビの悪化、敏感肌、ターンオーバーの乱れといった肌トラブルも発症しやすくなりますので、夏場の紫外線には注意しましょう。

2.洗顔

大量の汗をかきやすい夏場は、べた付きなどの不快感を感じやすく、ついつい過剰な洗顔を行ってしまいがちですが、これも夏の乾燥肌を招く原因の一つです。

過剰な洗顔は、バリア機能をもつ皮脂膜や角質層の構成に必要な分の皮脂や角質を洗い流してしまうため、結果としてバリア機能を構成する成分が不足し、皮膚から水分が蒸散しやすい状態になってしまいます。

また、力強い洗顔も、摩擦による刺激によって角質層が崩れてしまい、バリア機能が低下してしまう原因に。

洗顔の頻度が多くなる夏にこそ、洗顔の回数を減らす、肌に優しい洗顔料を使用するなどといった対策を打ちましょう。

3.急激な温度変化

例えば、エアコンの効いたコンビニから温度の高い外へ出るときの急激な温度変化によって、人は物理的ストレスを感じます。

夏場は、このような急激な温度変化によるストレスを感じやすく、これが繰り返し続くと自律神経の一つである交感神経が非常に優位な状態になってしまう事も。

ストレスが要因で交感神経が優位になると、抗ストレスホルモンの「ステロイド」が分泌されるのですが、このホルモンには肌を乾燥させてしまう作用がありますので、これが過剰分泌されると乾燥肌になりやすく、結果としてニキビが発症してしまうのです。

肌トラブルとは無縁そうな温度変化ですが、実はこれでニキビが発症してしまうという可能性も決して低くはありませんので、注意して下さい。

夏の乾燥肌対策

夏の乾燥肌を招く原因のほとんどは紫外線による肌への刺激です。

特に、外での仕事が多い人や、外出が多い人は、紫外線が肌に及ぼす刺激を大幅にカットする事ができるPA+++、SPF20程のUVケア製品を、適量使用する事で夏の乾燥肌を防ぐ事ができます。

また、日傘や帽子といったものでも、直射日光による紫外線を防ぐ事ができますが、紫外線は壁や地面からも反射して、肌に影響を及ぼしますので、全体的にしっかりと紫外線を防げるケアをしておくようにしましょう。

このように、夏の紫外線を防ぐ対策をするだけで、乾燥肌によるニキビが発症する可能性を大幅に下げる事ができます。

紫外線対策に合わせて、バリア機能を構成する細胞間脂質(セラミド)や、角質層で水分を蓄えるNMF(天然保湿因子)を補助する、保湿クリームや化粧品などを使用してみましょう。

「PA」とは

PAとは、Protection Grade of UVAの略で、シミやシワの発生に大きく関わってくる「紫外線A波(UVA)」の防止効果を表す単位の事を言います。

効果の強い物から++++、+++、++、+の4段階です。

UVAが肌に急激な変化を与えるという事はありませんが、地上に降り注いでいる量が紫外線B派の20倍もあり、雲やガラスを通り抜けやすいという特徴があるため、屋内でも注意が必要してください。

長時間紫外線を浴び続けていると、肌に重要とされるコラーゲンが変性し、上手く新陳代謝が働かなくなってしまうため、肌のバリア機能が低下するだけではなく、ニキビができやすい、悪化しやすい肌となってしまうので、夏場はしっかりと対策しましょう。

「SPF」とは

SPFとは、Sun Protection Factorの略で、赤焼けや水膨れ、皮膚ガンなどの原因ともなる「紫外線B波(UVA)」の防止効果を表す単位を言います。

20分間なにも付けていない肌ど比較して、UVAによる被害が始まる時間を何倍先延ばしする事ができるかという目安となっています。

その為、SPF20のUVケア製品であれば、20分×20で6時間40分となるため、それだけの時間、UVAによる悪影響を抑制できるという計算になります。

UVBのエネルギーは非常に強く、肌表面の細胞を傷つけ角質層の細胞を壊しバリア機能を大幅に低下させたり、既に発症してしまったニキビを悪化させ、跡として残してしまう事も。

しかし、オゾン層や雲などによって遮断される特徴がある為、地上に降り注ぐ量は、全紫外線量の約10%と少量ですので、日傘や防止でもUVAをある程度防止する事が可能ですので、日差しの強い真夏は、肌トラブルを防ぐ為にも対策を行うようにして下さい。

食事の質はニキビの原因に

食べ物ニキビニキビが発症してしまう原因の一つとして「食事の質」が挙げられます。

食事の質が悪ければ、肌に必要なビタミンが不足してしうなどの影響が及び、様々な肌トラブルの原因となります。

ニキビのケアを行うのであれば、根本的原因である可能性が高い食事の質を見直してみましょう。

では、一体どのような食べ物に気を付けて食事の質を見直せばよいのでしょうか。

ニキビを発症させやすい食べ物

食事の質が原因で発症するニキビは、どんなに適切なスキンケアを行っても改善が長引いてしまったり、悪化してしまったりする可能性があります。

また、食事が肌に及ぼす悪影響は、すぐに見える変化があるわけでもありませんので、なかなかニキビの原因と確定づけるのが難しいという厄介な特徴もあります。

もし、栄養が偏りがちかもしれないという自覚があるのであれば、しっかりと普段口にする食事を意識してみて下さい。

ニキビを発症、または悪化させてしまう可能性が高い食事は主に以下のものが挙げられます。

1.食品添加物を多く含くむ物

食品添加物とは、「甘味料」「着色料」「酸化防止剤」など、食品を長持ちさせたり、香りや色合いなどを良くするために使用されている「合成化学物質」の事を指します。

多くの食品に含まれる食品添加物が体内に取り込まれると、身体が「異物」と判断し、それを撃退する為に活性酸素が多く生成されます。

活性酸素は、体内に取り込まれた細菌などの遺物を撃退する強い酸化作用を持っているのですが、これが多く生成されると、その酸化作用が肌細胞にまでダメージを与えてしまい、ニキビが発症・悪化してしまう原因に。

また、老廃物や毒素として体内に蓄積される食品添加物は、最終的に肌へと排出され、直接皮膚へ刺激を与えてしまう場合もありますので、多く摂取するのは避けるようにしましょう。

2.糖分を多く含む物

ケーキやチョコレートといったお菓子に多く含まれる「糖分」は、人が生きていく上で欠かせない成分なのですが、これを過剰に摂取してしまうとニキビの原因となります。

糖分は、体内で「ビタミンB1・ビタミンB2」にエネルギーとして分解されるのですが、これが多すぎると分解されず「中性脂肪」として体内に蓄積され肌に大きな負担となってしまう事も。

中性脂肪は皮脂の主成分となりますので、体内に多く蓄積されれば皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴詰まりによるニキビが発症しやすくなります。

また、糖分を分解するビタミンB群は皮脂分泌量のコントーロール、ターンオーバーを正常に保つ作用といった肌を健康な状態に保つのに欠かせないビタミンとなりますので、これが不足してしまうとニキビが発症・悪化しやすい肌となってしまうので、ニキビ肌の方は注意して下さい。

3.塩分を多く含む物

塩分は主に高血圧の原因としてよく取り上げられる成分ですが、実は肌にも悪影響を及ぼし、ニキビを発症させてしまう場合があります。

塩分は体内の水分を奪ってしまう作用を持っており、あまり過剰に摂取してしまうと、角質層の水分を吸い取ってしまい、ニキビが発症しやすい乾燥肌になってしまう事があるのです。

また、塩分は血液を濃くしてしまう作用も持っていますので、身体はそれを水分で薄める為に喉を乾かし、それが要因で必要以上に水を摂取してしまう事で腎臓に負担を与えてしまう事も。

腎臓には、老廃物や毒素を尿として体外へ排出する役割を持っている為、腎臓機能が低下されると、老廃物や毒素が肌へと排出され、ニキビを発症・悪化させてしまう原因となりますので、塩分を多く摂りすぎているかもしれないと自覚がある方は、しっかりと対策を行ってください。

4.辛味の強い物

痛みを感じる程の辛い食べ物を取り込んだ際、脳はそれを「異常な物」と判断し、通常よりも多くの胃液を分泌し、胃腸に大きな負担を与えてしまいます。

胃では、食物を吸収しやすい状態まで分解され、それが小腸で栄養分となって身体に吸収されますので、これらの機能が低下してしまうとビタミン不足に陥ってしまう可能性が高く、肌の新陳代謝が正常に機能しなくなってしまうのです。

また、辛い食べ物を食べる際、それが口周りに付着することで、直接肌に刺激を与えてしまい、ニキビを発症させてしまう可能性も少なからずありますので注意して下さい。

しかし、辛い食べ物は適量であれば新陳代謝をアップさせる作用もある為、食べ過ぎ、または辛すぎない物であれば、逆に肌を健康に保つ事もできます。

バランスの良い食事がニキビの予防・改善に

ニキビを発症させやすい食べ物は様々ですが、どれも取れば絶対に肌に悪いという物ではなく、そのほとんどは適量であれば体に良い、または肌にそれほど影響のない物ばかりです。

もし、食事の質が原因でニキビが発症しているのではないかと感じている方は、普段の食事をメモするなどして、栄養が偏っていないかなどをしっかりと見直す事も効果的なニキビ対策となります。

また、仕事の関係などで十分な栄養素が取り入れられずニキビが発症しやすいという方は、サプリメントなどを利用して栄養素を補うといった対策を打ちましょう。

フェイスラインのニキビ

フェイスラインフェイスラインとは、顔の輪郭(側面)の事を指し、Uゾーンとも呼ばれています。

このフェイスラインにできるニキビは、思春期ニキビではなく、大人ニキビが多発する傾向にあり、治りにくい、再発しやすいといった非常に厄介なもの。

最悪の場合、ニキビ跡として残ってしまう場合もありますので、フェイスラインにニキビが発症し始めたら、早急にケアを行って下さい。

フェイスラインにできるニキビの原因

フェイスラインにできるニキビは、厄介な特徴をもっており、ケアが難しそうと思う方も多いかと思います。

しかし、原因をしっかりと理解した上でケアを行えば、実は改善・予防はそう難しいものではありません。

フェイスラインにできるニキビの原因は、主に以下のものが挙げられます。

1.細菌の侵入

顔の中でも、最も殺菌が侵入しやすく刺激を受けやすいのはフェイスラインです。

例えば、仕事や勉強中のほおづえや、スマートフォンや携帯電話での通話、寝具など、細菌がフェイスラインに感染する原因は多く存在します。

特に、ほおづえは長時間行えば毛穴を塞ぐ要因ともなりますし、手についた様々な細菌がニキビに刺激を与え、炎症を引き起こす要因にも。

もし、癖になってしまっている場合は、ほおづえをしやすい場所に鏡などを置いて、意識できるようにして下さい。

また、スマートフォンや携帯電話などは定期的にウェットティッシュなどで除菌を行う、寝具を1~2日おきに選択するといった対策をする事も、フェイスラインのニキビ改善・予防に効果的です。

2.バリア機能の低下

バリア機能とは、主に「皮脂膜」と「角質層」にそなわっており、その名の通り外部刺激から肌を守ったり、皮膚に含まれる水分の蒸散を防ぐ働きをさします。

フェイスラインの一部である頬は、皮脂膜を構成する「皮脂」の分泌量が少なく、皮膚上部の「角質層」が薄いので、もともとバリア機能が低い部分です。

その為、外部刺激が原因でできるニキビが発症しやすく、皮膚内部の水分が蒸発し、乾燥肌となりやすい部分になりますのでニキビケアには特に注意して下さい。

フェイスラインに、炎症を伴わない初期状態のニキビが発症した場合であれば、食生活や生活週間を改善するだけで、十分な改善・予防が可能ですが、もし炎症を伴う重症化ニキビが発症した場合は、紫外線対策や保湿ケアなどをしっかりと行い、乾燥肌も予防するようにして下さい。

3.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れが原因であるニキビは、顎に発生しやすい傾向にあります。

顎は、皮脂腺の量が多いため、ストレスや食生活の乱れによって男性ホルモンが優位となり皮脂分泌量が増加した場合、最もニキビが集中する部分です。

また、皮脂分泌量を促す女性ホルモンの一つ「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の増加もニキビが顎にできる原因に。

黄体ホルモンは、生理前の黄体期(約2週間)に分泌量が増加しますので注意して下さい。

半身浴や睡眠など心身共にしっかりリラックスできる時間を積極的に取り入れることで、自律神経の一つである副交感神経が活発に働き、ホルモンバランスを乱れを解消する事ができます。

フェイスラインニキビのケア方法

フェイスラインにできるニキビの根本的原因は、紫外線や細菌の刺激といった外部刺激によるものも含まれますが、ほとんどは食生活やホルモンバランスの乱れといった内的要因です。

外部刺激によるニキビを防止するスキンケアも大切ですが、内的要因もしっかりと視野にいれてケアを行うようにしましょう。

フェイスラインに発症するニキビの予防・改善方法は以下のものが挙げられます。

1.大豆イソフラボンの摂取

大豆イソフラボンには、女性ホルモンの一つである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」とよく似た働きを持っています。

エストロゲンには、皮脂分泌量のコントーロール、バリア機能を構成する「セラミド」や「NMF(天然保湿因子)」の働きを促進させる作用があるので、外部刺激によって発症する頬ニキビ、皮脂の過剰分泌によって発症する顎ニキビの両方に効果的なホルモンです。

大豆イソフラボンも同様の作用をもっている上、ホルモンバランスの乱れを改善するのにも効果的な成分ですので、フェイスライン全体のニキビに悩みを持つ人は、普段の食事に取り入れてみましょう。

2.糖分の摂取を抑える

糖分の過剰摂取は肝臓に大きな負担を与え、その影響は大人ニキビとなって頬に症状がでてしまう傾向があります。

本来、糖分は体内でビタミンB群に分解され、エネルギーとして身体に蓄えられるのですが、摂取量が多すぎると分解しきれなかった糖分が「中性脂肪」として肝臓へ蓄積され肝機能低下へと繋がってしまうのです。

肝臓は毒素を分解する作用がある為、この機能が低下すると、分解しきれなかった多くの毒素が肌へと排出されニキビが発症してしまう原因に。

頬は肌の面積が大きい為、毒素が排出される量も多く、肝機能低下によるニキビが発症しやすいので、頬ニキビが発症しやすい人は糖分の摂取を抑えるようにしましょう。

また、バターや生クリームなどに多く含まれる脂肪分も糖分と同様の理由で肝機能低下を招きニキビを発症させる原因となりますので、こちらも併せて食事の質を見直してみて下さい。

コーヒーとニキビの関係

コーヒーコーヒーが肌に悪影響を与え、ニキビを発症させてしまう要因になってしまうという事を聞いた事がある人は多いのではないでしょうか?

確かに、コーヒーに含まれる成分が肌に悪影響を及ぼすのですが、一日に2~3杯程度であれば特に問題はありません。

しかし、仕事中に缶コーヒーなどを飲み過ぎると、ニキビが発症してしまう原因となる可能性がありますので、ニキビ肌の方は注意して下さい。

コーヒーがニキビを発症させる原因

仕事中の一服や、朝の眠気覚ましとしてコーヒーを飲む方も多いかと思いますが、飲み過ぎてしまうと、ニキビを発症させる間接的な原因となりえる場合があります。

特に、糖分を多く含む缶コーヒーは、肌に大きな負担となることも。

糖分を含まないブラックコーヒーなら大丈夫なのでは?と疑問を抱く人もいるかと思いますが、実は糖分を含んでいないものでも、ニキビを発症させてしまう可能性があるので、ニキビ肌の方は飲み過ぎないようにしましょう。

コーヒーがニキビを発症させてしまう理由は、主に以下のものが挙げられます。

1.利尿作用によるビタミン不足

カフェインがもつ利尿作用は非常に強く、尿とともにビタミンやミネラルを排出してしまい、肌を健康に保つビタミンが不足する状態に陥れてしまう場合があります。

利尿作用によって排出されやすい成分は、主にビタミンBやビタミンCです。

ビタミンBには、皮脂の分泌量を調整する作用や肌細胞の生成を促進させる作用がある為、これが不足してしまうと、毛穴詰まりやターンオーバーが乱れたニキビの出来やすい肌に。

また、ビタミンCには酸化による炎症を抑える抗酸化作用があるため、不足してしまうと炎症を伴いやすいニキビが発症してしまいやすくなってします。

コーヒー一杯程度のカフェインでビタミン不足に陥るという可能性は極めて低いですが、常日頃コーヒーを飲んでいる方や、一日に3杯以上は飲んでいるという方は、摂取量を抑えるようにしましょう。

2.コーヒーに入っている糖分

ブラックコーヒーしか飲まないという方は、特に気にする必要はありませんが、糖分が含まれた缶コーヒーをよく飲むという方は注意が必要です。

缶コーヒーに含まれる糖分量は非常に多く、その糖分が原因で体内のビタミンBが大量に消費され、それが原因でニキビが発症してしまうという事も少なくありません。

ビタミンBは、ニキビの出来にくい肌を作るのには欠かせない成分ですので、缶コーヒーに多く含まれる糖分には注意して下さい。

3.覚醒作用による自律神経の乱れ。

脳を覚醒させる働きを持つカフェインを多く摂取すると、交感神経が優位となる時間が長くなり、自律神経が乱れてしまう場合があります。

交感神経は、皮脂分泌量を促す男性ホルモンを刺激する働きがある為、これが優位になってしまうと皮脂の過剰分泌によるニキビが多発しやすくなってしまうのです。

もちろん、副交感神経が働く睡眠時間前はカフェインを避けるといった対策も重要ですが、あまり大量に摂取すると、それが例え朝でも昼でも睡眠に障害が生じ、自律神経失調となってしまいますので、過剰摂取は避けるようにしましょう。

4.コーヒー用の加工ミルクに含まれる成分

コーヒーの苦みを抑えたり、甘味を加えたりするのに配合されているミルクの中には、牛乳と成分が全く異なる加工ミルクを使用しているものが多くあり、ニキビに悩んでいる方は要注意です。

加工ミルクは、体に悪影響を与える「トランス脂肪酸」を含めた、多くの添加物を含んでおり、これらは体内で代謝されにくく、老廃物や毒素として残ってしまう事も。

このような老廃物や毒素はビタミンを多く減少させてしまう厄介なものですので、これらが溜まると肌の新陳代謝が低下し、結果としてニキビが発症しやすい状態となってしまうのです。

特に、加工ミルクは缶コーヒーに多く含まれている傾向にありますので、注意しましょう。

ニキビ肌の方にお勧めのコーヒー

コーヒーが好きな方にとっては、ニキビが発症しやすくなるから飲んではいけないとなると辛いですし、ストレスにもなってしまうのではないでしょうか?

一日1~2本程度であれば、肌に影響が及ぶという可能性は極めて低いのですが、それでも気になるという方は、肌に悪影響を及ぼす事のないコーヒーを選ぶことをお勧めします。

肌への悪影響が少ないコーヒーは以下のようなものが挙げられます。

1.カフェインレス(デカフェ)

カフェインレスとは、その名の通り飲料物からカフェインを取り除いたものを指し、コーヒーの場合は「カフェインレスコーヒー」や「デカフェコーヒ」などと呼ばれています。

もちろん、カフェインレスでもしっかりとコーヒー豆から作られている為、味に変化はありません。

その上、ビタミンを不足し肌の新陳代謝を低下させる利尿作用や、自律神経を乱す覚醒作用もありませんので、ニキビに悩むコーヒー好きの方はお勧めです。

2.ソイラテ

コーヒーに多くのミルクを入れて飲むのが好きという方にはソイラテがお勧めです。

ソイラテとは、ミルクに代えて温めた豆乳を加えたものを指し、加工ミルクや脂肪酸によるニキビ発症の影響を防ぐ事ができます。

また、豆乳にはホルモンバランスの乱れによる皮脂過剰分泌を抑えるイソフラボン、肌の新陳代謝を助けるビタミンB群といったニキビケアに効果的な成分を多く含んでいる為、普段飲んでいるコーヒーに豆乳を取り入れてみて下さい。

ハチミツとニキビの関係

ハチミツハチミツには美肌効果を持つ成分が豊富に含まれており、ニキビなどの肌トラブルに効果的な食材として注目を集めています。

食べても体内に美容成分を取り込む事ができますが、肌表面に直接塗ってもニキビの炎症・悪化を抑える事ができるので、日々のスキンケアにも取り入れてみると良いでしょう。

では、実際にハチミツを肌に塗ることでどのような効果を得ることができるのでしょうか?

ハチミツの効果

基本的に食材として取り上げられるハチミツですが、肌に塗っても効果的であることから、スキンケア用品などにも用いられています。

美肌効果があるのはもちろんの事、ニキビの予防・改善ケアにも効果が期待できます。

ハチミツが肌にもたらす効果として、主に以下のものが挙げられます。

1.保湿効果

ハチミツには強力な保湿力がある為、肌の新陳代謝促進、バリア機能の向上といったニキビの発症しにくい肌を生成する効果が期待できます。

そんな高い保湿力がある理由は、水分量が約20%と低く、空気中の水分も取り込むほどの高い吸水性といったハチミツが持つ特徴にあります。

高い吸水性は、肌内部にある水分を皮膚に蓄えておくのに最適であり、そもそもの水分量も低いので多くの水分を蓄える事も可能に。

また、高い浸透性ももっているので、洗顔後のニキビケアなどに使用してみると良いでしょう。

2.殺菌作用

ハチミツに含まれる「グルコン酸」には医療用具の消毒にも用いられるほどの強い殺菌消毒作用があり、ニキビの原因ともなるアクネ菌やその他の雑菌などを減少させる事を可能としています。

また、ハチミツは水分を吸収すると過酸化水素(オキシドール)という消毒作用をもつ物質を発生させる為、肌に塗ることで更に強い殺菌作用効果を期待することができるのです。

ニキビが炎症を起こす根本的原因は、アクネ菌などの細菌となりますので、ニキビの重症化によってできるクレーター跡や色素沈着などを防ぎたい場合は、ハチミツを使用したケアを行ってみて下さい。

3.古い角質を落とす

ハチミツは、非常に細かい分子によって構成されている為、毛穴を塞いでしまう角栓の材料ともなる古い角質を一緒に絡めとる効果があります。

もちろん、古い角質以外にも雑菌、埃などを取り除いてくれますので、洗顔、またはクレンジングの際に使用してみると良いでしょう。

最近では、ハチミツが配合された洗顔料やクレンジング剤もありますので、どれぐらいの量で行えばよいか分からないという方は、是非使用してみて下さい。

ハチミツで行うニキビケアの方法

ハチミツでニキビのケアを行うといっても、その方法は様々で予防・改善効果も異なります。

また、ただハチミツを取り入れたケアを行えばニキビや肌荒れなどの肌トラブルに効果的という訳ではありません。

場合によっては、逆に肌トラブルが悪化してしまうなんて事もありますので、しっかりとハチミツで行うケア方法を理解した上で実施するようにしましょう。

ハチミツで行うニキビケアの方法は以下のものが挙げられます。

1.洗顔

簡単かつニキビの悪化予防や改善などに効果的なハチミツケアを実施したい方は洗顔がお勧めです。

まず、スプーン一杯程度のハチミツを洗顔料に混ぜ、普段よりもしっかりと泡立たせ、弾力性のある泡を作って下さい。

しっかりと泡立てなければ、洗顔料にしっかりとハチミツが混ざり合わず、保湿作用や殺菌・消炎作用が十分に働かない場合があります。

ハチミツを使用した洗顔の頻度は毎日1回でも問題ありません。

しかし、人によっては肌に合わないという場合がありますので、初めて行う場合は、ハチミツを使用した洗顔を実施した後、3日程様子を見て問題がないかどうかをしっかりと確認するようにして下さい。

2.化粧水に混ぜる

ハチミツを化粧水に混ぜ合わせることで、保湿力が向上し乾燥肌によるニキビの予防・改善、バリア機能の向上などに役立たせる事ができます。

混ぜ合わせるハチミツの量は化粧水50mlに対し小さじ1杯程度が適量です。

こちらも洗顔と同様、化粧水にハチミツを良く混ぜ合わせ、しっかりと肌全体に行きわたるように馴染ませるようにしましょう。

乾燥肌・敏感肌の方は、洗顔と化粧水の両方にハチミツを取り入れた場合、肌への負担となってしまう場合がありますので、注意してください。

3.ハチミツパック

ハチミツパックは、肌の保湿力を高めるだけでなく、ニキビの悪化防止や予防に効果的なケア方法です。

まず、大さじ1杯ほどのハチミツを顔全体に薄く塗っ後、5分程放置し、ぬるま湯でハチミツが残らないようにしっかりとすすぎを実施して下さい。

ハチミツの量を多くしてしまうと、すすぎの時間が長くなってしまい、肌へ負担となってしまいますので注意しましょう。

また、肌に直接ハチミツを塗るので、アレルギーなどの反応がでやすく、ニキビが悪化してしまう場合があります。

その為、まずは肌表面に2滴ほどハチミツを塗り、なにも問題が無いかどうかを確かめるパッチテストを行うようにしましょう。

ニキビを潰すのは良いのか?

ニキビ潰す白ニキビや黒ニキビといった初期段階のニキビは、潰してしまった方が良いという説がありますが、その反面、ニキビを潰すのはNGという説もあります。

一般的には、「ニキビを潰すのはNG」と考える人が多いかと思いますが、一方では面皰圧縮と言われるニキビを潰す治療も存在しており、一体どちらが良いのか悪いのか疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、個人でニキビを潰すというケア方法は決してお勧めしません。

具体的にニキビを潰すとどうなってしまうのかをしっかり理解しておきましょう。

ニキビを潰すと起こる悪化症状

肌に発症してしまったニキビを潰した場合、ニキビ発症や悪化の要因ともなる膿や皮脂、古い角質などを毛穴から排出する事ができ、早期改善を望む事ができます。

しかし、これは専門家による適切な処置によってニキビを潰した場合のみ。

個人では、専門家ほど知識が豊富ではなく、特殊な機械もそろっていない為、爪やピンセット、針といった身近な道具を代用するしかありません。

しかし、個人が身近な道具や爪などでニキビを潰した場合、以下のような悪化症状が起こる場合があります。

1.クレーター跡として残る

特に知識もなく、身近な道具でニキビを潰してしまった場合、皮膚の奥深くに位置する「真皮」にまで傷が付き、取り返しのつかない「クレーター跡」として肌に残ってしまう可能性が高いと言えます。

普段、人の肌はターンオーバー(肌の新陳代謝)によって多少の傷でも自然完治するような仕組みとなっていますが、真皮はターンオーバーが行われません。

その為、真皮に傷がついたた場合、そのまま表面に凹みが生じ「クレーター跡」となってしまいます。

通常のニキビであれば、クレーター跡になるまで悪化する可能性は低いので、今後の肌状況を考えるのであればニキビを潰すといった方法は避けた方が良いでしょう。

2.炎症が広がる

特殊な器具や機械なしでニキビをピンポイントに潰すのは困難であり、爪やピンセットなどの器具で潰した場合は、周りの健康な肌にまで傷を付けてしまう場合がほとんど。

傷が広がれば、その分雑菌なども侵入しやすくなり、これらが主な要因となりニキビの炎症が広がってしまいます。

炎症が大きくなったニキビは、目立つ上に治りにくく、最悪の場合「ニキビ跡」として残ってしまう事も。

ニキビを目立たなくしたいという目的で潰してしまう方も多いかと思いますが、その行為が逆にニキビを更に目立たせてしまう場合もありますので、注意して下さい。

3.ニキビが再発しやすくなる

ニキビを潰す場合、肌表面に強い刺激を与える訳ですから、もちろんその部分の角質層は崩れ、バリア機能は大幅に低下してしまいます。

また、器具や爪などに付着している雑菌が皮膚内部に混入し、後にニキビを発症してしまう可能性も決して低くはありません。

ニキビが発症している肌は、刺激に敏感で、バリア機能も正常に機能しているとは言えない状態です。

その為、例えニキビを潰して改善できたとしても、外部刺激や混入した雑菌により、再びニキビが出来てしまうのです。

誤ってニキビを潰してしまったら?

ニキビを潰すといけないと心掛けていても、気になっていじったり、洗顔の際に生じる摩擦で潰れてしまったなんて事もあるかと思います。

特に、摩擦などの外部刺激によって潰れやすい黄ニキビは、潰れてしまうと跡となって残ってしまう可能性があるので注意して下さい。

もし、誤ってニキビを潰してしまった場合は、早急に対処する事が非常に重要。

ニキビが潰れてしまった際の適切な対処法は、以下のものが挙げられます。

1.血や膿を拭き取る

膿を多く含んだ黄ニキビや赤ニキビといった重症化ニキビを誤って潰してしまった場合、細菌を含む膿や血が溢れだし、他の箇所にも悪影響を及ぼす場合があります。

その為、誤ってニキビを潰してしまった場合は、まず潰れたニキビを清潔にする事が重要です。

溜まった膿や血などが出てきた場合は、ティッシュやカーゼなどを使用し、拭くというより、軽く押し付ける感じで刺激を与えないように膿や血を除去してください。

また、直ぐに洗顔できるようであれば、流水で膿や血に含まれる菌を洗い流すようにすれば尚良いでしょう。

2.消毒は行わず、保湿を行う。

ニキビが潰れ、肌に傷ができてしまった場合は消毒液などは使用せず、しっかりと保湿することを優先に対処してください。

消毒液はニキビを発症させる要因である細菌を殺すことが可能ですが、傷ついた皮膚には刺激が強く、かえって悪化させてしまう場合があります。

その為、膿や血を除去したあとは、保湿成分を含む化粧水などを付けたコットンをしばらく付けて保湿を行うと良いでしょう。

保湿を行う事で、肌の新陳代謝が良くなり、色素沈着やニキビ跡といった悪化を防ぐ事が可能な他、バリア機能を向上させ、外部からの刺激を最低限に抑える事ができます。

3.無理に膿や血を出さない。

毛穴内部から血や膿がまだ残っているのではないかと、無理に全部だそうと、ニキビを圧迫させるのは避けて下さい。

無理に潰れたニキビへ圧迫による刺激を与えてしまうと、皮膚内部の傷が広がってしまう場合があり、ニキビ跡が残ってしまう可能性を上げてしまいます。

例え、毛穴内部に血や膿が残っていたとしても、それらは自然に流れでてきますので、なるべく患部に刺激を与えないようにケアを行うのが良いでしょう。

ダイエットするとニキビができる?

ダイエットダイエットを行うとニキビができやすくなってしまうという情報がありますが、これはダイエットを行うと必ずしもニキビができやすくなるという訳ではありません。

多くの人は、直ぐに結果が欲しいと、無理なダイエットを行ってしまいがちですが、このような無理なダイエットがニキビ発症へと繋がってしまいます。

せっかくスタイルが良くなったのに、多くのニキビが発症してしまってはあまり喜べるものではありません。

では、なぜダイエットをするとニキビができやすいと言われているのでしょうか?

ダイエットでニキビができる原因

ダイエットに欠かせないのが「運動」と「食事制限」となりますが、この2つはニキビに悪影響を及ぼす要因となってしまいます。

特に、短期間で効果を得ようとして行う過度なダイエットは肌にとって大きな負担に。

しかし、しっかりとダイエットにより発症するニキビの原因を理解すれば、肌への負担を抑えやすくなりますし、工夫次第ではニキビ予防と同時にダイエットを行う事も。

運動と食事制限がニキビの原因となる理由は、以下のようなものが挙げられます。

1.栄養不足

ダイエットを行う上で、最も陥りやすいのが食事制限による栄養不足。

確かに、食事制限を行えば早く体重を落とす事ができますが、しっかりと栄養分を考えた食事制限でなければ、肌を生まれ変わらせる細胞を生成する皮膚が栄養不足となり、ニキビ、乾燥肌、色素沈着といった様々な肌トラブルを発症してしまいます。

また、食事制限によって感じるストレスもニキビの原因となりますので注意して下さい。

空腹によるストレスは、交感神経を優位にさせ、皮脂分泌を促す男性ホルモンを刺激するコレチゾールが過剰に分泌されてしまいます。

その結果、皮脂が過剰に分泌され、ニキビが発症しやすい肌となってしまうので、無理な食事制限は今後の為に避けた方が良いでしょう。

2.活性酸素の大量発生

活性酸素とは、肌内部に侵入した細菌などを撃退する酸素の総称を言います。

非常に強い酸化作用をもっており、これが大量発生してしまうと細菌だけではなく、肌内部の細胞まで傷つけてしま赤ニキビやニキビ跡などの原因となってしまう事も。

元は酸素ですので、普段体内に取り込む酸素の量が多くなるにつれて、活性酸素の発生量も増えていきます。

息苦しくなるような過激な運動を行うと、活性酸素の生成量も過剰化し、ニキビが発症・悪化する可能性が高くなっていまいますので、早く痩せたいからといって無理な運動をするのは、決してお勧めしません。

3.好転反応

好転反応とは、体が健康になる過程で一時的に表れる悪い症状の事を言います。

どんな運動でも、身体に溜まった老廃物やコレステロールといった毒素を外部に排出する「デトックス効果」という物があります。

毒素は、血液にのって体中をめぐり、最終的には肌表面へと排出されますので、それが影響してニキビが発症してしまう場合があるのですが、これが原因によってできたニキビに関しては、特にケアを行う必要はありません。

好転反応によって発症したニキビは、一時的なものですので、毒素が排出されれば1~5日程度で自然に改善されていくのが特徴です。

しっかりと食事をとり、健康的なダイエットを行っているにも関わらず、ニキビが発症した場合は、好転反応によるものだと考えて良いでしょう。

ダイエットによるニキビ発症を予防する方法

ダイエットが原因でニキビが発症してしまう可能性は、そう高いものではありません。

しかし、一日一食、または断食といった過度な食事制限などを行った場合は、ニキビを予防する為の栄養が不足してしまいます。

また、自分の体力に合わない過激な運動を行った場合もニキビ発症・悪化の原因となってしまいますので、その点もしっかりと対策しておくと良いでしょう。

ダイエットによるニキビを予防する場合は、以下の方法がお勧めです。

1.適度なビタミンCを摂取

例え息切れを起こさない適度な運動でも、普段の生活よりも酸素を体内に取り入れる量は増しますので、それが原因で活性酸素によるニキビの発症・悪化を起こしてしまう場合があります。

そういった要因で発症するニキビを予防するのに最適なのは、活性酸素の酸化作用から肌を守る役割を持つ「ビタミンC」。

ビタミンCは、「抗酸化作用」という酸化作用から肌を守る働きをもっているため、適度な運動でダイエットをするのであれば、普段の食生活に取り入れると良いでしょう。

しかし、いくら抗酸化作用をもっているからといっても過激な運動で活性酸素が過剰に生成されると、ビタミンCの働きでも酸化作用を防ぎきれない場合がありますので、注意して下さい。

2.半身浴

半身浴には、血行を促進させ肌の新陳代謝を高める作用や、ストレスを緩和する効果があります。

ダイエット中は、食事制限やトレーニングによるストレスが蓄積しやすく、それが原因でニキビが発症・悪化してしまう場合がありますので、それらの要因を解消する上に、美肌効果を持つ半身浴は非常にお勧めです。

また、ダイエット効果もありますので、食事制限やトレーニングなどでストレスを感じている方は、是非取り入れてみると良いでしょう。

ブルーライト

ブルーライト最近、よく耳にするブルーライトは視力に悪影響を及ぼすだけで、ニキビには一切関係がないようなものにも思えます。

しかし、実はスマートフォンやPCなどを長時間使用する事によって浴びたブルーライトが、ニキビの要因となる事があります。

ほとんどの人が見逃してしまっているニキビ発症の原因ともなりますので、注意してください。

では、なぜブルーライトが肌に悪影響を及ぼし、ニキビを発症させてしまうのでしょうか?

ブルーライトがなぜニキビを発症させるのか?

普段、多くの人が使用しているスマホやPCから発せられるブルーライトは、目への悪影響だけでなく、肌そのものに直接刺激を与えたり、ニキビが発症しやすい肌を作り出す要因となってしまう事があります。

ブルーライトがなぜ肌に悪いのかという点をしっかりと抑えて、しっかりと対策を行ってください。

1.第3の紫外線による刺激

肌に悪影響を及ぼす紫外線と言えば、「UVA」や「UVB」などが有名ですが、最近では「HEV(ブルーライト)」も紫外線に近い悪影響を持っており、「第3の紫外線」とも言われるほどです。

高いエネルギーをもっている上に、皮膚の最も奥深くに位置する真皮にまで届くため、肌細胞の生成が遅れが生じ、ターンオーバが乱れるといったトラブルが起こる可能性も少なくはありません。

紫外線ほど刺激力が強くはありませんが、乾燥肌・敏感肌といった肌質の方は、ブルーライトによる悪影響を受けやすい状態ですので注意して下さい。

また、「HEV」は紫外線よりも防ぐ事が難しいものですので、パソコンやスマホ自体の設定を変えるなどして発光量を抑えるか、ブルーライトをカットする効果をもつシートなどを貼るなどした対策が良いでしょう。

2.自律神経の乱れ

人間は、夜になると身体をリラックス状態にしてくれる副交感神経を活発化させる「メラトニン」というホルモンが分泌されます。

しかし、ブルーライトを長時間浴びていると、このメラトニンが分泌されにくくなり、常に交感神経が優位な状態となってしまうのです。

交感神経が常に働くようになると、皮脂の分泌量を上昇させる「コレチゾール」が過剰分泌され、ニキビの発症へと繋がってしまう事も。

また、コレチゾールは脳を活発化させる作用も持っている為、脳がリラックスして睡眠状態となっている時間に働くターンオーバーが上手く働かなくなり、ニキビが発症しやすい、または治りづらい肌となってしまいますので、睡眠30分前程は、ブルーライトを発するスマホやPCなどの使用は避けた方が良いでしょう。

3.システインの不足

システインとは、ビタミンCと協力して、肌の新陳代謝を正常化したり、皮膚に染みついてしまったメラニンを排出したり、無色化したりするといった働きをもつ成分です。

実は、このシステインは、目の角質を構造する成分ともなっています。

その為、ブルーライトの刺激によって角質が傷ついてしまうと、それを修復するためにシステインが大量に消費され、肌に必要な分が不足してしまう事も。

その結果、システインが不足した肌は、新陳代謝が正常に機能せず、ニキビが発症してしまったり、メラニンが排出されないままニキビ跡になってしまう場合がありますので、目に及ぶブルーライトの悪影響もしっかりと視野にいれてケアを行うと良いでしょう。

ブルーライトが原因でできるニキビの対策

普段、スマホやPCを長時間使用している方、特に仕事でPCを使用している方は、ブルーライトが原因、または間接的な要因でニキビが発症してしまう可能性があります。

簡単な対策でブルーライトによる悪影響を防ぐ事ができますので、実際に行ってみると良いでしょう。

1.ディスプレイの明るさを下げる。

直接ブルーライトの刺激を浴びる事によって発症してしまうニキビは、ディスプレイの明るさそのものを下げて、光の影響を少なくする事が有効。

ディスプレイの明るさを下げると、ブルーライト以外の光も軽減してしまいますが、肌に及ぶ悪影響は大幅に軽減できますので、仕事場で長時間使用するパソコンなどに、以上の設定を施すと良いでしょう。

軽減量は、ディスプレイが見えにくくならない程度がお勧めです。

2.ブルーライトをカットするメガネ・フィルムを使用する。

主にPC用メガネや、スマートフォンに張り付けるフィルターでブルーライトをカットする仕様のものを用いる事で、メラトニン分泌量の低下や自律神経の乱れを防ぐ事が可能です。

しかし、PCやスマートフォンの光そのものが自律神経を見出し、ニキビを発症させてしまう間接的要因となってしまう可能性もあります。

その為、いくらブルーライトをカットできるからといっても、長時間使用し続けるのはお勧めできません。

できれば30分に1回、最低でも1時間に1回はディスプレイから目を離し、5分ほどリラックスするのが良いでしょう。

3.メチオニンの摂取

メチオニンは、ブルーライトの刺激によって不足するシステインの材料となる必須アミノ酸の一種です。

普段、仕事などでPCを長時間使用している方は、肌に必要なシステインが不足し、ニキビ・ニキビ跡などの肌トラブルが発症しやすい状態になっている可能性が高いので、普段の食事にメチオニンを取り入れると良いでしょう。

メチオニンは主に鶏肉、牛肉、ラム肉などの肉類、マグロやカツオなどの青魚類、豆腐や味噌などの大豆由来食品などに多く含まれています。

なぜ同じ場所にニキビができるのか?

繰り返しせっかくのケアで完治したにも関わらず、同じ場所に繰り返しできるニキビで悩んでいる方は多いかと思います。

特に大人ニキビは、同じ場所に繰り返し発症してしまう傾向があり、一度完治したからといってケアを怠ってしまうと、直ぐに再発してしまいますので、注意してください。

では、なぜ同じ場所に繰り返しニキビが発症するのでしょうか?

また、ニキビの再発を防ぐにはどのような対策を行えばよいのでしょうか?

同じ場所にニキビができる原因

同じ場所に繰り返し発症するニキビの原因は、内的要因であったり外的要因であったりと、様々な要因があります。

その要因は具体的に、以下のようなものが挙げられます。

1.アクネ菌が残っている。

ニキビが発症・悪化してしまう要因の一つとして数えられる「アクネ菌」は、一度治っても空気が少なく、皮脂が微量残っている毛穴の奥深くに隠れている場合も。

目視ではそれを確認する事は出来ないため、「ニキビが完治した」と思ってしまいがちですが、実はニキビが治ったばかりの肌は、再び発症しやすい肌でもありますので注意して下さい。

特に、皮脂分泌量の多いTゾーンは再発の確率が高い為、ニキビが治った後も汚れや余分な皮脂を除去するためのケアを継続的に行うようにすると良いでしょう。

2.毛穴が開いてしまっている。

皮脂や膿が溜まって膨張してしまった毛穴は、ニキビが治った後でも一定期間は大きく開いている状態となります。

その為、毛穴内部の皮脂が酸化してしまう、または汚れが入ってしまうといった要因でニキビが再発してしまう可能性も。

また、逆に周りの毛穴は、広がってしまった毛穴に押されている為、小さく閉じてしまった状態となっているため、皮脂や汚れが詰まりやすく、ニキビが治った周りの部分にニキビが再発してしまう場合がありますので、注意が必要です。

3.免疫力の低下

一度ニキビが発症してしまった部分は、外部刺激から肌を守るバリア機能や新陳代謝が著しく低下しており、ちょっとした刺激やホルモンバランスの乱れなどで再発してしまう可能性が十分にあります。

特に、黄体ホルモンの過剰分泌によって皮脂量が多くなる整理前は、免疫力の低下した肌の大きな負担となりニキビが繰り返し発症してしまう場合も。

それ以外にも、日々のストレスや、紫外線、洗顔の際に起こる摩擦などといった様々な要因で、他の肌質より比較的ニキビが発症しやすくなりますので、ニキビが治った後も、ケアを継続的に行う事が重要です。

再発するニキビを防ぐ

繰り返し同じ場所に発症するニキビを防ぐ為には、再発しやすい肌の状態を早期に回復させるケアが重要。

もちろん、それに加えて洗顔やクレンジングなど基本的なニキビケアを行えば、更に再発を防止することが可能となります。

では、どのようなケアを施せば、弱ってしまった肌を回復させる事ができるのでしょうか?

1.ビタミンAの摂取

ビタミンAには、皮膚の新陳代謝を上げ、ニキビが発症しにくい肌を作り出す、または維持するのに効果的です。

その他にも、皮膚の免疫力ともなる粘膜を生成するのに必要な細胞を作る効果や、アクネ菌の繁殖を抑制する働きも。

その為、ニキビ発症によって弱ってしまった肌や、毛穴奥深くに残っているアクネ菌が再度ニキビを発症させてしまう事を防ぐのに効果的なビタミンです。

主に鶏レバー、豚レバー、ニンジン、パセリ、ほうれん草などに多く含まれています。

2.トコトリエノールの摂取

トコトリエノールはビタミンEの一種で、主に強い抗酸化作用や血行促進に優れた効果を発揮する成分です。

また、皮膚の新しい細胞を生成する真皮の働きを促す作用がある為、ニキビによって壊れてしまった肌細胞を早期で回復させる事が可能。

パーム油をはじめとした食用油、アボカド、米ぬか、大麦、ナッツ類などに多く含まれている成分ですので、ニキビ改善後も積極的に摂取すると良いでしょう。

3.保湿ケア

主にセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、NMFなどの保湿成分を含んだスキンケア用品で肌にツヤやハリを与える事で、広がってしまった毛穴を収縮させる事ができます。

その上、肌表面のバリア機能を高める事もできる為、繰り返し発症してしまうニキビには、継続的な保湿ケアが非常に重要。

保湿成分は、化粧水や洗顔料、クレンジング剤に多く含まれていますので、ニキビの再発に悩まされているかたは、そういった成分も意識してスキンケアを行うと良いでしょう。

4.イソフラボンの摂取

生理前になるといつも発症するニキビに効果的な成分が「イソフラボン」。

イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)と同等の働きがあり、生理前の皮脂過剰分泌を抑えたり、肌の保湿作用を促す効果を持ちます。

その為、生理の度に繰り返し発症するニキビには効果的な成分と言えます。

主に、大豆を由来とした食材(納豆、豆腐、味噌など)に多く含まれており、比較的安価で購入できるものがほとんどですので、毎月生理前に発症するニキビに困っているという方は、食事にイソフラボンを取り入れてみて下さい。

 

 

敏感肌

敏感肌よく、ニキビが発症する原因として敏感肌という肌トラブルを挙げられる事があり、現代女性の7割は「私は敏感肌だ」と感じているようです。

しかし、敏感肌は、水分不足で引きおこる乾燥肌や、皮脂の過剰分泌で引きおこる脂性肌と違い、それといった明確な原因が不明確で、どのようなスキンケアを行えばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

敏感肌は、普通の肌と比較して刺激を受けやすく、ニキビなどの肌トラブルを発症しやすい状態ですので、原因をしっかりと理解した上で、正しいスキンケアを行いましょう。

敏感肌ってなに?

敏感肌は、その名の通り肌が敏感な状態になっており、健康な肌と比較して、刺激のつよい洗顔料や化粧品、紫外線のダメージで荒れや炎症、ニキビなどの肌トラブルが発生しやすく、衣類をきているだけで痒みやピリピリとした痛みを感じてしまう肌です。

最近では、こういった敏感肌に悩む人の為に「敏感肌用」のニキビケア用品や化粧水、洗顔料などが販売されているほどです。

しかし、実は敏感肌という言葉の定義はなく、普通の肌に比べて、外部刺激による炎症やニキビ、痒みといった反応が起こりやすい肌を一般的に敏感肌と呼ばれています。

その為、皮膚科などの専門家に受診しても、敏感肌であるというのが判断できないのが実際のところです。

敏感肌と乾燥肌は同じ?

乾燥肌は外部刺激によるダメージを受けやすくなり、ニキビや肌荒れといったトラブルを引き起こしやすくなるといった、敏感肌と症状が非常に似ている為、敏感肌=乾燥肌と考える方が多くいるのではないでしょうか。

実際のところ、多くの方が考える通り敏感肌の原因は、ほぼ「乾燥」です。

皮膚は強い紫外線や誤ったスキンケアといった外部刺激、または湿度の低い環境が原因で、肌の水分を保持する「セラミド」が肌外部に蒸発し肌内部の乾燥が始まります。

セラミドは、肌を外部刺激から守る「バリア機能」を作る成分である為、これが減ってしまうと、細菌や紫外線、花粉といった外部刺激から肌を守るバリア機能の強度が著しく低下し、結果として抵抗力の弱い「敏感肌」となります。

敏感肌は医学的な言葉ではなく、刺激による反応を起こしやすい肌を一般的に敏感肌とよんでいるので、同様の症状をもつ乾燥肌を「敏感肌」と考えるのも間違いとは言えません。

しかし、敏感肌の原因が必ずしも「肌の乾燥」という訳ではありませんので、その点は注意して下さい。

敏感肌を改善するには?

敏感肌の根本的な原因は、肌の刺激に対する抵抗力が弱まってしまう事であり、主に肌を外部刺激から守っているのは、肌表面の「皮脂膜」と肌内部の「角質層」がもつバリア機能です。

その為、敏感肌によるニキビなどに悩んでいる方は、まずバリア機能を正常な状態に維持、または回復させるケアを実施して下さい。

バリア機能を正常な状態に維持、または回復させるセルフケアは以下のものが挙げられます。

1.肌の保湿・保水

敏感肌の改善だけではなく、ニキビの予防・改善にも非常に効果的なケアが「保湿ケア」です。

肌の乾燥が原因で起こっている敏感肌には、アミノ酸、ミネラル、セラミドといった保湿成分を含んだニキビケア用品や化粧品などを用いて、保湿ケアを正しく継続的に行う事で改善する事が可能です。

アミノ酸やミネラルは、水分の吸収率が高いNMF(天然保湿因子)の成分であり、保湿効果だけではなく、不足した水分を補水する役割があり、角質層の乾燥によって弱まってしまったバリア機能を回復させてくれます。

セラミドは、角質層の細胞と細胞を繋ぐ接着剤の役割をもっており、肌内部へ紫外線や摩擦といった外部刺激が及ぶことを防ぎます。

2.必須脂肪酸の摂取

必須脂肪酸は、バリア機能を持つ角質層を構想する細胞を生成する上で欠かせない脂肪酸です。

角質層は、皮膚の奥深くに位置する基底層から常に生成されている細胞によって構成されており、古くなっ角質は新しい細胞によって、自動的に肌の外部へ押し出さるを繰り返し、常に正常な状態を保っています。

しかし、基底層の細胞生成スピードが、生活習慣の乱れやストレスなどの内的要因によって遅れてしまうと、古い細胞が角質層に残ってしまい、結果としてバリア機能が弱い敏感肌となってしまいます。

このような現象を改善・予防する働きを持っているのが必須脂肪酸です。

必須脂肪酸は、オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸が存在し、3対1というバランスで摂取するのが理想的で、片方を過剰摂取している、または不足していまうと、バリア機能が弱まる原因となりますので注意してください。

オメガ6系脂肪酸は、ゴマ油、サラダ油、マヨネーズ、べにばな油に多く含まれており、オメガ3系脂肪酸はイワシ、マグロ、サーモンといった魚類に多く含まれています。

3.アレルギー体質の人はアレルゲンに注意

敏感肌は乾燥だけではなく、アレルギーが原因でもともと肌が弱い先天性の場合もあります。

本来、ニキビ悪化の主な原因とはなりにく花粉やハウスダストなどでも、アレルギー型の敏感肌である場合は非常に注意が必要です。

もし、敏感肌によるニキビ対策をしているのにも関わらず、ニキビが悪化してしまったり繰り返し発症するといった症状がある場合は、アレルゲンをなるべく吸引・付着させない対策を実施してください。