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ビタミンBとニキビの関係

 Category:ニキビの原因, ニキビの食生活 Tags:, ,

ビタミンB群

ビタミンBビタミンBには、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類が存在し、これを総称して「ビタミンB群」または「ビタミンB複合体」と呼ばれています。

このビタミンB群の中でも、ビタミンB2、パントテン酸、ビタミンB6の3種はニキビとの関係が深く、適切な量を摂取すれば食生活だけでもケアや予防を可能としています。

ニキビや肌荒れなどのケアに絶対欠かせない栄養素ともなっていますので、しっかりとビタミンBの知識を身に着け、ニキビケアに役立ててください。

ビタミンB2の働き

ビタミンB2には、三大栄養素でもある炭水化物、たんぱく質、脂質の代謝を促進させる働きがあります。

三大栄養素は身体に必要とされる栄養素の中でも、特に重要とされている成分の総称を言います。

三大栄養素の一つであるたんぱく質は、皮膚のハリを保つコラーゲンや、ターンオーバーを正常に働かせるのに重要とされる各種細胞もビタミンB2から生成されています。

また、ビタミンB2には脂質の代謝をコントロールし、皮脂の分泌量を健康な状態に保つ、または過剰に分泌されている皮脂を正常な状態に戻す働きもあります。

このように、ビタミンB2はエネルギー代謝や細胞の新陳代謝には欠かせない栄養分ですので、これが不足してしまうと、ターンオーバーの乱れ、肌荒れ、ニキビのできやすい肌となってしまいます。

■ビタミンB2が多く含まれる食材

成人男性推奨量1.2mg 成人女性推奨量1.6mg

ビタミンB2(mg/100g)
豚レバー 3.60 鶏ハツ 1.10 納豆 0.56
牛レバー 3.00 牛ハツ 0.90 卵黄 0.52
焼きのり 2.33 ウナギ 0.75 舞茸 0.49
鶏レバー 1.80 ウズラの卵 0.72 モロヘイヤ 0.42

パントテン酸の働き

パントテン酸は、補酵素Aを構成する成分として働き、糖代謝や脂質代謝の促進にかかわる重要な栄養素となっています。

補酵素とは、名前の通り、体内での消化活動、新陳代謝などの生命活動を正常に維持するのに必要な「酵素」を助ける働きがある成分です。

その補酵素の一つ、補酵素AはコエンザイムAとも呼ばれ、約140種類もの作用があります。

その中でも代表的なのは、三大栄養素がエネルギーになる為に必要な活性酸素を生成する働きです。

たんぱく質や脂質といった、肌にかかわる栄養祖がしっかりとエネルギーになることで肌の新陳代謝が向上し、ニキビができにくい、または治りやすい状態を維持することが可能です。

その他にも、パントテン酸は、抗ストレスホルモンの一つである副腎皮質ホルモンの働きを促進させ、ストレスへの抵抗力を高めてくれる働きもあります。

ストレスは、自律神経を狂わせる事で活性酸素を過剰に分泌させ、皮膚細胞を傷つける原因になりますので、パントテン酸を適量摂取し、しっかりとストレス対策も行うのが、良いニキビケアと言えます。

■パントテン酸が多く含まれる食材

成人男性推奨量6mg 成人女性推奨量5mg

パントテン酸(mg/100g)
鶏レバー 10.10 卵黄 4.33 いくら 2.36
豚レバー 7.19 納豆 3.60 鶏むね肉 2.32
牛レバー 6.40 鶏ささみ 3.08 モロヘイヤ 1.83
鶏ハツ 4.41 すじこ 2.40 アボカド 1.65

ビタミンB6の働き

ビタミンB6は、皮膚をつくる成分としても重要な、たんぱく質の代謝に大きく関わる栄養素です。

人の身体は、約20%のたんぱく質が占めており、このたんぱく質を構成しているのは20種類のアミノ酸です。

たんぱく質が、胃でアミノ酸に分解されてから体内へ吸収され、皮膚や筋肉など、代謝を促進させるためにタンパク質を必要とする格組織で再合成されます。

ビタミンB6は、タンパク質をアミノ酸へ分解する酵素と、アミノ酸を再合成させる酵素の補酵素として重要な役割を果たしてくれています。

その為、ビタミンB6が不足すると、たんぱく質を必要とする組織に栄養が上手く送られず、肌の新陳代謝の低下、肌荒れ、皮膚炎などのトラブルが多くなる傾向があります。

■ビタミンB6が多く含まれる食材

成人男性推奨量1.4mg 成人女性推奨量1.2mg

ビタミンB6(mg/100g)
ニンニク 1.5 鶏ひき肉 0.68 豚レバー 0.57
牛レバー 0,89 いわし 0.68 さんま 0.54
まぐろ 0.85 鶏レバー 0.65 あじ 0.51
かつお 0.76 0.65 さば 0.51

ビタミンB群の過剰摂取は大丈夫?

ビタミンには、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンという2つの性質があり、基本的に過剰摂取が危険とされているのは、尿や汗と一緒に排出されない脂溶性ビタミンです。

その為、水溶性であるビタミンB群は、不必要な分が汗や尿と一緒に排出されるので、通常の食事で摂取する分には、過剰障害が起こることはほぼありません。

しかし、食事以外にもサプリメントと合わせて、継続的に過剰摂取を続けていると、稀に過剰障害が起こる可能性があります。

特にビタミンB2、ビタミンB6は過剰障害の症状が確認された実例がありますので、症状が発生する可能性が低いと言えども注意が必要です。

ビタミンB2とB6を除く他のビタミンB群はについては、まだ過剰障害の症状が確認された実例はありませんが、どちらにせよ過剰摂取は体に負担をあたえますので、避けるのが良いでしょう。

サプリメントに頼らず、食事だけのビタミンB群を摂取する分には、過剰障害が起こる可能性はありません。