ニキビのステージ
ニキビといっても、細かく分類すると、6つに分けることができます。
対処法もニキビのステージによって変わりますので、自分のニキビの状態を知ることはとても大切です。
1微小面皰
肉眼では発見できないものの、毛穴がつまり、狭くなっている状態で、ニキビの最初期の段階になります。
角質層が柔軟性を失って、異常角化という状態になり、毛穴が小さく硬くなります。
すると、毛穴の出口が角栓(皮脂や角質)で塞がれ、毛穴詰まりが発生。皮膚が厚みを増し、毛穴が目立つ状態になっています。
肉眼で確認できるニキビになる前に、この段階ですべてのニキビの発生を抑える日々のニキビケアが非常に重要です。
2白ニキビ 閉鎖面皰
目に見えるニキビの初期段階で、皮脂の過剰分泌により毛穴が塞がり、皮脂が排出されず溜まってしまっている状態を、その色から白ニキビと呼びます。別名をコメド、閉鎖面皰とも言います。
3黒ニキビ 開放面皰
溜まった皮脂が表面に押し出されて酸化し、黒く変色したニキビを「黒ニキビ」を呼びます。
4赤ニキビ 丘疹(きゅうしん) 紅色丘疹
アクネ菌の増殖により、皮膚が炎症を起こして赤くなったニキビを「赤ニキビ」と呼びます。
5黄色ニキビ 膿疱 うみ
赤ニキビの炎症がさらに悪化して、膿が出たものを「黄色ニキビ」と呼びます。赤みがひどくなり、腫れて熱を持つことさえあります。
6紫ニキビ 嚢胞
最も重いニキビで、強い炎症を伴うものを、「紫ニキビ」と呼びます。
アクネ菌とは
ニキビの原因として挙げられるアクネ菌。しかし、アクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス)自体は、肌の常在菌で、誰の肌にも存在するもの。
ニキビのできやすい部位
皮脂がニキビの原因になるため、お顔や背中、お尻など皮脂を多く分泌される部位にできやすくなります。